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カテゴリ:アート(2010年12月以前)
あいちトリエンナーレ2010も、いよいよ閉幕が近づいてきました。当初の予想をはるかに上回る方々にご来場いただけたそうで、ボランティアとして携わってきた者としましては、嬉しい限りです。 「広報が下手で知らない人が多い」「道案内のスタッフが多くて無駄」という意見も聞きました。
私も最初は意味が分からず、ボランティアに参加する気持ちもありませんでしたが、名古屋市美術館のボランティアに参加している環境から「取り合えずボランティアを申し込むか・・・ ボランティア仲間で熱心に関わっている方の影響で、私もだんだん分かってきたという感じです。 それからは、教室や講座の受講生の方々に積極的にご案内しました。「スペクトラ」は自宅から見れる良いチャンスと思い、皆さんにご説明しました。
受講生の方の中には、市外のご友人にご連絡くださって、皆さんで楽しんでくださった方もおみえでした。 結婚して離れて暮らしているお子さんのご家族にご連絡くださり、後日「おふくろが教えてくれたのだよ」と携帯の画像を見せてもらった方もいらっしゃいました。 私からのメールで直接、名古屋城に行かれた方もいらっしゃいました。 かと、思えば同居のご家族が「キレイだから、見にいらっしゃい」と声をかけられても、窓近くにも行かなかったと言われた方もいらっしゃいました。
「スペクトラ」翌日の東京研修で、私は名古屋の方と親しくなりました。その方は「スペクトラ」を知らなかったのに、自宅から見える「光の柱」を車で追いかけて、名古屋城にたどり着いたそうです。 私は、「スペクトラ」初日に東京に発つ予定でしたから、名古屋城に行くことは諦めていました。連絡した方々から「良かった。良かった。」とメールをいただき、とうとう、いてもたってもいられず、準備もそこそこに名古屋城に向かい、そのまま東京に発ちました。 東京に着いてびっくり、研修先名と地図を忘れてきてしまったのです。山手線でぐるぐる回りながら、思案して気づいたのですが、今は「携帯で検索」が出来るのですね。文明の利器に助けられました。
どのように情報を発信しても、受け止め方はそれぞれです。興味がない方は聞いても「知らない」と言われると思います。改善するところはあると思いますが、皆さん、熱心にお伝えされたと思います。
また道案内のスタッフも、どこで迷うかは人それぞれです。皆さん、なるべく無駄な移動時間は省きたい思っていらっしゃいますから、迷いそうなところに配置されていて良かったと思います。 「立ってるだけ」というのは、手持ち無沙汰で大変ですが、皆さんの安心感を担っていらっしゃる大切なお仕事です。 是非、触れ合ってきただきたいと思い、散策中にお見かけしますと「こんにちは 雨の中や猛暑、夜も笑顔で応対されて素晴らしいと思いました。
名古屋市美術館のギャラリートークでトリエンナーレにいらっしゃった方とお会いしましたら「名古屋の方は親切で良いわ~。」と言ってくださり、自分のことのように嬉しかったです。 長者町を会場に利用させてくださいました方々も、始めは意味が分からず消極的だったとお聞きしました。トリエンナーレで少しでも恩恵があれば、他の地域の方々からも積極的に手が上がるようになるかもしれません。そうすれば、町全体が会場になり、もっともっと楽しんでいただけますね。 残りわずかですが、「トリエンナーレって何
あいちトリエンナーレ2010 お越し下さいました皆さん、そして一緒に活動できました皆さん、ありがとうございました。3年後、きっとお会いしましょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年11月04日 22時40分50秒
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