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カテゴリ:経済・ビジネス・投資
10月8日の日経金融によれば、米国南部を8月末に襲った巨大ハリケーン「カトリーナ」の損失を受けて、保険会社が保険金支払いリスクの分散手段として発行する「大規模災害債券」(catastrophe bond、略してCAT BOND)が債務不履行、要するに紙屑になる可能性が出てきたとのことである。この債券は利回りは高いが、災害で保険金支払額があらかじめ設定した条件を超えると元本の全部または一部が戻らない。再保険会社のリスク分散に使用されているのだ。
該当したのはカンプ再保険会社の発行した大規模災害債券である。地球温暖化による異常気象で当初想定した以上の災害が発生したことによるものだろうか。 高利回りにつられて、こういう債券を買っているヘッジファンドなど機関投資家が損をしそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 11, 2005 09:20:27 PM
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