カテゴリ:読書
2月の読書メーター
読んだ本の数:7 読んだページ数:2320 ナイス数:194 この夏の星を見るの感想 40年前に感じた心の震えが一瞬よみがえり涙した。生徒たちを見守る教員の姿も素敵だった。コロナ禍の中のあのヒリヒリとした感覚もフラッシュバックした。こちらはもう繰り返したくない。 読了日:02月08日 著者:辻村 深月 どちらかが彼女を殺した 新装版 (講談社文庫)の感想 時代背景が懐かしい。結論は読者には明らかにされない。もともと理詰めの推理小説は苦手なので、二人の警察官の心の移ろいが分かったので、それでもいいかと思った。 読了日:02月12日 著者:東野 圭吾 ここからどう進む?対話型鑑賞のこれまでとこれから アート・コミュニケーションの可能性の感想 アートを見る際、自分の感性で好きに見てよいのか?それともその背景を知るべきなのか?そんな疑問に答えてくれる内容だったが、なかなか難しい。 読了日:02月13日 著者:福のり子,平野智紀,北野諒 日曜日たち (講談社文庫)の感想 連作短編集。DVの話は辛いが、「日曜の新郎達」の父と息子の有り様はいい話だった。5作をつなぐ小学生兄弟、ラストでちょっと幸せな気分に浸れた。 読了日:02月14日 著者:吉田 修一 東京建築さんぽマップ 最新改訂版の感想 まだまだ都内の知らない建物が多いことを実感。本書片手にさらに街歩きが楽しくなりそう。本書は2022年12月の最新改訂版だというが、情報はほとんど2015年の一部改訂時のまま。建築物もある日突然、無くなってしまうということは多々ある。山の上ホテルも休館となり、今のうちに見ておかないと跡形もなくなってしまう建物も多い。 読了日:02月17日 著者:松田 力 宗教とデザインの感想 宗教にまつわる様々な現象を主にビジュアルの視点に立って蘊蓄を語る本。図版が豊富で美しくこれだけ見ていても楽しい。結局、宗教は差別の原点らしい。ちょうどロシアのウクライナ侵略戦争の頃に書かれたので、何回か話題に出てくるが、その後のガザ地区の紛争などもいいネタになったろうなと思う。黄色という色の捉え方も西洋と東洋では真逆なのでその辺を意識してこの装丁になったのだろうか? 読了日:02月20日 著者:松田行正 太陽の坐る場所 (文春文庫 つ 18-1)の感想 高校の同級生たちの複雑でドロドロの人間関係。ひとつの章を読むたびにコロッと変わる景色。読んでてうんざりする場面も多々あり。ミスリードされていたことに気づき、うなった。 読了日:02月21日 著者:辻村 深月 読書メーター お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年03月07日 18時46分50秒
コメント(0) | コメントを書く |