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カテゴリ:旅行、海、お散歩
静岡出身の方に藤枝市にある公園は花がいっぱいで良いですよ。と紹介された 【蓮華寺池公園】に行ってみました。 ネーミング通り池をメインにぐるりと散策できる上、山もあり。といった 市民の憩いの場、ウォーキングにもってこいな大きな公園。 公園の中に、もしくは周りのどこかにお寺(蓮華寺)があるのかな?と思ったが お寺はなく、「蓮華寺池弁天」がありました。 慶長18年頃、若王子村、市部村、五十海村の村民が総出で田んぼの灌漑用水として 掘った人工池「蓮華寺池」に、いつの頃からか得体の知れない生き物が行けに棲むようになり 池で泳ぐと足を引っ張られたり、噛みつかれたりすることが頻繁に起こり、 得体の知れない生き物を静めてもらう為、水の神様を祀ったのがはじまりのようです。 園内は季節柄、藤の花が咲き乱れ、藤棚が沢山。(満開は過ぎていたが、充分堪能できる程) 池の上では一部幼稚園の子供達が手作りしたであろう鯉のぼりが悠々と泳いでいます。 スワンもあります。誰も乗っていません。(笑) 藤アイスを食べながら、蓮華寺池を回ります。 藤の味・・・。個人的にはクレヨンっぽい味。(食べた事ないが・・・) ちょっと古くなった脂の周った口紅のような、と言えば女性はわかるはず。 池の一部には湿地帯もあり、足元ではハルジオンにアオスジアゲハが蜜を吸っていた。 近くにヨーロッパ産の『黄色の藤』が咲いていました。始めて見ました。珍しい! つつじも綺麗です。 山の方に歩いて行くと、シャクナゲも咲いていて、彩り豊かです。 山の上の方では「若王子古墳群」が28個もあり、その一部を見学しました。 「若王子12号墳」舟形の珍しい木棺が埋葬されていたようです。 1号古墳の上から撮影。12号墳だけ妙な形の溝があり、特徴的でした。 他には車輪石、鉄剣、勾玉、管玉などの副葬品も出土したそうです。 山の奥がハイキングコースになっていたので、途中まで行ってみました。 竹林の中を通り抜けるため、ちょうど育ち過ぎた竹の子がにょきにょき。 写真のはまだ小さい方。竹の子の皮は被っているが、ほぼ竹。というのがほとんど。 少し開けた所から、焼津方面の駿河湾。こんもり山は虚空蔵山だと思う。 そして、かろうじて富士山。 午前中は激しい雨で大雨洪水警報が出ていたのですが、午後からはすっかり晴れ。 そのため、水蒸気があがり全体的にもやっている中、富士山が見えたのは奇跡的。 下山途中に「藤の里広場」へ。 身長の倍以上はあるすごく大きな藤で、花が垂れ下がって引きずった状態です。 ピンクに白。そして、藤の香りが充満していていい香り~ 園内には人工ではありますが、滝もあります。 流れる時間帯があるのか、帰りには水が止まっていました。 帰り際に見つけた「なんじゃもんじゃの木」 「郷土博物館」横に軽便鉄道「駿遠線蒸気機関車(B-15号)」が展示されていました。 戦時中に設計され、戦後の昭和23年になって入線した戦時規格形機関車。 昭和27年に蒸気機関車の使用が終了。戦後の混乱期の輸送を支えた郷土シンボル。 立山重工業製(重量8t、B型タンク式)よく見る機関車よりかなり小型です。 公園を回り切るのに1時間以上もかかりましたが、かなり堪能。 紹介されるだけある見応えのある周りごたえのある公園でした。
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Last updated
2018年04月30日 10時58分16秒
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