テーマ:社交ダンス(8315)
カテゴリ:ワンポイントレッスン
同じ絵を見ても人によって評価は様々です。
素晴らしいという人もいれば、つまらない絵だという人もいます。 コスモスクラブで先日の試合の時のラテンの講評を頂いたんです。 その時に、ものの例えとしてこんな話が出ました。 色んな先生に教えていただいていると、真逆のご指導をいただくことがあります。 どちらも正論で、どっちがいいのかわからなくなることありませんか。 一人の先生には、『動かないことを恐れるな』と言われます。 無駄な動きが多すぎて、どこを見たらいいのか目のやり場に困るような踊りは上質な踊りとは言えない。 確かにその通りだと思います。 雑音のような動きは極力避けるべきです。 もう一人の先生は、『もっと動け』と言われます。 競技ダンスは目に入ってこなければポイントは入りません。 多少雑音はあっても、それを打ち消すほどの大きな動きを継続していれば必ず目立ってきます。 一体どうすればいいんでしょう。 動かない方がいいのか、もっと動いた方がいいのか。 不必要なものを極力削って上質な作品を磨き出していくのか、荒削りでもいいからダイナミックな作品を目指すのか。 もともと身体能力が高いとかスタイル抜群とかだと、削って磨けばさらに輝く気がします。 でも私たちの場合はそれほど動きがいいわけではないし、不必要な動きを削っていくと必要な動きも小さくなって、本当に動いてないみたいになってしまうんですね。 可動域いっぱいまで身体を使って、ようやく遠くの観客席や審判にも見えてくるのかなと思いました。 選ぶのは自分達なんですよ。 競技会のフロアで踊るのは先生たちではないので。 それによって評価を受けるのも自分達ですから、選択は自己責任になります。 宇宙兄弟で、子供のころから主人公たちの成長を見守ってくれていた天文学者のシャロン金子が言ってましたね。 迷った時はね、どっちが正しいかなんて考えちゃダメ。どっちが楽しいかで決めなさい。 というわけでルンバ、こちらで見ていただいたものからまた変わりました。 特にリーダーの動きが増えて、ルーチンも半分くらい変わりましたね。 いつまで経っても試行錯誤の連続ですが、それが楽しくて競技ダンス続けてるのかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/03/18 07:24:05 PM
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