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May 24, 2011
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テーマ:F1(444)
カテゴリ:Formula 1
 原発関連のバッシングを続けてヒート・アップしておりましたので、僕自身がメルトダウンしないようにクール・ダウンするために今回はバルセロナのGPで解ったことを少々書いておきます。
 もう書くまでもなく、速さとしての本命はレッドブルです。純粋なスピード勝負を仕掛けることができるサーキットやシチュエイションでは間違いなく抜きん出るでしょう。
 しかし、横Gが常に抜けないコースや勾配、特に旋回勾配などが多いコースではタイアに優しいマクラーレンに分があるレース展開が多いはず。
 これに当てはめて想定すると次のモナコはドライならマクラーレン。特にルイスが本命ですが、タイアに優しいジェンソンも渋い粘りを見せるでしょう。続くのはセバスチャン・ヴェッテル。マークは昨年モナコで勝っていますが、それはブリヂストン・タイアのコンストラクションに助けられての結果でもあります。事実、今季の序盤、彼はダメダメのピレリを全然使いこなせていません。
 これはマクラーレンにも言えることですがDRSを巧みに使ってポジションを上げる戦いを見せるマークは今回のバルセロナのようにポールを獲れなければ1位を獲得する可能性は極めて少ないです。
 モンテカルロではDRSを本当に使えるのかどうかが未知数ですので、やはりモンテカルロは今までと同様オーヴァー・テイクは難しいでしょう。
 ただし、ウェットならばマクラーレンよりもレッドブルに分があるのでは・・と僕は判断しています。理由は明白でエアロダイナミクス、ヴィークル・ダイナミクスともにレッドブルのほうが優れているからに他なりません。

 重症だなと感じたのがフェラーリ。
 フェルナンドがメディアに対して答えていましたがスタート直後にKERSの力を頼みに1コーナーまでに仕掛けてホール・ショットを狙う。これって、かなり残念すぎなコメントと感じるのは僕だけでしょうか?
 一見すると集中力を高めてワン・チャンスで高い壁を超えて勝利を手繰り寄せるというコメントを残したフェルナンドはヒーローのようにも見えなくもありません。
 ただし、この言葉は裏を返せばスタート直後のそのチャンスを逃したら二度と順位をひっくり返すことが出来ないと自白してしまったようなものです。
 これは正直きつい。
 スタート直後のワン・チャンスでしか競争力を確保できないようではレッドブルやマクラーレンを押さえこむことはこの先とても難しいでしょう。
 信頼性とドライヴァー・ライン・ナップゆえにフェラーリには取りこぼしが少ないだけで、純粋にパフォーマンスだけで比較するならルノーのほうが一歩進んでいるように感じられます。
 一方、大きく成長したのがセバスチャン・ヴェッテル。彼もかつては圧倒的な速さを見せ付けることにプライオリティを置くドライヴァーでしたが、今回はクールにタイアを温存しマークが獲得したポール・ポジションに執着することはありませんでした。
 このレース全体を見通す視野の広さが、奪われてしまった首位の座を奪い返すことに成功した大切な要素であり戦術です。
 ポール・ポジションにこだわらずソフト・タイアを温存したことが決勝日に吉と出ました。
 ソフトを温存していなければ、ルイスの猛プッシュにセバスチャンは成すすべなく陥落するほかなかったのですから。





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Last updated  May 25, 2011 12:29:28 PM
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