テーマ:社交ダンス(8695)
カテゴリ:こんなの欲しい
悩みがあるということは、より良く生きようとしている証拠。
この言葉をラジオで聞いた時、ああそうかと少し心が軽くなった気がしました。 人は誰でも大なり小なり悩みを抱えて日々を送っています。 人間関係のこと、お金のこと、仕事のこと、学校のこと、病気のことなどなど。 出来ることなら何の悩みも無い人生を送りたいものですが、ラジオでは『悩みは欲しがれ』と言っていました。 神保拓也さんという方です。 興味を持ったので本を買って読んでみました。 様々な悩みに寄り添い、一緒に考え、解決の糸口を探すことを仕事にされている方です。 人の悩みと真剣に向き合うことで、それが自分の成長の糧になるとのこと。 確かに自分と全く無関係と思えるような悩みでも、将来同じような状況に立たされることもあるかもしれません。 この本を読んでなるほどと思ったのは、多くの悩みは複合的で自分だけでは出口を見つけにくいということです。 まずは悩みを解決することより、悩みに一緒に向き合って伴走するのが悩み相談の肝だと書かれていました。 悩みを抱え込んでいる人は大抵孤独です。 一緒に考えてくれる人がいるだけで心がずいぶん軽くなって、悩みの所在地が見つかれば解決策も浮かぶでしょう。 山に登る人になぜ登のか尋ねると、そこに山があるからという答えが返ってきたりするようですが、登る山がないことで悩んでいる人も多いそうです。 つまり目標や生きる意味みたいなものを見出せなくて悩んでいるということですね。 ナビだって目的地を入れないと仕事してくれませんから、まずはそれを見つける必要がありそうです。 本の中では『トーチング』(心に火を灯す)と説明されていました。 暗闇で登る山を見つけられない人には松明で明るく照らして見つけやすくしてあげる。 目標を見つけた人には再び迷わないように道を照らしてあげる。 もらった火は、同じような悩みを抱えた人につなげていくことが出来ます。 人の悩みを聞くというのはエネルギーのいることなので面倒な感じもありますが、それが将来自分の糧になるなら損にはなりませんね。 ダンスの悩みも即解決に至らないとしても、一応相談に乗って一緒に考えることで学べることも多いかなと思っています。 悩みにどう向き合ったらいいかという解決の糸口になるかもしれませんので、この本をお勧めします。 部下・同僚・チーム、 あなたの心に火を灯す新常識 悩みは欲しがれ 神保拓也 2022年4月1日発行 株式会社KADOKAWA お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022/05/24 07:35:01 PM
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