挑戦!「蘇った虚像」(ベリーハード)
(参加者:KKさん、TKSさん、フリルシア、ELKさん(ELKさんのみ途中まで参加) )フレンドさんとの話の中で、先週から「行ってみるー?」とちらほら話題に挙がっていたテフドゥインミッション 「蘇った虚像」(ベリーハード)に挑んでまいりました。参加者全員、実質初見&手探りによるテフドゥインベリーハードチャレンジ。果たしてその道のりはどのようなものだったのか?いやー、ほんと………凄絶です……。(※記事カテゴリからお察し下さい。)私自身はこの日のためにとキャラクターレベルは200レベルまで上げての挑戦でした。目安として、完全回復ポーションは約40個搭載。正直これでも足りない気がしていたのですが…。では今回の冒険のほぼ一部始終をこれより書き綴ってまいります。前半ベリーハードでも他難易度と同じように、前半はスイッチ部屋3、捕まった信徒の部屋2といった部屋割りになっています。1部屋目はスイッチ部屋で、こちらはハードに毛が生えた程度といった難易度でウォーミングアップには丁度いい具合。まだまだ、こんな程度ではベリーハードといった気配は見えてきません。そして2部屋目は1つ目の捕まった信徒の部屋。(以下"信徒部屋")来た来た……来ましたよ。虚像ベリーハード道中、早速の難所です。ノーマルやハードでも厄介な分、間違いなくベリーハードのそれの厄介さは相当でしょう。挑む前から分かってしまう。しかし、まごついていても先には進めないのでとりあえずやってみることに。ベリーハードでのこのタイプの部屋では、4タイプの黒き月の教団員がランダムで20体前後出現と、敵構成自体はハードとそう変わりはないのですがベリーハードでの最大の特徴は開幕と終盤でサラマンダーが2体出現することです。このサラマンダーは厄介なことに自爆習性を所持しており出現から一定時間経過すると自分の中心に巨大なマグマサークルを展開して消滅します。赤い爆弾の絵が付いている辺りが、「自爆します」サインを示しているのでしょうね。こちらは、やってしまった例です。――要するに、魔法陣サークル付近に居座られたまま放っておくとマグマサークルが上にかぶさることによってサークルが踏めなくなるのですよね。加えてマグマサークルは一度展開すると1分近く出続けるので湧き続ける教団員を処理する上でも、極力隅っこに出させないと非常に邪魔になります。サラマンダーは決まって2体とも毎回サークルの内側に出現するのでまずはこの2匹をどうにかして、サークルの外へとどかさなくてはなりません。色々と試行錯誤を繰り返した結果、ワイバーンを比較的多数所持している2名をサークルの外に残り2名がサークルを踏みながら錬金術で耐える、といった構成で安定していきました。4人各自ウィンドブラストを準備し、サラマンダーは部屋の隅付近まで吹き飛ばしてサークル付近での自爆を回避する、という寸法です。あとは続々と増え続ける教団員たちをサンドバーストやワイバーン連続召喚で倒さずにひたすらやり過ごして耐えていきます。そして最後の段階まで縮んだ魔法陣サークル。この直後再びサラマンダーが2体出現するのですが、こちらは自爆までのプロセスが速く出現した瞬間にウィンドブラストで吹き飛ばさないとマグマサークルの展開で魔法陣の踏み場がなくなってしまい、実質最初からやり直しを余儀なくさせられます。マグマが展開しても構わず載ったまま耐えよう、などといった無謀なことはスリップダメージの凄まじさ的にも絶対に無理です。サークルの中で抗戦する組も固い意志、アナザーディヴィニティ(異神化)などを駆使してダウンやノックバック対策を行って耐え続けます。(個人的にはスタッフ教団員が使う各種魔法よりも、赤や青教団員のスマッシュが厄介です)最後の最後まで一切気が抜けない…さすがベリーハード。魔法陣サークルには2人しか載っていないので、進行が遅いのも緊張感と焦りを生みますが…早く…早く逃げるのだ、捕まった信徒よ…っ!どうにかこうにか信徒が逃げたのを確認。耐えるだけの戦いにサヨナラバイバイ。あとは倒すだけです。そして、この一部屋を突破した時点で、パーティーメンバーの1名が時間ということで離脱。以降の虚像ベリーハードは3人での進行となりました。この後も続くであろう険しい道のりをたったの3人で……果たしてそれは勇気なのか、あるいは単なる無謀か。今回記事、あえてカテゴリを「たまむぼ」*にしてあるのはこれが理由だったりします。(*「たまむぼ」=「たまには無謀(むぼう)なことをしたくなるんです」)そう― 今回の挑戦はある意味ここからが本番。「蘇った虚像」(ベリーハード)"ほぼ"3人旅 の始まり始まり~ です。さて、前半ですがその後もどうにかこうにか突破してついに後半に突入。正直3人で残るもう1つの信徒部屋をよくどうにか出来たものだなあ、と今でも驚いています。信徒の逃亡幇助を行うテフドゥインゲートのパートについてはノーマルやハードと同じく、もうゴリ押しでした。ベリーハードのこのパートでは、信徒に向かっていく教団員の中にスタッフ使いが混ざっておりアイススピアで凍結させてきたりと厄介な攻撃で妨害を行ってきます。しかし、こちらもペット召喚攻撃などを駆使しながら何度目かのトライで力押しで突破。結局は"力こそパワー"(?)でした。何故ここだけダイジェストでまとめているのかと言いますと、単純にスクリーンショットを撮る余裕がなかった というだけの話です。そんなわけで、ここについては文字だけで失礼します。ごめんなさい!後半さて手探り初挑戦の虚像ベリーハードもついに後半戦。1名抜けた3人という編成で、一部屋ずつ着々と進んでいきます。まずは邪眼の石像の部屋。出現モンスターはサラマンダー2体…ってあれ、なんか少なくない…?邪眼の石像はパターンが増えており、注意したいのがこの紫色パターンです。発動するとプレイヤーキャラに共鳴妨害のデバフ付与され、ペットの召喚が解除されます。これが原因でディヴァインリンクには頼れないので、ここは実力で切り抜けるしかありません。ここのサラマンダーも勿論、死亡時にかなり広範囲なマグマサークルを展開するので基本的には部屋の隅っこにおいやって倒すのがベスト。サークルで他プレイヤーを巻き込みやすいので、倒す位置にはかなり気を付けたい相手です。サラマンダー2体撃退後、2度目の湧きが発生。ハードに引き続いての登場となるヘルキャットと、ベリーハードで登場するグレンデルの構成です。取り分けグレンデルが危険で、アタックによるダメージが強烈。加えて常時硬いバフを展開しており、クリティカル以外まともにダメージが通りません。グレンデルをスピニングスラッシュで固めて、ジャッジメントブレイドなどで着々と削っていきます。他にもやりようはあるのかもですが、とりあえず今回はこういった攻め方で突破。グレンデルのような保護と高生命力を備えた硬い相手には元素研磨の出血がかなり効果を発揮します。一方、スイッチ部屋は上述の邪眼の石像パターンと同じ構成のパターンとレッドリザードウィッチ×3&ボンバーコウモリ×5が登場するお馴染みのパターンの2種類。特にレッドリザードウィッチの硬さがハンパなく、ダメージ反射の影響もあって単身で1体を相手にする場合、自身のライフゲージが4000ほどあったとしてこれを全て賭しても、最低1回以上は回復を挟まないと削り切れません。リザードウィッチを倒すのにもたついているとサラマンダーを召喚する辺りも従来通りです。対処法についてはノーマルやハードとも特に違いがないのでマグマサークルやリザードウィッチの魔法各種に気を付けながら削っていくだけです。そして……。たった3人で、あの最悪のボスが待つ扉の前へとついに辿り着いてしまいました。相手はあのバロールの虚像。しかも今回は史上最悪難度のベリーハードです。正直なところ勝って帰れるのか否か。私的には全くもって自信無し。しかしここまで来たならどうせなら勝って帰りたいところ。それは恐らくここまでやってきた皆が同じ心持ちでいたと思います。これが最後の難関。さあ果たして。まさしく一世一代の勝負所ですね。 いざ!BOSS:バロールの虚像さあやってまいりました、みんな大好き❤(皮肉)バロールの虚像さま。得意技はミレシアンをゴミクズのように叩き付けては放り投げる掴み攻撃。恐ろしや…冗談じゃない! こんな所にいられるか! 私は先に帰らせてもらう!…いえまあ、ここまで来てそういうわけにもいかないので、ここは戦いあるのみです。バロールはベリーハードでは攻撃パターンが増えている、というのは事前情報で知っていましたがその辺はとりあえず置いておくことにして、ひとまず具体的な作戦は無し。まずはライフを削れるだけ削ってみます。突入前にあらかじめ特性のセットを変更。快速、連続攻撃、元素研磨、急所貫通。ありとあらゆる攻撃系の特性をフルに活用して挑んでみます。さあ…特攻じゃああああああああああ。出だしは好調。最初のファイナルヒットで大体これくらいは削れました。ここまでは平常運転。しっかし、マグマサークルが広いなあ…。バロール付近は足の踏み場がほんとないですね。ちらちら視界に映る邪眼の石像が気になって仕方ありません。多分これまでの道中で出てきたものと能力は同じなんでしょうけどだとすると…あれ、やっぱり壊した方がいいのかも…。おまけにここのバロールはグレンデルも使用していた硬いバフが頻繁に点灯したりとダメージが通りにくい傾向にあります。となると元素研磨での出血が効果ありそうですが…。もう少しでボスのライフも半分削れr…あっ。ペットリンクしていたうちのワイバーンが倒れた…これはまずい…。しかしこの状況では蘇生している隙もないので、とにかく1%でも多くボスのライフを削る方に専念。ここが踏ん張りどころかっ。ぬうううう! 負けないぞおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉおおお…………(チーン)いや、無理!!起き上がったところで、その場で速攻掴まれたら即死orデッドリー確定というこの惨状。3人とも何度も何度も倒れては起き上がりを繰り返してどうにか立て直しを図ろうと必死です。とりあえずここで一度作戦を練り直し、邪眼の石像4体をまずは壊す方向へとシフト。石像は再湧きはなさそうなので、ベリーハードのバロール戦ではまずはこれがポイントとなりそうです。かなりの犠牲を払いながらも、どうにかこうにか石像4体を破壊して再びバロールに専念。バロールの虚像のライフが50%を切ったところで時々4体の小型バロールが出現虚像本体へとゆっくり近づいていくというパターンが発動します。小型が本体へと1体融合するたびに、本体のライフが微量回復するというここにきてプレイヤー全員の心を挫くかのような追加技ですが全力でこれを阻止することで、バロールの虚像が膝を付いてその場でうずくまり少しの間大きな隙が出来ます。上画像はその阻止に成功し、うずくまるバロールの虚像の姿。これはまたとないチャンス! ファイナルヒットで一気にライフを削ってしまいます!功を奏して、40%弱残っていたライフをさっきの一度のチャンスでここまで一気に削る事に成功!奮戦虚しく削り切る前に一度力尽きてしまいましたが、この時点でボスの残りライフは2%弱。思わずPTチャットで叫んでしまったほどのあと一息っぷり。ここまで来たのならもはや諦めるという選択肢は…ないですよね。この時点で既に40個ほど持ってきていた完全回復ポーションは尽きており起き上がってもわずかに残るライフポーション、マナポーションで耐え凌ぐだけの状態に。サラマンダーの群れに圧倒されますが、狙いは一点集中。バロールの虚像、ただ1つ!残り1%を切った!サラマンダーよ、そこを退くのだっ。さんざん責め苦を味わわされてきたそこの虚像に今こそ、バッシュを一太刀浴びせてくれるっ。(別にバッシュである必要性はなかったのですけども、なんとなく。)イヤアアアアアアッッ!!!!!!!!や、やりましたあああっっ!!(涙勝った瞬間、声出ましたホント。道中は前半の信徒部屋を除けば、さほどでもなかったもののボスだけで一体何回死んだか分かりません。兎にも角にも掴み攻撃がひどすぎる。バロールの虚像はこの一言に尽きますね…。案外ボス戦は4人いたなら、石像を前半に処理しておけばあとは力押しで割とスムーズに行けてたような気配もありますが…。ともあれ今回でテフドゥインミッションのベリーハードがどのような難易度なのかが身に染みてわかったのでここを3人で挑むという機会は恐らく二度とないでしょう。(苦笑死闘の末の報酬。内1名にはベリーハード素材が出ていたようなので、当たりが出てるだけでも救いでした。自分の分のその中身は…高潔な遂行のブリー6個と…ギアスコア2個。あとなんかいつも見てる宝石とか。金貨袋は合計で13万ゴールドくらいです。ブリーはともかくはるばるベリーハードまで来てギアスコア2個て…ノーマルで普通に出てるレベルの報酬ですよねこれ?挑戦難易度が難易度だけに、せめてブリーは10個以上欲しかったナア。無念。でも出現個数には幅があるみたいなので、私のはたまたまハズレ個数を引いただけのようです。さて、初めて同士の初めての虚像ベリーハードチャレンジ。所要時間は約4時間といったところでした。何度も書いている通り、信徒部屋での試行錯誤とボス戦での所要時間が大きく比重を占めています。しかも週末とはいえ、深夜1時スタートという中での挑戦。終了時間は午前5時弱!正直、各々の深夜のテンションとノリと勢いで乗り切っていた感はあります…w(せっかく挑むんだし途中で退くに退けなかった、というのも或いはあったのかもしれません。)ともあれ、初のテフドゥインベリーハードは色々と学ぶことも多く、中々に楽しかったです。次回参加時には今回の体験を活かしたいと思います。通行証提供のKKさんと途中進行の指揮をとって下さったTKSさん。本当、夜遅くまでお疲れ様でした!途中までの参加となったELKさんにもこの場を借りてお礼を申し上げます。