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カテゴリ:アート(2010年12月以前)
ナディアパーク 7階の「7th cafe」で「パステルシャインアート」展の展示をしました。私はセラピストですが、アーティストではありませんから、展示方法の知識がありません。 今回はギャラリー担当の方にアドバイスいただき、今までと違う方法で展示しました。こういったことも良い経験になります。
今回は「自然と宇宙」をテーマに描きました。自然テーマが12枚(15センチ角)と宇宙テーマが6枚(19センチ角)の合計18枚です。 自然は、パステルシャインアートの基本的なテーマですし、普遍的なものです。宇宙は個人的に私が好きなテーマです。 「宇宙は人間にとって身近な存在」というよりは、「宇宙」も「自然」も「人間」も、全部すべてが「=(イコール)」という思いです。 以下、展示会場に貼りましたテーマの紹介です。
【星の循環物質と生物の細胞】 ビッグバンで宇宙が誕生した時には、宇宙には水素とヘリウム、ごくわずかのリチウムとベリリウムしか元素は存在しませんでした。 しかし現在、私たちの周りには、酸素や窒素、炭素や鉄といった様々な元素があります。
星の内部で形成された元素を宇宙空間に放出するのは、「数十億年前に起こった恒星の『爆発』」です。 こうして宇宙空間にばらまかれた元素は、やがて周囲の星間物質と混ざり合い次の世代の星の材料となります。 このようなプロセスを何度もたどることで、宇宙の中にいろいろな元素が少しずつ蓄積されていきます。
私たちの体を作る炭素や酸素、身近なところにある鉄や金や銀などすべての元素は太陽系が生まれる前に宇宙に輝いていた星の中で作られたものなのです。 星は生まれ、そのなかで新たな元素をつくり、それを宇宙空間に戻すことで宇宙をより豊かな場所にしています。 したがって、私たちの体を構成している元素、身のまわりにある元素のほとんどすべてを生みだすのは星とその爆発である超新星、ということになります。
この世に星がなければ、私たち人間が生まれてくることもなかったでしょう。 その意味で私たちはまさに星の子、星くずなのです。 二代目以降の星のまわりに惑星がつくられれば、その上で生命が誕生する可能性もあります。 私たちの地球はそうしてつくられ、私たち人間は死んでいった星のおかげで生まれることができたのです。
光り輝く大イベント超新星爆発が、広大な宇宙では『1秒に1度』の頻度で起こっています。 これほどの爆発が地球の周囲でめったに起こらないのは幸運と言えます。 私たちの銀河で最後に超新星爆発があったのは1604年(地球からおよそ2万光年離れたところ)のことです。 そんな超新星爆発が、もし数光年程度の近距離で起これば、地球は死の放射能に包まれることになります。 「ハッブル望遠鏡が見た宇宙」 「ハッブル望遠鏡が見た宇宙(続)」 からの抜粋
こうして宇宙空間にばらまかれた元素は、やがて周囲の星間物質と混ざり合い次の世代の星の材料となります。 このようなプロセスを何度もたどることで、宇宙の中にいろいろな元素が少しずつ蓄積されていきます。 私たちの体を作る炭素や酸素、身近なところにある鉄や金や銀などすべての元素は太陽系が生まれる前に宇宙に輝いていた星の中で作られたものなのです。 星は生まれ、そのなかで新たな元素をつくり、それを宇宙空間に戻すことで宇宙をより豊かな場所にしています。
特にこの部分(私の宇宙のイメージカラーです)は、人類の歴史と同じと思います。 「生まれた意味(未来)」や「結果(過去)」を問うことも良いかも知れませんが、「現在」が大切と思います。「心・体・生活」が豊かと感じられる人生を送ることで「生まれた意味」や「結果」は着いてくると思います。それが宇宙の循環ではないでしょうか。
「ハッブル・ヘリテッジ」Heritage(遺産) Image Gallery 天文学者が経験している宇宙の神秘に対する畏敬の念と興奮を、一般の人と分かちあいたいと考え撮影された天体を最新かつ細心の技術により画像処理し、自然な色の天体の姿を再合成したもの
ナディパーク7階の「7th cafe」で「パステルシャインアート展」を開催しています。今回のテーマは「自然と宇宙」です。「私たちと宇宙の関わり」も書いてありますから、是非ご覧下さい(~10月17日(日)まで) 毎日新聞の取材があり、10月7日(木)朝刊に載りました。 あいちトリエンナーレ2010(ガイドツアーとアーティストサポートで参加しています 会場でお会いしましょう 楽しみにお待ちしています) あいちトリエンナーレ2010公式携帯HP(会場に向かいながら情報がチェックできます) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年10月11日 01時27分21秒
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