テーマ:社交ダンス(8651)
カテゴリ:映画のはなし
明日は日本全国で皆既月食が見られます。
この自然現象はそれほど珍しいものではありませんが、満月のときにしか起こりません。しかも見られる地域は限られていて、数時間で終わります。 月食というと月が消えてしまいそうな気もしますが、地球の大気で屈折した光が月面に反射するので月は消えずに赤く見えるんですね。 昔の人は何か不吉なことが起こる前兆として捉えられていたというのも納得できる気がします。 今日ご紹介する映画『赤ずきん』にも赤い月が出て来ました。何日も続くので月食ではなさそうです。 子供のころ童話で読んだお話には月の話しなんて出てきませんでした。 森の奥に住んでいる祖母を訪ねて行った赤ずきんちゃん、実はベッドに寝ていたのはオオカミで、祖母は既に食べられた後だったんですよね。 『おばあさんのお口はどうしてそんなに大きいの?』 みたいなやりとりがあって、結局赤ずきんちゃんも食べられちゃうんでした。 オオカミなんだから丸呑みはしないだろうと思いますが、小屋を通りかかった猟師がオオカミを退治して二人をお腹から出すというハッピーエンド。 子供のころはオオカミってどんなにでっかい動物なんだろうと思いましたよ。言葉もしゃべれるんだと思ってました。 映画の方の赤ずきん(アマンダ・サイフリット)は大人になっています。すごい美人さん。 子供のころからピーター(シャイロ・フェルナンデス)が好きだったんですが、親に決められた結婚相手ヘンリー(マックス・アイアンズ)との間でゆれ動きます。 二人ともタイプの違ういい男ですよぉ。私はどっちか言うとヘンリーの方が好きかな。 そんなとき、赤ずきんちゃんの姉がオオカミに殺されてしまいます。 村人たちはオオカミの存在を恐れ、満月の夜には生け贄を捧げていていました。 この事件でオオカミ退治の気運が高まり、魔物退治で有名なソロモン神父を招聘することになりました。 神父さんの話しによるとオオカミは実は狼人間で、普段は人間の姿をしていると言います。 神父さんも自分の奥さんが狼女だなんて知らずに長年一緒に暮らして来たなんて言うもんですから、『一体誰がオオカミなんだ。』ってみんな疑心暗鬼になります。 しかも赤い月の夜にオオオカミに噛まれると、自分も狼人間になってしまうそうです。 殺された赤ずきんちゃんのお姉さんはヘンリーのことが好きで、彼のもとに通ってたらしいという事実も発覚。 ヘンリーが狼なの? でも、ピーターが狼の方がなんか座りがいいですよね。 この映画ファンタジーかと思ってたんですけど、ホラーみたい。 それほど怖くはありませんが童話って本当は怖い話らしいですもんね。 白雪姫もホラーだったし。 『赤ずきん』(原題: Red Riding Hood)は、2011年のアメリカ映画。デヴィッド・レスリー・ジョンソンが童話『赤ずきん』を基にして脚本を書き、キャサリン・ハードウィックが監督を務めました。 予告編はこちらからそうぞ。 赤ずきんお気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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