花屋な日々

今日は午前中
銀ちゃんとロンタんを連れて病院へ。

ロンタんはいつものレーザー治療。

気まぐれロンタんは　この頃また
毎晩甘えてくるようになったけど
体調がいいときは甘えてきて、よくないときは私を避けてるみたい。
久しぶりにロンタんの体重が5キロに戻っててホッとした。

銀ちゃんは、
前日からまた口からの出血がひどく、口のまわりに血の塊が大量にこびりついていたので、止血してもらわねばと連れていった。

もう一週間も飲まず食わずが続いていて、体力もなくヨロヨロ。。。
脱水症状も酷すぎて　なすすべもない。
本当ならば
このままそっと何もせず、安心できる自宅に置いておきたいけれど
痛いの苦しいのだけはなんとかしてあげたい。

皮下補液と共に止血剤を入れてもらい、レーザー治療も施してもらった。
お水を飲みたくて仕方ないのに飲めなくて可哀想で、でも飲ませようとすると口が痛いから嫌がって、私はお手上げだったが
さすが先生はシリンジで上手に飲ませてくれた。
脱水が酷く渇ききっているから
喉もからからのはず。
急に飲ませて吐いたら可哀想だから、シリンジで数滴、、それでも少しは口の中が湿ってよかった。


今日はずっと銀ちゃんと一緒にいる。

とはいえ、他のネコのみなさんのお世話もあるので
ご飯をあげたり、トイレを掃除したりはするものの、病院から戻ってからは、どこへも出掛けず家にこもっている。

銀ちゃんは、なぜか今日は朝からお風呂場にいる。
お風呂の蓋の上に頑張ってのぼり、病院へ行く前も、戻ってからも、ずーっとお風呂場にいる。
ペチャンコの体で死んだように眠る。
時々顔をあげたり
体の向きを変えたりはしているけど
ほとんど眠り続けている。

目を離したとき、脱衣所の隅っこに降りてきてオシッコした。
さすがにおもらししちゃうんじゃないかと思っていたが、意外としっかりしてる。
そしてまた自力で　お風呂の蓋の上に移動した。

病院では先生も　　歩けるの？と驚いていた、それくらい弱っているはずなのに
銀ちゃんは、とても気持ちはしっかりしてる。


銀ちゃんがお風呂場にいるので
私も今日はほとんどお風呂場にいる。

寝ている銀ちゃんは、いつ呼吸が止まってしまうだろうかと思うけど
時々顔を上げて　薄目を開けて私を見る。

一緒に眠りたいので、寝室に連れていったものの
銀ちゃんは、どうしてもお風呂場に戻りたいと無理やり階段を下りようとするので
仕方なくまたお風呂場へ戻した。
じゃあ私も今夜はお風呂場で寝よう、とペットシーツを敷き詰めたけど
さすがに狭くて無理。。
お風呂場は寒いからどうしようか悩んだ末、オイルヒーターを持ち込んでみたら結構いい。

さて私はお風呂も入れずどこで寝ようか、、とまだ迷っていて
銀ちゃんの様子を伺いながら今これを更新しているところ。
自分が眠ってしまうのが　怖い。
それくらい、銀ちゃんは不安定。


明日は　ってもう今日だけど
あれこれ予定が詰まっていて　１日中目一杯、、銀ちゃんのそばを離れるのがとても心配だ。。。


多分、そう遠くない時期に
銀ちゃんのかけがえのない命の灯火は消えるのでしょう。

銀ちゃんが　お風呂場がいいならそこでいいし
好きにさせてあげるしかないけど

願わくば私は
一緒にベッドで眠りたいよ銀ちゃん。。


銀ちゃんとの出会いから今まで、
思い出すと
とても幸せだった。

おでこにキスして　大好きだよって伝える毎日。


どうして　こんなにも愛しくて大切な命にさえいつか終わりがあるのか
誰か教えてくれないだろうか
どうしてみんな
死んじゃうのか
どうして命に　終わりがプログラミングされてるのか
誰か　答えて



「死は常態。生はうたかたの、夢」
だからきっと、魂は、永遠に終わりはないんだろう。
生きてるということが　もはや　奇跡なのかもしれないけどね。


銀ちゃんが穏やかに眠っているかどうか、
何度もお風呂場をのぞいて確認する夜が更けていく。