テーマ:社交ダンス(8389)
カテゴリ:旅行記
<シシィ博物館>
絶世の美女と称えられたオーストリア皇妃はシシィの愛称で親しまれていました。 1837年にバイエルン王国の王女として生まれたエリザベートは16歳の時に従兄弟のオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世に見初められて皇妃となります。 結婚生活はそれほど楽しいものではなかったようです。 仕事の虫で書斎から出てこない夫、そしていつも監視の目を光らせ小言を言ってくる姑。 自由な環境で育った彼女にとって宮廷生活は息の詰まるものだったようです。 身長172センチ、体重45キロ、ウエスト51センチというモデル体型を生涯維持するために、当時誰も持っていなかったジムを宮廷内に作ってワークアウトに励んだそうです。 彼女のドレスが飾られてたんですが、そのウエストの細いこと。 つり輪とか、ろくぼくとかの運動器具も展示されてました。 一時期乗馬にもハマってその腕前はオリンピックレベルだったとか。 しかしやがてオーストリアから逃避するように旅から旅への生活に変わっていきます。 1898年、旅の途中に暗殺されるというまるでドラマのような生涯を終えたことでそれまであまり話題に上がらなかった彼女が脚光をあびることになりました。 チケットは皇帝の部屋見学コースと宮廷銀器コレクションもセットになっていて、膨大な食器類やシェーンブルンと被ってる皇帝の説明を日本語音声ガイドで聞きながら辛抱強く回りました。 なんか全部聞かないと損する気がして。 ツアーの集団が多くて、やけに混んでるイメージがあったのは、多分この日が月曜でほとんどの美術館・博物館が休みなため観光客が宮殿見学に集中したせいではないかと思われます。 以前も思ったんですが、1日で宮殿をいくつも回るのは大変です。 でも共通券買ってしまいましたからね。 シシィ博物館は見たことがなかったので彼女のトレーニング器具やドレスを見るのは興味深かったですよ。 (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/04/19 09:14:16 PM
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