カテゴリ:アート
今年は印象派展が開かれてちょうど150周年の年にあたる。 日本人は印象派が好きだというのが定説だが、ご多分に 漏れず自分も印象派、そしてモネが大好き。高校1年の時、 生まれて初めて出かけた美術館が当時のブリヂストン美術 館。そこでモネの「黄昏のベニス」の美くさに圧倒された からだ。 それ以来、モネの絵は何枚見たことだろう。モネの展覧会 には何度出かけたことだろう。昨年の今頃は上野の森美術 館でモネ展を見ていたと思う。(しかし入館料3.000円は高 かった)
そして、今回の西美でのモネ展はマルモッタン美術館から の多くの睡蓮を中心に構成されている。ほとんどがジヴェ ルニーのモネの庭を描いたもの。 晩年の絵は色彩の乱舞。ラストの「バラの庭から見た家」 は圧巻。もうやけっぱちになってキャンパスに絵の具をた たきつけているよう。老いて目もよく見えない。だからこ そ、気力を振り絞って創作する画家の気迫を感じる。 年が明けたら、もう一度、西美に出かけようと思う。まっ たくの余談だが、DIC川村記念美術館の「睡蓮」は私のお 気に入りのひとつ。閉館したらどこに行ってしまうのか とても心配。(10/11) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年11月07日 22時06分09秒
コメント(0) | コメントを書く
[アート] カテゴリの最新記事
|