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2008年09月23日
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カテゴリ:中国留学の思い出
留学生宿舎には、当時まだ外国人が珍しかったこともあって

交流を希望する人が次々と訪ねてきたと書いたことがありましたが、

私のところに初めて来た人は、後にお宅へお邪魔したりしてお付き合いするようになった

LさんやFさんではなく、Cさんでした。

私と同じかやや下ぐらいの年齢の、仕事を持っている女性で、

初対面の時は職場の昼休み(季節によりますが2,3時間と長いです)に来たため

食事を済ませたすぐあと?、失礼ながら話をしていると

にんにくの、においが…

(ここでは、にんにくは生のままかじったりするそうで…)


でも話の内容は教養があって、『梁山泊と祝英台』を教えてくれました。

さらに世間話などもしたあと、後日こちらからも訪問する約束をし、その時はお開きに。


そして約束の日、いったん留学生寮に迎えに来てくれた彼女について行くと、

着いたのは日本の古い団地みたいな集合住宅が立ち並ぶところで、

大きめの井戸みたいな水場の周りで、おばさんたちが集まって洗濯しています。

その近くの何かに寄りかかるように立って、こちらを見ているおばあさんがいました。

日本人が珍しいのかな?

ちょっと気になってちらっと見たら、Cさんが気がついて

「あ、私のおばあさんです。纏足をしています。」

え?!…

会釈をしようとして軽く下げた頭が、足に視線が行って途中で止まりました。

黒い布靴に包まれた、小さい足…

おばあさんが小柄な方で、言われなかったら気付かなかったかもしれません。


そのあと、彼女の家へ入った記憶は無く、交流もその日で終わってしまったので、

彼女が私に何を見せたかったのかは分かりません。

印象的だったその場面と、

街のデパートの靴売り場には確かに纏足用の靴が売られていたのを

覚えているだけです。





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最終更新日  2008年09月23日 11時58分08秒
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