テーマ:社交ダンス(8432)
カテゴリ:アニメのはなし
人類の知能をはるかに上回る超高度AIが、国や社会の安定のために働くようになった近未来の話です。
MICHIと呼ばれるそのAIは、人間の暮らしをサポートするための産業用AIやロボットを生み出し、人間と同じように年をとっていく身体と、感情や知性を持った電脳搭載のヒューマノイドを作りました。 主人公の須堂 光(すどう ひかる)は人間で、ヒューマノイドを治療する才能ある専門医です。 人間、ヒューマノイド、ロボットなどが共存する世界で起こる価値観の違いや、人間の役割などを問う面白い内容のアニメでした。 この世界では電脳のコピーを作成することは禁止されています。 でも人と全く見分けがつかないほど人そっくりに作られたヒューマノイドが家族だったら、壊れた時のためにバックアップをとっておきたいと思いますよね。 須堂はそういった違法コピーから電脳を復元するような闇商売も行っていました。 超高度AIのMICHIから信頼されるほどの腕前を持つようです。 ブラック・ジャックの電脳版みたいな感じ。 助手として須堂新医院で働くのは、リサという名のヒューマノイドの若い女性です。 ヒューマノイドにも恋愛感情があって、彼女は須堂を慕っていました。 医療用の産業AIジェイも治療の強い味方です。 ここには記録の伸びなくなったアスリート、恋愛感情を消してほしい同性愛者、若さを常に保ちたがる宗教論者などの電脳をいじって欲しがるヒューマノイドや、癒し系ロボットに依存する人間の少年といった様々な患者が訪れます。 人それぞれの価値観が違うように、ヒューマノイドや人間、ロボットにもさらに多様な考え方が存在して、それらとどう折り合いをつけていくのか、興味深い課題です。 須堂は、コピー人格販売で捕まり現在服役中のヒューマノイドの母親に育てられたようで、本当の両親はまだ不明です。 彼の母親のコピーを探して日本を旅立つところで終わりました。 『AIの遺電子』(アイのいでんし)は、山田胡瓜による日本のSF漫画を原作とした1話完結、全12話のSFアニメです。 公式サイトはこちらです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/12/26 06:06:46 PM
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