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カテゴリ:2011年3月~7月
京都、妙心寺の塔頭・退蔵院のふすま絵64面を 専属の若手絵師が描くことになったそうです。 塔頭(たっちゅう)とは 本来、禅寺で、祖師や大寺・名刹の高僧の死後 その弟子が師の徳を慕って 塔(祖師や高僧の墓塔)の頭(ほとり) または、その敷地内に建てた小院である。 それから転じて、寺院の敷地内にある 高僧が隠退後に住した子院のことも 塔頭と呼ぶようになった。(ウィキペディアより)
「江戸時代のように寺社で絵師を育てたい」寺側 「若手に活躍の場を」京都造形美術大学 両者が提携して絵師を支援しながら進めていくそうです。
公募で選ばれたのは 今春、京都造形芸術大学の大学院を卒業したばかりの 女性絵師です。
ふすま絵は、重鎮が描かれることが多いです。 田渕俊夫さんの描かれた智積院のふすま絵は本当に素敵でした。
「息をするように驚くべきスピードで大量に描いていく。 命あふれる線を描けるのが選んだ理由。 現代の伊藤若冲に育てたい」と、バックアップ体制も万全です。
水墨画64面は、2013年に完成予定だそうです。
お寺は人を育てるところでもありますから 若い方の夢を応援するプロジェクトはとても素晴らしいです。
『息をするように・・・』 『命あふれる線』 ワクワクしてきます。 どんな空間を見せていただけるか、今から楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年01月28日 01時10分21秒
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