テーマ:社交ダンス(8651)
カテゴリ:映画のはなし
英国機密諜報部(MI-5)は存続の危機でした。
テロリスト護送中に武装バイク集団に襲撃され、ロンドン市民を巻き込むことを恐れた責任者ハリーは犯人を解放。 CIAに引き渡すはずだったカシム容疑者を逃走させてしまったことで、MI-5史上最悪の失策と言われてしまいます。 007もそうですけど、ここ最近のスパイ映画はかっこよさとかモテモテぶりなんかより『スパイだって人間なんだ!』みたいな泥臭さを描く作品が多いように思えます。 ハリーは経験豊富であらゆることに対してその裏の裏まで読む凄腕スパイですが、これまでに命を救えなかった仲間が何人かいてその影が常に付きまとっています。 今回の一件で解任されたハリーは姿を消し、密かにカシムを追跡。 もう一人の主役ウィルは元ハリーの部下で、組織より正義を優先し1年で職を解かれましたが、MI-5の一大事ということで呼び戻されカシム追跡のミッションを与えられました。 合流した2人はこの事件の真相に迫るうちにMI-5の上層部に裏切り者がいて逃走を手引きしたことを突き止めます。 味方なのか敵なのか、命がけの騙し合いが続く中、カシム容疑者はロンドンで大規模なテロ計画を進行中。 ハリーのスパイとしての頭のキレと人間臭さが、ウィルの若さや純粋さと相まって作品に厚みを与えています。 最後のどんでん返しには意表を突かれますよ。 『SPOOKS スプークス MI-5』(原題:Spooks: The Greater Good)は、2015年のイギリス映画。バハラット・ナルルーリ監督作品です。 面白い映画でした。 こんな生き方もあるんだ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/03/07 11:14:14 AM
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