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相好をくずして笑うという意味です。

どの教室も笑顔があり
その笑顔を
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持って帰っていただける教室でありたいと願っています。

そして、変化した生活が自分を変えてくれます。

「人は日常生活(社会)の影響を受けて変わる」性質を持っているからです。

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「いつ、どこで起こるか分からないが

必ずシビアアクシデント(過酷事故)は起こる。

それが、たまたま福島だったということ」

東京電力福島第一原発6号機などの建設に携わった

元技術者・菊池洋一氏(69)は語る

中日新聞(2011年4月15日(金)付) 

「話題の発掘 ニュースの追跡 【特報】」より 

福島原発の実態 元技術者が語る ずさんな建設現場 被ばく労働あった

 

以下、一部抜粋

1973年、米ゼネラル・エレクトリック社(GE)の原発関連会社に入社

80年に退職(約7年間)

福島第一原発6号機(福島県双葉町)と

日本原子力発電の東海第二原発(茨城県東海村)の建設に携わった。

企画工程管理者として、全体を統括し

期限までに完成させる役目だった。

福島第一原発などは沸騰水型軽水炉で設計はGE、

施工は「国産化」を目指して日本の原発メーカーなどが担った。

原発建設の期間は当時、4年を要した。

東海には丸4年間、福島には最後に1年間だけかかわった。

 

「原子力の技術は全然、確立されていなかった。

とにかくハチャメチャだった」

「実際の工事では図面通りにならないことばかり。

十数回も描き直すのは珍しくなかった」

時には強引な施工方法で図面とのつじつまを合わせた。

6号機は追加工事で60億円もかかった。

 

作業員の立ち小便は6号機建設の際

原子炉格納容器の底の部分で常態化していた。

格納容器上部にあるトイレまで上がっていくのに時間がかかり

面倒だったからだ。

未熟な作業員も少なくなく、「自信がない」と不安げにつぶやく

若い熔接工もいた。

「職人根性がある人ばかりとは限らない。

1日の仕事を終えて早く帰りたいだけの人がたくさんいた」

 

現場の業者が、工事ミスをメーカーや東電側に伝えることは

ほとんどない。

本当のことを言えば煙たがられ、次からは使ってもらえないからだ。

当然、過酷事故につながりかねない欠陥は放置される。

 

菊池氏自身、6号機で重大な欠陥を見つけた。

水や蒸気が流れる配管で、検査用の穴をふさぐ栓が

内側に最大1.8cmも飛び出していたのだ。

出っ張りがあると流れが乱れ、配管が削られて薄くなっていく。

場合によっては突然、配管が折れる「ギロチン破断」しかねない。

品質管理責任者に報告したが、

結局、「安全性に問題なし」とされた。

「私が発見するまで誰も気が付かなかった。

絶対にやってはいけないことが平然と行われていた」

 

菊池氏は、今回、事故を起こした

福島第一原発の改修工事にも携わった。

工事は、圧力容器と配管の接続部分のひび割れを

補修するものだった。

稼働中に振動で配管などは揺れる。

心臓部のひび割れは大ごとだが

当時、マスコミで騒がれていたという記憶はない。

「気が付かないで、ひび割れすることはよくあるということだ。

ずさんな工事の実態からすれば当然かもしれない」

 

89年の福島第二原発3号機の再循環ポンプ事故などを契機に

反原発運動に身を投じた。

原発の危険性を訴えずにいられなくなった。

「国も電力会社も原発の実態が分かっていない」

 

福島第一原発1~5号機の格納容器は【マーク1(フラスコ状)】

6号機の格納容器は【マーク2(釣り鐘状)】(菊池氏担当)

福島第二原発1~4号機(福島県富岡町)は【マーク2】

柏崎刈羽原発1~7号機(新潟県柏崎市、刈羽村)は【マーク2】

マーク1の容量を1.6倍に増やした改良タイプがマーク2

「マーク1に比べれば、マーク2の方が確かに安全だ。

それを知らずにマーク1を次々と5基も造ったのは

大きな間違いだった」

 

「GEの設計者は過酷事故を十分考えている。

『原発は安全』としか言わない日本の政府や電力会社とは大違いだ。

けれども、マーク2の安全対策も気休めにすぎない。

原子炉がいったん、暴走したら守ることはできないからだ。

守ろうとする発想自体が間違っているし

仮に計算上、可能だったとしても、施工技術が追いつかない」

 

菊池氏は今、浜岡原発が心配で仕方がない。

「もし、直下型地震が発生し、事故が起きれば、ひとたまりもない。

(被害は)福島以上になるだろう」

 

注:文中、【マーク1】【マーク2】はローマ数字ですが、

利用できないためアラビア数字で代用しました。

 

原発の今後に世論温度差 事故後も多い容認派

 

パエトーン・1(山岸凉子 作)25年前原発について描かれたコミック

パエトーン・2(巻末に紹介されている本)  






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最終更新日  2014年01月28日 01時09分03秒
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