テーマ:社交ダンス(8395)
カテゴリ:旅行記
<名水めぐり>
試合翌日、伏見の方へ散策に出かけました。 伏見は水が美味しいことで知られていますが、この期間『伏見名水スタンプラリー』というイベントをやってまして、5カ所以上回ると何やら抽選でプレゼントが当たるそうです。 京阪の伏見桃山駅からだらだら坂を上って行くとすぐに最初の名水、御香宮神社に行き当たります。ここの水は御香水(ごこうすい)と呼ばれてるとのこと。 名水100選に選ばれてるそうなんですけど、そういえば和歌山の紀三井寺もそうでした。 なんか今年は名水に縁があるのかな。 こういう湧き水が近所にあると、断水になっても大丈夫だねなんて大将と話してました。 こどもの日が近いせいか、お宮参りの赤ちゃん連れが大勢いらして結構賑わってましたね。 森林浴を楽しみながら、小砂利のだらだら坂をさらに上って行くと伏見城。 大将が言うには、伏見城のそばに昔なんとかいう遊園地があったそうで、いまは運動公園になっています。 階段じゃなくてよかった...。 でもここ、やけにハチがいっぱい飛んでてちょっと怖かったです。お花がいっぱいなので人間を刺そうなんてあんまり考えてないと思いますけどね。 伏見城の隣に桓武天皇陵がありました。 794年、『鳴くよ鶯(うぐいす)平安京』って覚えた平安京の創設者ですよね。 冗談みたいですけどこの辺り、鶯だらけであっちからもこっちからも『ホー、ホケキョ』でした。 さて、水が美味いってことは酒がうまいってことで、この辺りはお酒作りで有名な店がいろいろ建ち並んでいます。 その一つが黄桜酒造。 カッパカントリーには歴代のCMを見せてくれる場所やレストラン、展示館などがあって、ここでお昼ご飯を頂きました。(地ビールの話しはまたのちほど) ここにも伏水(ふしみず)と呼ばれる名水が湧き出てます。 カッパカントリーのすぐそばに、坂本龍馬の寺田屋事件で有名な寺田屋がありまして、ここも観光客で賑わってました。 もともと船宿だったので、いまでもすぐそばの川には観光用の三十石舟(清水の次郎長の浪曲で石松が乗った奴でしょうか)や十石舟が運転されています。 折角だから舟に乗ってみようかと思ったら満席。 『十石舟なら三十石の料金三分の一かな』なんて思ったんですけど、両方同じく千円でしたね。 川沿いを歩いて行くと長建寺というお寺があって、ここでも閼伽水(あかすい)という名水が湧いています。 反対側の川沿いに続いていた粋な黒塀は月桂冠大倉記念館でした。 黄桜は入場無料だったのにここは300円とられるんです。どうしようかと思いましたけど入ってよかったですよ。 お土産もらっちゃいました。月桂冠の純米酒2缶。それに利き酒もさせてもらえます。40年前と現在の大吟醸飲み比べ。それにプラムワイン(梅酒じゃないそうです)も試飲させてもらえました。ここにも名水があって『さかみず』というそうです。 さらに少し歩いて行くと鳥せい本店があって、ここも名水どころでした。白菊水(しらぎくすい)と呼ぶそうです。 皆がそこの水を飲んでる所を写真に写しているカメラマンさんがいらして、何に使われるのか分かりませんが私も写ってきました。 もう5つ以上めぐったからこの辺でいいかなとも思ったんですが、名前が気になってここは行ってみたいというのがもう一つありました。 大黒寺にある金運清水(きんうんしみず)。これは飲んどいた方がよさそうです。 瓶の中にお金入れるといいらしいので、小銭全部(その時たまたま5円しかありませんでした)入れてきましたよ。 寺田屋で聞いた説明によると、寺田屋騒動で亡くなった薩摩藩士が西郷隆盛によってここに葬られたとのことでした。 丹波橋駅に向って歩いていると、キンシ正宗の本社があって、お休みなのに門が開いています。 オートバイにタンク積んで水汲みに来られている方がいました。説明読んだら会員制だそうです。 ここもスタンプラリーに入ってました。常盤井水(ときわいのみず)と言うそうです。 京都に戻って最後に西本願寺に行きました。 今年、親鸞上人750回忌ということで大掛かりな法要があるようです。 東本願寺も行ったんですが、もう時間が遅過ぎたのか門が閉まっていて、気がつけば帰りの新幹線ギリギリになってました。 城巡り、名水めぐり、楽しかったですけど、一日中歩いて脚が棒です。(いつもこうだな...) (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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