テーマ:社交ダンス(8695)
カテゴリ:映画のはなし
携帯電話の普及とともに、ここのところグッと使われる頻度の減った電話ボックス。
でもそこから電話をかけなければいけない場合もあるんですよね。 震災のとき、携帯電話が通じなくて公衆電話が長蛇の列になっていました。 この物語は、携帯を使うと浮気がばれるからという理由で電話ボックスを利用していたある男の悲劇を描いています。 スチュ(コリン・ファレル)は今日もパムに電話ボックスからかけていました。 いつも同じ時間帯に,なんとか彼女を口説き落とそうと得意の話術で誘いをかけます。 パムに軽くかわされ,電話ボックスを出ようとしたとき、その電話が鳴るんですね。 『人は電話が鳴ると思わず受話器を取ってしまう』 皆さんならどうしますか? ここで電話をとらなければ,何も起こらなかったかもしれません。 でもスチュは取ってしまうんですね。それはどこにいるのか分からない狙撃手からの電話だったんです。 狙撃手はなぜか彼のことをよく知っていました。 奥さんのケリーのことも、不倫相手として狙っているパムのことも、スチュの芸能コンサルタントの仕事のことも。 いったい犯人は誰なのか。なぜ理不尽な要求を次々と突きつけてくるのか。 早く電話ボックスから出ろとスチュに殴り掛かって来た男は狙撃手によって射殺されてしまい、スチュが銃を持った立てこもり犯にされてしまいます。 警察に取り囲まれ、報道陣にも中継され、でも電話ボックスから出ると狙撃手に殺されるスチュの運命はいかに。 彼の胸には赤外線標準の赤い光線がロックされていました。 フォーン・ブース(原題:Phone Booth)は、2002年にアメリカで製作されたサスペンス映画。 ジョエル・シュマッカー監督作品です。上映時間81分と短いんですが、行き詰まる状況で随分長く感じました。 コリン・ファレルが鬼気迫るいい演技してます。アレキサンダーよりこっちのほうがいいかも。 面白かったです。 予告編はこちらからどうぞ。 フォーン・ブースお気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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