カテゴリ:読書
9月の読書メーター
読んだ本の数:20 読んだページ数:2782 ナイス数:264 東京23話 (ポプラ文庫 や 3-1)の感想 擬人化された東京23区を一人称で語らせるという短編小説。うまい具合にハマっていると感じます。でもこの区ではこれを取り上げてほしかったなぁと思うこともありました。それでもとにかく情報が多すぎる東京を簡潔にまとめてくれて、楽しめました。 読了日:09月04日 著者:山内 マリコ 怪談えほん (1) 悪い本の感想 世の中は善ばかりでなく、悪もあるんだよ。君の心にもねと宮部みゆきは語りかける。ぬいぐるみは怖い! 読了日:09月04日 著者:宮部 みゆき 怪談えほん (2) マイマイとナイナイの感想 馬に蹴られて右目失明、痛すぎる!義眼の代わりにくるみを入れる、これも痛すぎる!宇野亜喜良の絵は魅惑的。怪談というよりファンタジー。 読了日:09月04日 著者:皆川 博子 怪談えほん (4) ゆうれいのまち (怪談えほん4)の感想 この画家は初めて知った。かなり抽象画っぽい絵だけれど、不穏さが渦巻いている。秋の夕暮れ、円になって踊っている場面の背景の赤が美しく胸に沁みた。 読了日:09月04日 著者:恒川 光太郎 怪談えほん (5) ちょうつがい きいきいの感想 これは怖い。モノがきしんで音が出るところには必ずお化けがいる。この画家の絵は怖い。本文では登場しないお化けもたくさんいる。常に登場する緑の服の少女は誰? 読了日:09月04日 著者:加門 七海 怪談えほん (6) かがみのなかの感想 鏡に映る姿・・・あれ!よく見ると変だぞ!気がついてからはとても恐ろしい。そしてついに・・・ああ怖! 読了日:09月08日 著者:恩田 陸 怪談えほん (12) おろしてください (怪談えほん 12)の感想 子どもの頃見たウルトラQにこんな話があったかな?とにかく絵が怖い。夢に出そう! 読了日:09月08日 著者:有栖川 有栖 怪談えほん (8) くうきにんげんの感想 これは絵が素晴らしい。かわいいうさぎの少女が主人公。最初から狙われていたのですね。 読了日:09月08日 著者:綾辻 行人 怪談えほん (7) おんなのしろいあし (怪談えほん7)の感想 ぺたぺたぺたと暗闇の中に浮き上がって迫ってくる白い足。このページがいちばんぞわっときた。 読了日:09月08日 著者:岩井志麻子 薔薇のなかの蛇 (講談社文庫 お 83-10)の感想 ホラーではなく、理にかなった結末。理瀬シリーズの背景も分かってきたので、面白さが倍増。新たな登場人物も出てきて、今後の展開が楽しみ。 読了日:09月08日 著者:恩田 陸 怪談えほん (10) はこ (怪談えほん10)の感想 基本的に私たちは箱の中で生活している。そんな箱が意志を持ったら・・・明確な物語ではないので、読み解くのが難しい。何か児童虐待を思わせる話でも合った。 読了日:09月10日 著者:小野不由美 怪談えほん (11) まどのそと (怪談えほん 11)の感想 多分、富士山の噴火によって犠牲になった少年の魂の見る夢なんだろうと自分なりに納得しました。 読了日:09月10日 著者:佐野 史郎 怪談えほん おめん (怪談えほん 14)の感想 絵がとても美しく、話も分かりやすい。どんどんぼろぞうむ。でんでればらぞうむ。という呪文がいい味わい。衝撃のラスト。 読了日:09月10日 著者:夢枕 獏 悪いうさぎ (文春文庫 わ 10-2)の感想 ボロボロになりながらも、犯罪に立ち向かう(巻き込まれる)女探偵葉村晶のハードボイルド感がとても心地よい。読み応えのある長編だった。 読了日:09月12日 著者:若竹 七海 怪談えほん (13) いただきます。ごちそうさま。 (怪談えほん 13)の感想 好き嫌いのない良い子だと思ったら・・・そして、両親も・・・と見事にひっくり返される。あさのあつこってこんな怖い話を作るのか。。。絵も秀逸。 読了日:09月15日 著者:あさの あつこ 怪談えほん (3) いるの いないの (怪談えほん3)の感想 町田尚子の絵が最高に盛り上げる。ラストの男の顔は夢に出そう。古い家って本当に何かいそうです。 読了日:09月15日 著者:京極 夏彦 雪月花黙示録 (角川文庫)の感想 近未来の日本、ストイックな世界と享楽的な世界の対立。会話中心のスピード感のある文章で楽しめた。ラストの落ち、こう来たか!と唸った。 読了日:09月18日 著者:恩田 陸 六月のぶりぶりぎっちょうの感想 「六月のぶりぶりぎっちょう」を読んでいると、本能寺ホテルの綾瀬はるかの映像がフラッシュバックしました。「三月の局騒ぎ」の軽めのファンタジーが刺さりました。 読了日:09月22日 著者:万城目 学 人間標本の感想 本文を読みながら口絵を眺めると、おぞましさに身体が震えてしまった。後半は何度もひっくり返される怒涛の展開。疲労感が残りました。衝撃的な一冊でした。 読了日:09月27日 著者:湊 かなえ エンド・ゲーム 常野物語 (集英社文庫)の感想 スリリングな異次元での体験。映画を見ているように情景が想像できました。ものすごい文章力に脱帽。常野物語、続きが読みたいです。 読了日:09月30日 著者:恩田 陸 読書メーター お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年10月05日 04時54分03秒
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