「ポリティカルパン」第2話「17区」
雅「人間ゲロくらい吐きます」颯「ゲロとか言うな」雅「自分が言い出したんでしょ?」颯「い~や俺はゲロとは」雅「ほら言った!」颯「吐しゃ物とか」雅「何で急に仏像?」吐しゃ仏お宝である“首相官邸内の金庫にある官房機密費”を盗み出すため、大泥棒の如月弥生(石原さとみ)が目を付けたのはニッポニア政界のキングメーカー・小早川士郎(草刈正雄)の娘・雅(河合優実)。弥生は政界に潜り込むために、謎の情報屋・乾(渡部篤郎)を仲間に引き入れて、雅を選挙に担ぎ上げ当選を狙う。雅が出馬する千羽17区は、もともと小早川家の地盤で、国自党の公認候補として雅の兄・颯(寛一郎)の出馬が決まっていた。国自党をバックに潤沢な資金や組織力を持つ颯。一方、お金も組織も何もかもがない雅・・・。兄と妹のきょうだい対決は、雅の参謀・弥生と、颯のフォローに駆り出された国自党の金庫番・夏目将門(高橋一生)の戦いでもあった。そんな中、無所属の八巻徹(吉田ウーロン太)候補と共に出演したネット番組で、雅と颯は泥沼の兄妹ゲンカに。それをきっかけに、選挙の裏に隠されたポリティカル・マネーが明らかに・・・・。圧倒的に不利な状況を覆し、大泥棒は雅を当選させることができるのか?ロリ雅「わたし政治家になりたいの。自分の国を良くする仕事、面白そう。それに私が家を継げばお兄ちゃんはゲーム作れる」佐和子「お祖父ちゃんもお父さんも、政治家になるような女はお嫌いなのよ」季節のご挨拶将門「颯さんに投票するよう呼び掛けてもらって票をまとめる。その手間賃みたいなものです。」颯「選挙違反だよね」将門「選挙期間中だとアウトです」颯「期間より前でも選挙違反だよね」将門「『票を入れてくれ』と言うとアウトです」弥生「バラ撒きのお金は政党交付金ですか?寄付金ですか?それとも官房機密費?」将門「政党支部が領収書を発行し、議員側が政治収支報告書に寄付として記載すれば合法です」弥生「バレそうになったら後から慌てて領収書を発行し、収支報告書に記載する。報告書の公開は1年以上先、選挙はとっくに終わってる。ずいぶん都合のいいルールですね」雅「立候補しても意味なかった!結局はお金?超むなしい」弥生「この家を担保に入れて借金しました。すごい覚悟!もし負けても雅のパパが何とかする。雅は何にも捨ててないの。でもねポスター貼るの手伝ってくれた人たちは?一円ももらってないのに。放り投げるの?やめるの?ここにいる誰もお金で動いてない」乾「泥棒がよく言うよ」弥生「ダークなお金は消えてしまいました」乾「で、代わりに何が配られた?」岩倉「古い宝くじ?」木内「やってませんが、私のせいです!きっと」岩倉「どこかで誰かが中身をすり替えたことになりますね」士郎「誰の仕業だ」弥生「すっごく頭良さそうに見える」雅「英語マウントとか言われない?」弥生「八巻さんも借金して立候補したんだって。演説聞いてたら結構いいこと言ってんだよね」カオル「全然目立ってないけどね」将門「颯さんが士郎先生の応援演説をお断りしたいと。兄妹で差をつけて欲しくないそうです」士郎「何を公私混同してんだ。あいつは党の公認だぞ?」比例ゾンビ颯「私が負けたのは、自分の言葉を持たない候補者だったからかもしれません」雅「民主主義って多数決じゃない。私に投票してくれた人だけじゃなく、八巻さんに投票した人、投票した全ての皆さんが持ち寄った意志を出来るだけ抱えて国政に持っていきます」士郎「国自党に入りなさい」将門「まさか英語が喋れたというだけで勝つなんて」弥生「うちの雅の方が、新しい風に見えたんじゃないですかね」「銀河の一票」が11話で描いた事が2話で終わった