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2013/09/02
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テーマ:社交ダンス(8410)
カテゴリ:ニュース
埼玉・千葉を襲った竜巻のニュースでもちきりです。

去年、茨城でも竜巻があって大きな被害が出ましたが、竜巻のエネルギーってものすごいものがありますね。

遭遇された多くの方が動画撮ってますから、時間が経つに連れてテレビでもどんどん紹介されて破壊力の凄さを目の当たりに出来ます。

オズで映像化されていた通り、まさに別世界に飛ばされそうな勢いでした。





竜巻の強さを表す単位として『藤田スケール』というのがテレビで紹介されています。

名前の示す通り、日本人の藤田さんという先生のお名前を冠した竜巻の尺度。

去年の茨城はF3で、今回のも同レベルかF2くらいと推定されているそうです。

藤田先生はシカゴ大学の名誉教授で竜巻の研究の第一人者とのこと。





研究者の名前が単位になっているのってたくさんありますね。

たとえば電気の単位のワットとかボルトとかアンペアがそうです。

ワット(watt) -- ジェームズ・ワット(1736-1819、イギリス)
ボルト(volt) -- アレッサンドロ・ボルタ(1745-1827、イタリア)
アンペア(ampere) -- アンドレ=マリ・アンペール(1775-1836、フランス)

ラジオの周波数を表すヘルツや天気予報に出てくるパスカル、温度の摂氏もそう。

ヘルツ(hertz) -- ハインリヒ・ヘルツ(1857-1894、ドイツ)
パスカル(pascal) -- ブレーズ・パスカル(1623-1662、フランス)
セルシウス度(摂氏)-- アンデルス・セルシウス(1701-1744、スウェーデン)





福島原発の問題で急にニュースに出るようになった放射線関係の単位シーベルトやベクレルも人の名前です。

シーベルト(sievert) -- ロルフ・マキシミリアン・シーベルト(1896-1966、スウェーデン)
ベクレル(becquerel)-- アンリ・ベクレル(1852-1908、フランス)

長さの単位でオングストロームとか、スピードのマッハとかも耳にすることがありますね。

オングストローム(ångström) -- アンデルス・オングストローム(1814-1874、スウェーデン)
マッハ数(Mach number) -- エルンスト・マッハ(1838-1916、オーストリア)





ヨーロッパの科学者の名前が圧倒的に多い中、単位になってる日本人が二人いらっしゃるようです。

1人は湯川秀樹先生。1ユカワは10のマイナス15乗メートルという原子核レベルの長さを測る単位で普段は使いませんね。

イタリアの物理学者エンリコ・フェルミにちなんだ1フェルミと同じ長さだそうです。

どちらも国際単位系(SI)には採用されていませんが、使われてるだけでも凄いですよね。




もう1人が竜巻の藤田 哲也先生。

アメリカ合衆国では、年間1000個前後の竜巻が発生しているそうですが、日本でも最近ニュースで耳にする回数が増えました。

突然発生してあっという間に強烈な爪痕を残して行く竜巻。

竜巻注意報とか出ても慣れてないのでどうしていいのかよく分かりませんよね。

走って逃げ切れるもんなんでしょうか。





wikiに載っている藤田スケールの説明では以下の通り。

F0(風速32メートル以下)
被害は比較的軽微。煙突の損傷、木の枝が折れる、根の浅い木が傾く、道路標識の損傷など。

F1(風速33-49メートル)
中程度の被害。屋根がはがされたり、自動車で引く移動住宅などは壊れたりひっくり返ったりする。移動中の自動車は道から押し出される。壁続きのガレージは破壊される。

F2(風速50-69メートル)
大きな被害。家の壁ごと屋根が飛び、強度の弱い木造住宅や移動住宅などは破壊され、貨車は脱線したりひっくり返ったりし、大木でも折れたり根から倒れたりする。軽いものはミサイルのように飛び、車は横転したり数十メートル程度飛んだりする。

F3(風速70-92メートル)
重大な被害。建て付けの良い家でも屋根と壁が吹き飛ぶ。列車は脱線転覆、森の大半の木は引っこ抜かれ、ダンプカーなどの重い車でも地面から浮いて飛んだりする。

F4(風速93-116メートル)
深刻な大被害。建て付けの良い家でも基礎が弱いものはちょっとした距離を飛んでいき、車は大きなミサイルのように飛んでいく。

F5(風速117-141メートル)
あり得ないほどの甚大な壊滅的被害。強固な建造物も基礎ごと吹き飛んでいってしまい、自動車大の物がミサイルとなって数百メートルを超過して空を飛び交い、どこからともなく大型トラックが降ることもある。樹木も根こそぎ宙を舞い、とにかく信じられないような大惨事になる。

F6(風速142-169メートル)
もし発生するようなことがあるならば、未曾有(みぞう)の超壊滅的な被害が予想される。この階級以上の竜巻の発生率は全体から見てもごくごくまれな割合である。

F5とかF6レベルはほとんど発生しないようで、竜巻の7〜8割はF0とかF1レベルのようです。

F0でも台風並みの風速ですから、こわいですね。







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Last updated  2013/09/03 12:44:09 PM
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