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つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

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2024年11月07日
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カテゴリ:アート


今年は印象派展が開かれてちょうど150周年の年にあたる。
日本人は印象派が好きだというのが定説だが、ご多分に
漏れず自分も印象派、そしてモネが大好き。高校1年の時、
生まれて初めて出かけた美術館が当時のブリヂストン美術
館。そこでモネの「黄昏のベニス」の美くさに圧倒された
からだ。

それ以来、モネの絵は何枚見たことだろう。モネの展覧会
には何度出かけたことだろう。昨年の今頃は上野の森美術
館でモネ展を見ていたと思う。(しかし入館料3.000円は高
かった)





そして、今回の西美でのモネ展はマルモッタン美術館から
の多くの睡蓮を中心に構成されている。ほとんどがジヴェ
ルニーのモネの庭を描いたもの。

晩年の絵は色彩の乱舞。ラストの「バラの庭から見た家」
は圧巻。もうやけっぱちになってキャンパスに絵の具をた
たきつけているよう。老いて目もよく見えない。だからこ
そ、気力を振り絞って創作する画家の気迫を感じる。

年が明けたら、もう一度、西美に出かけようと思う。まっ
たくの余談だが、DIC川村記念美術館の「睡蓮」は私のお
気に入りのひとつ。閉館したらどこに行ってしまうのか
とても心配。(10/11)





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最終更新日  2024年11月07日 22時06分09秒
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