スタンダードの女性のシェープをここのところずっと直されていました。

左回転はまだましなんですが、右回転になるとどうしても頭がまっすぐ立つ癖があるんです。

これは長年のラテンで染み付いてしまった感覚だと思います。

『お盆の上のビールこぼすな』って習いましたからね。





スタンダードでは女性は左にカーブした形で踊るので、『稲穂』と言われました。

どんな状況でも世界を斜に眺めているのって結構大変で、リーダーにもたびたび注意されてます。

ところが今日のレッスンで、この左シェープが女性だけではないと教えていただいたんですよ。

男性もやるんだと。





女性ほどカーブはきつくないんですが、男性も左にカーブした延長上に頭を乗せると女性にとって視界が一気に広がります。

しかも二人の形が『うまいカップルみたい』に見えるじゃありませんか。





このとき注意しなくてはいけないのが、左にカーブしたことで右の肩が上がってしまうこと。

​右肩には10トンの重み​がかかっているように、肩甲骨を下げておかなくてはいけないそうです。

男性はまっすぐ立ってればいいのかと思ってましたので、意識改革から始めなくてはいけません。





小さなポジションチェンジなんですが、スタンダード全種目にあてはまるので私たちにとっては大変革になります。

リーダーはすごく身体全体を使ってる気がしてきたそうです。

なるべく早い時期にポジション問題をクリアして、また次の段階に進みたいものです。