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カテゴリ:宇宙(2010年12月以前)
ゆらぎ・・・。 「ゆらぎ」とは「ある量の平均値からの変動をいう」(ウィキペディアより) 何となく分かるような気がしますが、「もっと簡単に」と言われますと・・・。 で、よく聞きますのが「1/fのゆらぎ」ですね。
この「1/fのゆらぎ」とは「パワー(スペクトル密度)が周波数fに反比例するゆらぎのこと。あらゆる物理現象、生物現象、経済現象に現れる万物普遍の法則であると標榜される。」(ウィキペディアより) 余計に難しくなってしまいました。しかし、この「1/fのゆらぎ」が「小川のせせらぎ、木漏れ日、蛍の光、波の音」、そして「アルファ波、心拍、人の声」にあることはご存知の方も多いと思います。 小川のせせらぎなどは「自然の中」にあるものですし、心拍などは「人間の体内」のことですから、人間は自然の一部で、【体内にも自然がある】というイメージが湧いてきます。
そして「体内時計」は、「地球を体の中に表現している」と生命科学者の上田泰己(うえだ ひろき)さんはおっしゃいます。 つまり「地球の自転(1日(24時間)に1回の自転)を自分の中に表現(生物体内にある24時間を表現するシステム)することによって、より良く生きる方向へ向かわせる」ために【体内時計】は存在する」のではないかということです。 ほとんどの生物の細胞に「24時間」のリズムを刻む「時計遺伝子」があり、その中の「朝」を司る特定の酵素が体内時間を決定づけていて、その酵素は温度によってブレないそうです。
全てを電気に頼る前はお日さまと共に活動し、日が沈むと家で休息しました。もっと古い時代になれば、暗闇は命の危険もあり、やはりお日さまと一緒のリズムでした。 しかし、「命の危険」や、「作業が出来ない」などの環境の問題ではなく、生物の遺伝子も同じリズムにしようとしていたのですね。 上田さんはおっしゃいます。「外部の環境がゆらいでいるので、内部もそれに合わせてゆらがせようとする生命の仕組み。体内時計はいわば、【内なる外】のようなもの」
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最終更新日
2010年08月17日 10時53分33秒
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