テーマ:社交ダンス(8695)
カテゴリ:映画のはなし
アメリカの出会い系サイトがそれほどうさん臭くないんだなというのが分かった映画でした。
私のNYに住む友人がそういうので知り合った男性と結婚したみたいなこと聞いたときは凄く驚いたんですが、この映画見る限り健全な相手探しのサイトがいろいろあるみたいですね。 書いてる内容が『超グラマー』とか必ずしもホントとは限らないんですけど、まあ出会いのきっかけにはなるでしょう。 映画の主人公サラ(ダイアン・レイン)はアラフォーの幼稚園の先生。最近離婚してすっかり落ち込んでいたんですが、世話好きの家族が勝手に出会い系サイトに登録しちゃうんです。 写真つきで自己PRと希望の相手のタイプを書くんですけど、そこに『犬好き求む(Must Love Dogs)』って書いて、それが原題になっています。 興味を持った男性がメールを送って来て、その中から良さそうな人に連絡して会ってみるみたいな流れですが、想像の通り変な人ばっかりなんですよね。 でも中にはいい人もいるみたいです。 ソーシャルネットワーク見た時も、自分のことをフェイスブックに登録して5億人の人にシェアされたらなかには情報を悪用する人もいるんじゃないかって思ったりしましたが、もっと考え方がドライなんでしょうか。 日本人独特の演歌のようなノリで泣いてすがって地獄までみたいなことをされたら、普通こんな情報提供できないですよ。 日本もここ最近は離婚率が上がって来て、別れたら次の人的な考え方になって来てると思いますけど、それほど恋のトライ&エラーには慣れてないような気がしますね。 ラテン系の男性なんかは振られてもすぐ次の人って感じで、恋愛センサーの太さが違う気がしますが…。 さて映画の方ですが、わりと奥手なサラに対して70を超えたお父さんの方がネットで知り合った女性たちをバンバン家に呼んじゃったりしてやり手です。 詩が大好きなお父さん、ロマンチックな文章を載せるもんで、それにつられてサラまで待ち合わせ場所に行ってしまったり。 『男を探すならスーパーよ。買い物リストを持ってる男は既婚者、冷凍食品を買い込んでたら独身。』 なかなか一理あるなと思いますね。大将は一人で冷凍お好み焼きなんか買って来たりしますけど。 園児のお父さんにもちょっとイカした人がいたり、ゆれる女心を描いたラブコメですね。 ゲイリー・デイヴィッド・ゴールドバーグ監督作品。2005年アメリカ映画です。 予告編はこちらからどうぞ。 理想の恋人.comお気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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