テーマ:社交ダンス(8651)
カテゴリ:映画のはなし
むかしむかし、あるところにジャックという少年が住んでいました。
ジャックと豆の木の話、子供の頃に童話で読んだ気がするんですがどんな話だったかはっきり思い出せずにこの映画を見ました。 お姫様なんか出てきたかな? 天空に住む巨人が地上に攻めてくる様は、まるで進撃の巨人でした。 でも、面白かったんです。 『天空の城ラピュタ』、『魔女の宅急便』に続く日テレ金曜ロードショーのファンタージー3連発。 皆さん、ご覧になりましたか? 最近の映像技術は素晴らしくリアルなので実写ファンタジーが感動的です。 この物語のキーとなるアイテムが2つあるんですね。 魔法の豆と魔法の王冠。 この物語の舞台も中世のイギリスのようでしたが、その時代に既にあったおとぎ話がありました。 子供達はみんな知ってるお話。 魔法の豆の木が天空を貫いて伸び、そこに住んでいた巨人族が降りてきて人間を食べ始めるという怖い話ですが、勇敢なアルフレッド王が巨人の心臓から作った冠で巨人族を制し、天空に返したというのです。 その豆が何の因縁か貧しい農民の青年ジャックの手に渡るんですね。 一方魔法の冠の方はロデリック卿が抑えていて、いつか巨人族を従えて王様を倒し自分が世界を支配しようと密かに企んでいました。 ロデリック卿の野望はそれだけではなく、親子ほども年の離れたイザベル姫と結婚して王国を乗っ取ろうとも考えていたんです。 『決して水に濡らしてはいけない。』 と言われていた豆粒が一粒だけ不可抗力で雨に濡れてしまい、ロデリック卿との結婚話から逃げてきて雨宿りしていたイザベル姫を巻き込みジャックの家ごと天空に。 蔓の伸び方が迫力満点でした。 イザベル姫救出のために豆の木を登る王の精鋭部隊とジャック。 時が来たりと密かに王冠を鞄に忍ばせて同行するロデリック卿。 勇敢で誠実な騎士の役をユアン・マクレガーが演じてました。パン生地に巻かれて巨人族のオーブンで焼かれそうになってましたけど、オビワンがんばれ! 傍若無人の荒くれ巨人が王冠を前にひれ伏す様は、まるで水戸黄門の印籠が出たクライマックスにも似て爽快です。 『ジャックと天空の巨人』(原題: Jack the Giant Slayer)は、ブライアン・シンガー監督の2013年アメリカ映画です。 『ファンタジーなんてバカバカしくて見てられるか。』 と思っていらっしゃる方にもオススメの本当に面白いおとぎ話でした。 公式サイトはこちらです。 ジャックと天空の巨人 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016/01/31 10:51:07 AM
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