テーマ:社交ダンス(8436)
カテゴリ:映画のはなし
子供の頃は、何の疑問も持たずにウルトラマン・シリーズを見ていました。
カイジュウがなぜ日本ばかりにやって来るのか、ウルトラマンはなぜ3分で帰る必要があるのか、そんなことはどーでもよかったんですね。 何十年ぶりかに見たウルトラマンは、映像技術の進歩もあり、スーツのシワまで見えたりして若干興ざめな感じは舐めませんでした。 カトクタイの存在意義もイマイチ納得がいかないし。 まあでも怪獣文化を世界に発信した日本の功績は大きいと思いますので、そのルーツを辿る意味で、この映画は感慨深いものがありました。 巨大怪獣を迎え撃つ日本政府は、防災庁にカイジュウ特設対策室(カトクタイ)を設け対策にあたることにします。 相手は巨大怪獣なのではっきり言って打つ手なしなんですが、都合よく光の星から銀色に輝く助っ人がやって来るんですね。 それがウルトラマンです。 ベーターシステムという巨大化する宇宙技術を持っていて、怪獣のサイズに合わせて巨人化できるようです。 子供を救おうとして死亡したカトクタイ・神永新二の身体に乗り移って、普段は神永、怪獣が来たら巨大化。 正体や目的はわからないけど、人々のために戦ってくれる正義の味方みたいな存在となります。 接触してきた宇宙生命体はウルトラマンだけじゃないんです。 人類を滅ぼし地球を乗っ取ろうと企む宇宙人ザラブが不平等条約を締結しようとしたり、ベーターシステムを餌に優位な立場に立とうとする宇宙人メフィラスが人間を巨大化して見せたり。 光の星から新たにやってきたゾーフィはもっと過激で、人類が生物兵器となる可能性を危惧して太陽系もろとも破壊しようとするんです。 やって来る宇宙人がエイリアンとかプレデターみたいじゃないので全然怖くありません。 地球がこんなに大変なことになっているのに騒いでるのは日本だけみたいだし、カトクタイも少数精鋭とはいえ6人しかいないんです。 ベーターシステムの解明のために世界の叡智が結集はしてましたが、やっぱりウルトラマンは子供向けの怪獣映画なんだなという気がしました。 『シン・ウルトラマン』は、2022年公開の樋口真嗣監督による日本映画です。 1966年に放送されたテレビドラマを現在に置き換えた空想特撮映画で、企画・脚本は庵野秀明が担当しています。 これを見て育った世代の人にとっては、懐かしさに心震える作品だと思います。映像も綺麗だし、迫力満点。 ウルトラマンが真上に向かって跳ぶ時の姿勢が好きです。シン・ウルトラセブンも作ってくれないかしら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/05/20 10:43:11 AM
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