福禄太郎の書評と時事評論

　韓国中央日報の報道によれば韓国の国会における農林海洋水産委員会は２１日、国会で法案審査小委員会を開き「独島（ドクト、日本名・竹島）の持続可能な利用に関する法律案」（独島利用法）を可決させたとのことだ。この法律は、海洋水産部が、竹島の海洋生態系・資源をデータベース化し、運用する内容を盛り込んでいるとのことだ。
　２２日には民主労働党（民労党）の千永世（チョン・ヨンセ）議員をはじめ所属議員１０人は、竹島を独島として「ユネスコ世界自然遺産」に指定することを求める決議案を国会に提出したとのことである。火山島の生成過程がきちんと保存された世界的な自然遺産であり、ヒメクロウミツバメなどの到来地として保全価値があるという理屈だ。
　２３日には結婚式も行われている。この新婚夫婦（伝統舞踏家の男性（３９）と演劇家の女性（３２））は、最近日本が独島領有権を主張していることを知り「独島結婚式」を考案し、ブライダル業者のサポートで実現したのだ。

日本も意地を見せて、竹島の領有権について国際司法裁判所に提訴したいところではある。