『グッドモーニング、ベトナム』’87・米
あらすじベトナム戦争中の1965年サイゴン。士気高揚のため人気DJが呼び寄せられる。切れ味鋭いジョークとロックンロールで、たちまち将兵たちの人気を得るが・・。解説ゴールデン・グローブ男優賞(コメディ/ミュージカル) Robin Williams was an airman, a doctor, a genie,a nanny, a president, a professor, a bangarangPeter Pan, and everything in between. 「ロビン・ウィリアムズは飛行士であり、医者であり精霊であり、子守りであり、大統領であり、教授であり騒がしいピーターパンであるなどあらゆる存在でした。」バラク・オバマ大統領の追悼メッセージを、多くの日本メディアでは、飛行士やパイロット等と直訳し伝わりにくくなってますが、この作品で演じた二等兵(Airman Second Class)の事を指しています。出演は『ロビン・ウィリアムズのもしも私が大統領だったら…』のロビン・ウィリアムズ 『プラトーン』のフォレスト・ウィテカー 『スリーパーズ』のブルーノ・カービイ 『タイ・カップ』のロバート・ウール 『ニクソン』のJ・T・ウォルシュ 『ドク・ソルジャー/白い戦場』のノーブル・ウィリンガム『ドゥ・ザ・ライト・シング』のリチャード・エドソン『ラジオ・デイズ』のリチャード・ポートナウ。監督は『トイズ』のバリー・レヴィンソン 脚本は『クレイジー・ピープル』のミッチ・マーコウィッツ 撮影は『ダイナー』のピーター・ソーヴァ 音楽は『革命児サパタ』のアレックス・ノース。ネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞるか、右クリック。クロンカイトという当時のアメリカで有名なキャスターの物真似をするが、本人を知らんし大統領ですら似てるかどうか分からんかったが女の声色は分かったし、芸達者なんは伝わった。同じく英語が分からんから、クロンナウアのユーモアのセンスが字幕では伝わらんかったがまるで落語のような七色の声色を駆使しながら立て板に水のマシンガントークで凄さは分かった。ギリシャからやって来たDJのクロンナウアはすぐさま兵士達の人気を得るが、ロックを流す型破りのスタイルに、規律を重んじる偏屈なディカーソン曹長と、ユーモアのセンスがズレてるホーク少尉から、目の敵にされる。女もゾルバ顔のギリシャから来たクロンナウアはベトナム女性のトリンを一目見て虜になって親しくなる為、金で買収して英語の先生に。トリンを追いかけるのに自転車を買ったり札束でナンパして娼婦を奪って喧嘩になったり総勢12人の家族連れのトリンとのデートとかベトナムの物価が安いとは言え、他の兵士よりクロンナウアは羽振りが良すぎちゃう?友達になった弟にしか見えないトリンの兄ツアンの正体は、爆弾テロ犯だった。確かにウォルター・ブレナン一筋の内股店長ジミーの店の爆発はタイミングが良すぎたしディカーソンの策略で危険地帯に送り込まれて絶体絶命のクロンナウアを難なく救出したのは違和感あったけど、この展開は予想外やった。テロ犯と友達という事でクロンナウアは除隊にトリンとも結ばれる事もなく、ディカーソンがグアムに飛ばされたけど、すっきりせん結末(^-^;クロンナウアが最後に英語クラスの人達と果物で野球をするのも、食べ物を粗末にしてるだけにしか見えんかったし、最後の方は納得いかんな。クロンナウアが非公式に爆弾テロの事を伝えて停職になり、代役のホークに抗議の電話が殺到でも、クロンナウアは復帰するのを拒んだんでガーリックが前線の兵士達の所に連れて行って若い兵士達の声援と交流で、クロンナウアが再びやる気を取り戻した場面がピークやったな。