テーマ:社交ダンス(8410)
カテゴリ:ワンポイントレッスン
講習会の翌日、5月21日午後からヴァレリ(Valeri Ivanov)のプライベートレッスンを受けに行きました。
会場は昨日と同じビルの8階です。 眺めが素晴らしいんですよ。 PDの久保田・徳野組とチームYumiyaの方々が午前中のレッスンを受けておられたようで、入り口で挨拶しました。 レッスン代だけでなく北海道からの旅費や宿泊費もかかって私たちよりずっと出費は嵩んでると思いますが、それだけの価値があるということでしょうね。 若いうちから海外のコーチに見てもらうのは絶対に上達の近道だと思います。 ヴァレリにはチャチャを見て頂きました。 同じ部屋のすぐそばで大西組がタチアナのレッスンを受けています。 まず指摘されたのは立ち方でした。 あ〜、またそこからか〜という感じですが、最近スタンダードボケしてラテン特有の立ち方を忘れてたみたい。 チャチャは身体のどこでリズムを見せるかと聞かれました。 大将は『足』といい、私は『ヒップ』と言うと、答えはこうでした。 『男性は足(Foot)ではなく脚(leg)、女性はヒップ。』 ヒップの動かし方は8の字ではなく、ペンデュラム(振り子)だそうです。 8描いてるとどこがオンカウントなのか、リズムがはっきり見えてこないとのこと。 私たちのチャチャはいちいち止まって見えるので、このペンデュラムを踊り続けるようにと言われました。 動かすのはヒップだけじゃないんです。次の動きに繋げる上半身の逆方向への動きが伴います。 この先行する上半身の動きがないと止まって見えるんでしょう。 次の質問は、踊りで見てもらいたいのは男女どっちかでした。 大将は自信満々に答えます。 『男です。絶対、ボク。』 昨日タチアナに、あんたは王様だとか言われてましたからね。 この時のヴァレリの反応は面白かったですよ。そんな答え、生まれて初めて聞いたぜみたいに目をまん丸くして、 『男じゃないよ、見せるのは絶対、女性。男の尻なんて、少なくともオレは見たくないぜ。』 ですって。 『女性は車、男はエンジンなんだよ。見せるのは女性の動き。』 というわけで、観客に対して女性をほんの少し前に立たせてニューヨーク。 チェック・フロム・オープン・カウンター・プロムナード・ポジション・アンド・プロムナード・ポジションというのがニューヨークの正式名称だそうですね。 ヴァレリは教本の講習も担当してるので、こういうのは詳しそうです。 つまり正式名称の通りまずカウンター・プロムナード・ポジションに開いてからチェックしなさいとのことでした。 早い話、足より上半身を先に開けってことです。 ルーチンを始めから細かく見ていただいたんですが、ジグザグのパートは面白かったですよ。 大将が『このルーチン苦手なんです。』と弱音を吐くと、 『上手く踊れるんなら僕は必要ないよね。そのためにレッスンしてるんだから、この通りやってみて。』 世代的に近そうなので、このくらい出来るだろってノリです。 女性の方もたくさん指摘を受けました。 チャチャロックのヒップの動きを省略しないできちんと踊ること、左右の脇腹のストレッチと圧縮を続けること、すべての体を絞るパートであともう一絞りすること。 最近踊ってもあんまり汗かかないのは、こう言ったところをサボってたからなんでしょうね。 ヴァレリには2レッスンお願いしてましたのでチャチャとサンバを両方見てもらおうと思っていたんですが、チャチャの中盤までで時間切れになってしまいました。 でも内容は盛りだくさん。 これらをすべて体現できるようになったら、評価上がるかもと期待大です。 有意義なキャンプを企画してくださったJDSFのスタッフの皆さん、どうもありがとうございました。 一年に一度とのことですが、また参加したいです。 (おわり) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/05/24 07:49:53 PM
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