テーマ:社交ダンス(8316)
カテゴリ:アニメのはなし
兄弟で宇宙飛行士を目指すお話。
これ大好きで講談社のモーニングに連載されてるのを欠かさず読んでいます。 アニメ化や映画化もされてますけどそっちはまだ見てなくて、4月に入ってからアニメの1話から51話までダンスの練習もしないで一気に見ました。この1週間はそのせいで寝不足だ。大将がいないのでやりたい放題です。 お話はずっと先まで知ってるんですけど、漫画とはまた違った楽しみがありましたね。 あたりまえですけど、カラーだし動くししゃべるし、音楽も効果的。 打ち上げシーンなんて感動してウルウル来ちゃいましたよ。 ご存じない方のためにざっと背景をお話ししておきます。 ムッタとヒビトの南波兄弟は子供のころから宇宙好きでした。 先に宇宙飛行士になったのは弟のヒビト。 2025年、月面に立つ初めての日本人に選ばれます。 一方、兄のムッタの方は自動車会社を首になったところ。 1993年10月28日、日本中がドーハの悲劇でため息をついている時刻に生まれたせいか、自分の人生に重ねて自分には運がないと思い込んでいる節があります。 でも私から言わせたら彼ほど運のいい男はいませんね。 もちろん持って生まれた才能もあると思うんですが、ちょうどその時宇宙飛行士を募集していて新しい道が用意されていたんです。 ヒビトはNASAでミッションに向けた訓練、ムッタはJAXAで宇宙飛行士選抜試験に臨みます。 選抜試験の様子が本当に事細かに描かれているので、作者の小山宙哉先生はこの試験を受けたことあるのかなとさえ思ってしまいました。 野口さんなんて明らかに本人がしゃべってる感じでしたよ。 私もJAXAに名称が変更される前のNASDA時代に数年間この宇宙センターで仕事をしていましたので、内部の様子がリアルに描写されているのに驚かされました。 特にいつも通ってたカフェテリアなんてそのまんまなので、懐かしさを覚えましたよ。 実は大将と仲良くなったのもここで仕事してる時だったんです。 宇宙飛行士になる人って、みんな宇宙好きだし才能もあり体力あり協調性もあって、たとえ悪いかもしれませんが水たまりの最上部の最も澄んだ部分みたいな感じなんです。 ムッタ君は優れた弟を持ったダメ人間みたいな始まり方でしたけど、彼もただ者じゃありませんでした。 頭の回転はスーパー速いです。テレビ見てラジオ聞きながら雑誌読んでましたもんね。 全力疾走しながらハイスピードで暗算してたし。 それに普通の人は見逃すような鋭い観察眼を持っているので探偵になってもよかったかも。 弟のヒビトも月面のクレータに落ちて生死すれすれのところで仲間共々命を繋ぐんですが、これも体力・知力が兼ね備わった人じゃないと確実に死んでるでしょう。 やっぱり宇宙飛行士ってただもんじゃないぞってのがよく分かりました。 ヒビトの宇宙飛行士まっしぐらな性格に比べてムッタは紆余曲折の人生ですけどそう言えば面白いこと言ってましたね。 ムッタ『世の中にはな、絶対なんてもんは存在しねーんだよ。』 ヒビト『世の中に絶対なんてもんは存在しなくても、オレの中には存在するんだよ。』 兄弟以外の登場キャラも面白いんですよ。 二人がかわいがってる『アポ』という名のパグはいつもムッタに幸運をもたらします。 ムッタと同じモジャ髪のお母さんも、物まね大好きなお父さんもすっとぼけてて大好き。 子供のころから成長を我が子のように見守ってくれている天文学者のシャロン金子も素敵。 シャロン『迷った時はね、どっちが正しいかなんて考えちゃダメ。どっちが楽しいかで決めなさい。』 JAXAの登場人物もバラエティに富んでますし、それ以上にNASAの人たちはキャラが立ってます。 お話の方は、5人選ばれた宇宙飛行士のうちの一人としてムッタがNASAでの訓練に参加するところまででした。 ムッタは女好きのいじられキャラで、声がワンピースのサンジ(平田広明さん)なんです。 おもわず『ナミすゎ〜ん』とか言いそうな感じ。 この漫画の中では、一緒に選抜された医者のセリカさんにずっとラブ光線送ってました。 ものすごく面白かったからもう一回最初から見ちゃおうかなと思ってます。 続きは2013年4月6日から、毎週土曜日17:30に放送時間が変わるそうです。 公式サイトはこちら。 宇宙兄弟映画もそのうち見てみよう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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