テーマ:社交ダンス(8695)
カテゴリ:ワンポイントレッスン
『右スウェイって、どっちだっけ?』
右が上がるんでしたか、下がるんでしたか? そう言うレベルの人がスウェイに関して語れるのかと思いますが、前回のレッスンの時に頂いた石原メモに回転の三原則に加えてもう一つ☆付きで書かれていた事がありました。 それがコスメティックスウェイの右スウェイは『Sway + Slide』というもの。 コスメティックスウェイの反対語はテクニカルスウェイというらしいんですが、まず順を追ってスウェイからお話ししたいと思います。 ラジオ体操第一の『身体をヨコに曲げる運動』のように、どちらかの脇腹を伸ばす方向の動きをスウェイといいます。 自転車とばしてカーブ曲がるとき、遠心力に負けないように自転車傾けますよね。 それと同じで踊りでも右に曲がりたい時、右肩が下がって左肩が上がる、これを右スウェイと言います。 逆に左に曲がる時は左が下になる方向に傾く左スウェイですね。 テクニカルスウェイと言うのは骨盤の角度まで変わるマジなスウェイで、コスメティックスウェイというのはそんなにスピード出てないのにおしゃれで傾くウソのスウェイ。 骨盤の角度は変わらず、肘だけが上下するんです。 メモの話しに戻ると、そのコスメティックスウェイの中でも右スウェイの時は、ただ右に傾くだけではなくてヨコにスライドしろと言っています。 どんないい事があるんでしょう。 女性もそうなのかちょっと分からないんですけど、男性は確実にいい事あります。 右肘の高さが変わらないんですよ。 女性の背中に回してる方の男性の右肘って、下がるとカッコ悪いですよね。 女性が重過ぎて踊ってる間に下がって来るパターンとかぶって、一瞬下手な人に見えたりするんです。 本気でスウェイするテクニカルスウェイの時は下がってもしょうがないでしょうけど、カッコつけて傾いてるフリしてるだけなら右肘は極力下がらない方が見栄えはいいです。 男性がカッコ良く右スウェイしてる時、女子は何をすればいいんでしょうか。 単純な左スウェイなはずありませんね。 スーパーエクステンションとでもいいましょうか、自分の左肘の外側から二の腕覗き込むような格好します。 どんなときにそんなスウェイするのかというと、実はいっぱい使っています。 たとえばワルツのナチャラルターンの3歩目もそう。 スローフォックストロットのフェザーステップもそう。 踊ってるうちに疲れて来るとボディのトーンは下がるし、肘も下がるし、顎も下がるし何しろ全体的に下がって来ますね。 多分ダンスって基本高い位置で踊るような気がします。 より美しく見えるためのちょっとしたコツ、まだいろいろ出てきそうです。 でもこれ、ずっとやってると首がもげそう…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015/06/04 11:40:49 PM
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