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カテゴリ:政治・政策・世相・犯罪・歴史
PHPの出している雑誌「Voice」8月号では識者50人に小泉政権5年の治績を100点満点で採点という特集があります。共産主義政権では絶対にできない企画ですが、0点から100点まで実にバラエティーに富んで面白いです。
まず100点は元外務官僚の岡崎久彦さんで日米同盟を守った外交に100点をつけています。 (野党の反対を押し切ってイラクは兵をしたため、日米関係が安定した功績は私も大きいと思います。) 0点は経済アナリストの森永卓郎さんです。金持ちの税率を下げ、非正社員・生活保護世帯・就学援助を受ける生徒・無貯蓄世帯などを激増させたとしています。(非正規雇用の拡大は大問題と、私も思います。) 私はピーター・タスカさんの65点に賛同。「あくまで結果論だが、デフレが収まったこと。・・・銀行救済は小泉総理が語った「改革」とはまったく異なるもので、対応としては小渕内閣や橋本内閣同様に場当たり的だったが、結果としては正しかった。」と発言しています。 小泉首相は失言が無くしゃべりがうまく、長期政権を実現したと思います。人事や政策で失敗も多かったのですが、失敗したときの対応が早かったと思います。 例えば外務大臣起用にあたり、人気取りを優先して田中真紀子を選んで外交の空白を招き、中国になめられる一因となったのですが、その後更迭しました。竹中金融相のときに銀行の繰り延べ税金資産のことを厳しく言って日経平均が7000円まで下がりましたが、りそな救済で護送船団に戻ってから経済が上向きましたね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 22, 2006 11:05:51 PM
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