『イエスタデイ』’19・英・米
あらすじ売れないシンガーソングライターのジャックが音楽で有名になる夢を諦めた日、12秒間、世界中で謎の大停電が発生。暗闇の中で事故に遭ったジャックが目覚めると、あのザ・ビートルズが世の中に存在していない!解説日本アカデミー賞外国作品賞優秀作品賞サターン賞ファンタジー映画賞ノミネート僕の見たビートルズはTVの中♪って歌う、せっちゃんよりも年下で、ジョン・レノンもリアタイやない世代やねんけど、ビートルズの曲は知らず知らずに耳にしたし、ロックを聴いてたら避けては通られへんから、アルバムも持ってて、気になってまう題材やったし、監督が『スラムドッグ$ミリオネア』のダニー・ボイルやから、ムービープラスでやってたんで観てみた。ビートルズが存在せん世界を描いてるけど、2019年製作って事でコロナが存在せん世界やから、普通に大観衆の前でライブしていて、『TENET テネット』のヒメーシュ・パテルがカバーするビートルズの名曲が見所やねんけど、個人的に1番良かったんは、『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』のリリー・ジェームズの可愛さやったな。共演は『クルエラ』のジョエル・フライ『ゴーストバスターズ』のケイト・マッキノン「ゲーム・オブ・スローンズ」のエド・シーラン『トレインスポッティング』のロバート・カーライル『リヴァプール、最後の恋』のアレクサンダー・アーノルド『Merry Christmas! 〜ロンドンに奇跡を起こした男〜』のジャスティン・エドワーズ「コロネーション・ストリート」のサラ・ランカシャー『ノッティングヒルの恋人』のサンジーヴ・バスカー『デザート・フラワー』のミーラ・サイアル『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』のソフィア・ディ・マルティノー『サンディ・ウェクスラー』のラモーネ・モリス『伝説のロックスター再生計画!』のカール・テオバルド脚本は『フォー・ウェディング』のリチャード・カーティス音楽は『スティーブ・ジョブズ』のダニエル・ペンバートン。ネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞってみて下さい。エド・シーランが本物かどうかを、引っ張る為にだけ作られたような顔が分からへん鏡は、イギリスではポピュラーなん?本人にエド・シーランに似てると言ったジャック父は、全くスルーしてたから、シーランを知ーらんかと思った(笑)ジャックの両親は、本来やったらビートルズ世代やのに、「レット・イット・ビー」に無反応やったけど、あの年代になると、知ってる曲にしか興味を示さへんもんな。どさくさ紛れで自作曲を披露するも、普通に却下される(笑)ジャックは子供の頃に「ワンダーウォール」歌ってたのに、オアシスのカバーで勝負せんかったんは、さほど売れへんと思ったんか(笑)ホワイトアルバムは多様性の時代にはNGかよ(笑)コカ・コーラと煙草は、ビートルズよりも昔からあるし、この2つがなかったから、ビートルズが存在しない世界になったって事かな?ハリポタ同様に、当たり前過ぎるオエイシスより、意外性のある方が笑いが取れるからってだけの理由かもしれんけど。影響力が凄まじいから、ほんまにビートルズがおらんかったとしたら、バタフライエフェクトどころじゃなく、全く別の世界になってると思うけど、あくまで軽いコメディ映画やから、あまりマジで突っ込まずに、もしもボックス感覚で観るんが正解なんやろな。存在しないって事は、証拠も無い訳やから、イエローサブマリンを持った2人が、盗作だと騒ごうと、頭がおかしい人で終わるだけやけど、ジャックは後ろめたさから恐れを感じていたが、実際はビートルズの曲を復活させてくれた事を感謝される。これからビートルズを知らない世代は、どんどん増えていくけども、どんな世界になっても、ビートルズの曲は生き続けて欲しいってのが、この映画のメッセージなような気がする。ルーフ・トップ・コンサートでの「ヘルプ!」や、エド・シーランの飛び入りライブでの告白前の「愛こそはすべて」、ジャックとエリーが結婚、子供が生まれて人生は続くエンディングの「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ」とか、場面ごとに合った選曲されてたな。ジョン・レノンは有名にならんかったら、まだ生きてたかもしれんけど、普通が幸せとか、成功か恋人かの二択ってのは古い考えで、エド・シーランは成功してるけど、幼馴染と結婚してるんやし。