1541512 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【ログイン】

ガムザッティの感動おすそわけブログ

PR

Calendar

Freepage List

Category

Favorite Blog

今日の富士山 New! happy-gaiさん

BSプレマップ♪定年女… New! CherCYさん

「政治的謀殺」疑う… リライト8142さん

ローガン 王道名なしさん

ミスター雁之助選手… 猫山文楽軒さん

映画「22年目の告白… ゆきんこ9116さん

   元局アナがス… ころりん0924さん
★★ユニ育ライフ | … ユニ育ママ/こがにさん
ライターかあさんと… プチプチゆっきーさん
ぺ天使のつぶやき kamadoyamadocaさん

Free Space

設定されていません。

Comments

エトワール@ Re:5月・カンゲキのまとめ(05/29) 5月もガムザッティ様は、多くの舞台をご…
エトワール@ Re:Kバレエ「海賊」(矢内/杉野/益子)@オーチャードホール(05/28) ガムザッティ様の「海賊」のレビューを待…
gamzatti@ Re[1]:「ヴェニスの商人」@さいたま芸術劇場(10/04) かっぱママさん コメントをいただいたのに…

Headline News

Rakuten Profile


gamzattiさん

バレエ・ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、舞台大好き!

フォローする

全20件 (20件中 1-10件目)

1 2 >

アニメ・コミックス

2012.09.14
XML


【23%OFF!】木を植えた男/フレデリック・バック作品集(DVD)


知らぬ間にできる
里山はない


監督・脚本・原画 F・パック
販売元 W・ディズニー・スタジオ・ジャパン

ストーリー●井戸も人の心も乾ききった荒地を旅する「私」。
ただ一人家に招きいれてくれた寡黙な羊飼いは、毎日100粒のドングリを植えていた。
3年で10万個植え、うち2万個が芽を出し、半分はダメになるだろうという。
5年後、「私」が再訪すると、
1万本のカバの木が山を緑にし、枯れていた川には水が流れていた!


里山というのは、人の愛と手があって初めてつくられるということを
おしえられる作品。
原作はジャン・ジオノで、宮脇昭の話(「森ウルフ」)と違ってフィクションだが、
一心不乱にドングリを植え続ける姿がダブる。
パックの描く色エンピツアニメは、印象派セザンヌばりのタッチ。
アカデミー賞短編アニメーション部門受賞作品。






Last updated  2012.09.17 10:10:21
コメント(0) | コメントを書く
2010.01.11


もののけ姫(DVD)

おとといTVで放映されていたものを、久しぶりに見た。
つくりもテーマも、
本当にしっかりして穴のない作品であると、
改めて感じることばかりだった。

まず冒頭。
いきなり大イノシシの「たたり神」がやってきて、
わけもわからず命がけの闘い。
気がつけば、映画の世界にすっぽり引きこまれている。
たたり神を仕留めたアシタカが故郷の村を出るところで、
一つ映画が終わってもおかしくない。

最初がイノシシ、最後もイノシシ。
二つをつなぐ、アシタカの腕についた宿命の痕。
そして、
彼が愛したサンもまた、たたり神と化したオッコトヌシによって
アシタカと同じ痕を体につけ、
この世の終わりを生き抜き、
次の世代のアダムとイヴとなる。

鉄を精錬するタタラ場では、
売られそうになった女たちを使ってタタラを踏ませている。
火縄銃を作ったり薬を調合するのは、ライ病(現在はハンセン氏病という)の人たち。
彼らを率いるタタラ場の頭領・エボシに取り入り、
都の貴族たちが願う不老不死のためにシシ神を倒そうとするジコ坊ら師匠連の男たち。
彼らは風貌から供後人(くごにん)や神人(じじん)の類を連想させる。
(供後人・神人は朝廷や神社の仕事をし、また往来の通行が自由であった)
こうした人々は、かつては「神」の領域の人であった。
神とは、人の力ではどうにもならないもの。
大きなもので、怖くて、だからこそあがめたてまつられていた。
自然現象が恐ろしいもので、あがめられていたときまでは。
でも、自然がだんだん征服できるものになると、
「畏れ多いもの」「恐ろしいもの」は「避けるべきもの」となり、
「いやなもの」になって、ついには差別されていく。

鉄や銃といったこれまた「恐ろしいもの」を、
彼ら神の領域のものに作らせるというのは、
この時代がまだ中世を引きずっていることの証であり、
しかしシシ神を倒して森を切り開こうとするのは、
近世への兆しでもあり、
価値観の対立という形はさまざまな面で入りくんで語られ
歴史的な考証が非常にしっかりしているなー、と思った。

昨日紹介した「日本の歴史をよみなおす」の網野善彦氏は、
中世における遊女や非人の立場をずっと研究している人だから、
この本を読んだ直後だけにそのことをとても痛感。

そして2010年、
この「もののけ姫」を見ていると、
封切られた12年前よりずっと深刻に、
「人間が森の神を殺してしまう」ことの意味を考えずにはいられない。

「もうおしまいだ」「森は死んだ」
サンは絶望する。
モロは森の最期を予感しながら、それを宿命と受け止める。
守るべき自分らに知恵がなかった、と、半ば自嘲しつつ。

しかし、アシタカはあきらめない。
「生きろ」と励ます。自分たちのできることをしようとする。
最後まで、人と森との共存を考える。

「森」は地球だ。自然だ。
2028年には、今より気温が平均で2度上がるという。
そうなってから何をしても、もう遅いのだという。
やり始めてからなんらかの効果が出るまで、
10年は必要なのだそうだ。

つまり、2018年。
2018年が「ポイント・オブ・ノーリターン」である
という
環境研究の専門家の話をつい最近聞いた。

あと8年。
目先の豊かさを追求して「森」を切り開き、資源を消費し続ければ、
自然はタタリ神となって暴れ、
ディダラボッチは首を切られて迷走する。

「もののけ姫」はフィクションだから
首を返してもらったディダラボッチは荒れ野に緑を生やすけれど、
リアルに考えれば、
それは人間そのものが滅びて1000年も経った後に、
再び緑が蘇る、というくらいの速度の再生で、
それをアニメで都合よく、早送りして見せてもらっただけのような気もする。

ジブリのアニメには名作が多いけれど、
「もののけ姫」はその最後の金字塔だと確信した。
その内容の深さに説得力を持たせているのは、
大狼モロの声の美輪明宏である。

「演じている」とか「担当している」というレベルではない。
モロそのものだ。
大河ドラマ「義経」でやった天狗のときもそうだったけれど、
役を生きるとはこういうことかと感服するばかりである。

それにしても、
間に合うんでしょうか? 2018年…。






Last updated  2010.01.11 11:19:31
コメント(2) | コメントを書く
2009.09.21
臼井氏の死亡が確認されました。
登山中の事故ということで、
こんな人生の幕切れが待っていようとは、
誰も想像すらしませんでした。

本人も、さぞや残念だったことでしょう。

カンタムロボ、雲黒斎、ブリブリ左衛門など
サイドストーリーのキャラクターが見事で、
また幼稚園の園長のことを「組長」と呼ぶセンスの良さ(?)も好きでした。

子どもに見せたくないTV番組ワースト1だった「クレヨンしんちゃん」ですが、
いつのまにやら文部科学省推薦なみの名声を得るようになりました。
特に、映画は評価が高いですね。
みなさん、どれのファンですか?

「アクション仮面vsハイグレ魔王」
「ブリブリ王国の秘宝 」
「ヘンダーランドの大冒険 」
「暗黒タマタマ大追跡」
「電撃!ブタのヒヅメ大作戦」
「爆発!温泉わくわく大決戦」
「嵐を呼ぶジャングル」
「嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」
「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」
「嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード」
「嵐を呼ぶカスカベボーイズ」等々…。

「オトナ帝国」と「戦国大合戦」は、
ギャグ漫画の枠を越えて優れた作品であり、
そのスピンオフ映画として
実写の時代劇「BALLAD」が現在公開中。

私も「オトナ帝国」や「戦国大合戦」が好きだけど、
最近の映画ではしんちゃんもその家族も、
すっかり正義のヒトになってしまうところがちょっとヤで
その点、どこまでもギャグな
「ヘンダーランド」や「ジャングル」に惹かれる部分があります。

臼井さんは、
〆切りに遅れてはいけない、と期日前にきっちり納品する
律儀な人だったといいます。
今回も、2回分を先に入稿している、と出版社の人。
物書きとしては、本当に頭が下がります。
また、
漫画家の中には高校生くらいから見出され活躍する人も多い中、
臼井さんは遅咲きだったということを
今回初めて知りました。

しんちゃんとともに歩んだ20年が、
彼にとっても、彼の家族にとっても
幸せな日々だったことを願います。
合掌



クレヨンしんちゃん 映画 ヘンダーランドの大冒険(DVD) ◆20%OFF!



【20%OFF!】映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(DVD)







Last updated  2009.09.21 22:34:08
コメント(1) | コメントを書く
2009.05.02


2009年07月21日発売サイボーグ009 1968 DVD-COLLECTION




1960~70年代のカルチャーのことなら断然オンデンさんのブログをおすすめしますが、
今日そちらで仕入れたネタ。

2009年にちなみ、
「サイボーグ009」のDVD-BOXが発売されるそうです。

モノクロのものと、リメイクされたカラーのものと、
二種類とも発売される由。

私はオンデンさんと同じく、
モノクロのほうに郷愁を感じますが、
1979年版のカラーもあります。



サイボーグ009 1979 DVD-COLLECTION Vol.1(初回生産限定)(DVD) ◆20%OFF!


似たような戦隊もので「レインボー戦隊ロビン」も好きだったな~。







Last updated  2009.05.02 23:04:04
コメント(2) | コメントを書く
2009.04.09


テレビドラマにもなった
萩尾望都の短編漫画「イグアナの娘」。
遅ればせながら、読んでみた。
まず、「イグアナ」姿がかわいい。
娘二人のうち長女がイグアナで、どうしても愛せないという母親と、
そのようにして母親に愛されずに生きた娘の話だけに
読む前は楳図かずおの「へび少女」的な暗い調子を想像していたが、
あにはからんや、
愛に飢えた人々の心情には丁寧に寄り添いつつも、
幼稚園のエプロンや一年生の黄色い帽子を身につけたイグアナは、
思わず応援したくなる愛らしさだ。
トーンもコミカル。
短編ということもあり、
「だとさ」といった、童話調のコント的な簡潔さが
物語の進行をリズミカルかつコンパクトにしている。

クライマックスは、母親の死によって明らかになる「愛されなかった理由。
イグアナという、エキセントリックな設定で
母親と娘の永遠の問題を描いた萩尾望都の着眼点に、拍手。






Last updated  2009.04.13 19:04:12
コメント(2) | コメントを書く
2008.12.23
テーマ:DVD映画鑑賞(8782)
私の娘は「ハウルの城」が大好きだ。
DVDを持っている。
「私はもう3回も見た!」(+映画館の1回)
「お母さんも絶対見るべき!」

そういわれながら、かなりの月日が経ち、
昨夜、思い出したように鑑賞。

面白かった。

何がすごいって、加藤治子がすごい。
ハウルのかつての師匠で、王宮付の魔法使いでハウルと対決する役。
出番もそれほどないのだが、
彼女が「声」で演じ始めると、物語の奥行きがぐっと広がる。

荒地の魔女役、美輪明宏もさすがだ。
特に、魔力を失って「ただのおいぼれ」になってからの演技が秀逸。
はじめ、「声優、途中で変わった?」と勘違いしたほど。
ふり幅の広い表現力で、うならせる。

呪いでおばあさんになってしまうソフィー役・倍賞千恵子も、
見る前はミスキャストじゃないか?と思っていたが
なかなかよかった。
ベースが「若い娘」だと思うと違和感があるんだけど、
彼女が「おばあさん」をやっていると考えるとウマイ。
その「おばあさん」が、時々若くなるところも、ウマイ。

そしてハウルのキムタクは。。。
ものすごく悪くはないんだけど、
やっぱり周りがすごすぎて、
発声一つとっても別世界って感じ。
まあ、加藤治子と一騎討ち、っていうのは、
誰がやっても難しいでしょうが。
でも、
いつもは優しいハウルの眼がつりあがって、
「悪魔」入ってきたぞ~!っていうときでも、
声の表情がまったく変わらないのは、ちょっと・・・。
多くの場面で、「絵」に助けられていました。

ストーリー的なところでいえば、
「魔法」の自由自在さをうまく使って
楽しい仕掛けがたくさんあるストーリーだけれど、
物語の構成には緻密さにかけるところがいくつか見受けられた。

荒地の魔女が、ソフィーを使ってハウルにかけた呪いは
一体なんだったか、よくわからないし。

「ハウル」は世間から恐れられていたはずなんだけど、
その話は途中から全然触れられなくなっているし。

「ハウル」は火の悪魔と「契約」をしたというけれど、
それはなぜ、どんな条件だったのか。
そのあたりは映像でごまかされた感じでうまく解決しちゃうし。

最後、すべてが「ハッピーエンド」じゃあ、
ちょっとご都合主義じゃありませんか?

「さだめ」を覚悟し、人生に絶望しながら、
それでもあふれ出てくる愛情をどうすることもできない、
みたいなところが、
途中まではとてもカタルシスだったんだけどなー。

宮崎駿という人は、
基本的にペシミストなんだと思う。
この人の破壊的、絶望的な作風、
ある意味「ハウル」のように誰もよせつけない殺気のようなものをもっている。
それをうまく和らげ、
でも彼のもつ類まれなエネルギーを殺さずに仕事をさせているのが
鈴木敏夫なんだろう。

「ポニョ」もエンディングを変えた、という。
「ハウル」もきっと、
最初の構想と違った結末だったのではないかと想像。

万人うけするためには「ハッピーエンド」が必要だったのかもしれない。
けれど、
私は宮崎駿とともに、奈落の底を見てみたかったような気もする。






Last updated  2008.12.23 11:25:27
コメント(0) | コメントを書く
2008.11.03


エースをねらえ!2 DVD-BOX

すみません、
昨日最後に紹介した「新・エースをねらえ!」、あれはマチガイでした(恥)。
私が推薦したかったのは、原作の第二部を映像化した、
「エースをねらえ!2」です。ゴメンナサイ。
(昨日の記述も訂正いたしました。あしからず)

原作の第一部は、
岡ひろみがズブの素人から日本のトップテニスプレイヤーにのしあがるまでを、
その岡ひろみを見出したコーチ・宗方仁との異常なまでの子弟愛とともに描いたもの。
超高校級の先輩選手・竜崎麗華・藤堂貴之・尾崎勇・千葉鷹志との
恋のさやあてなどもあり、
ちょっと「花より男子」のF4をほうふつとさせるところあり。

この第一部は、宗方の死とそれを知らずにアメリカに遠征に行くひろみで終わる。
それを受けて作られたのが、第二部。

当時連載再開を非常に楽しみにしていたんだけど、
ページを開けたとたんに

「ん? 宗方? 死んだんじゃなかったの??」

やっぱり宗方が出てないと人気が出ないと思ったのかなー、と
ご都合主義に一気にトーンが下がってしまった。
それで、連載はほとんど読みませんでした。

しかし、十数年後に「エースをねらえ!2」を見て、
私は思いっきり感動した!

この続編は、喪失と再生の物語。
自分のすべてを支えていた宗方という存在を失った岡ひろみが、
自分の生きる意味、テニスをする意味、自分だけで生きていく意味を
一から問い直し、絶望と無力感の中から一歩を踏み出すまでを丁寧に描いています。

そこで魅力的なのが、
お蝶夫人をはじめとする先輩たち。
オトナの風格と温かい慈愛の目で、ひろみを見守り、支え、
「再生」のその時をじっと待ち続けます。

特に、藤堂。
第一部では宗方の影にかくれていいとこなし(そこまでいうか?)だった藤堂。
常に陽の当たる場所を栄光とともに歩いてきたこの優等生がすべてをかなぐり捨て、
バッティングピッチャー並の黒子になってでも
好きな女が立ち直るために身を尽くそうとする悲痛な愛の形が際立つ。

それでもひろみのうつろな瞳には、
彼の愛の深さがなかなか像を結ばない。そのリアリティー。

何度も出てくる電車の踏み切りとファミレスでの会話の場面が
妙に心にしみるアニメです。
心がズタズタに引き裂かれ、何もやる気が起きない人には
毒が強すぎるかもしれないけど
でも
「変わりたい」と思う人にならわかってもらえるんじゃないか。
つらいけど、いい話です。

もちろん、テニスの場面もありますよ。









Last updated  2008.11.03 08:30:23
コメント(0) | コメントを書く
2008.11.02


エースをねらえ! 全18巻 山本鈴美香/作

スポーツものの漫画というと、
初期はなんといっても「巨人の星」と「サインはV!」そして
「アタックナンバーワン」だと思います。
努力して、努力して、「1番」を目指す。
それが「スポ根」(スポーツ根性物語)の極意です。

その延長戦上に誕生したのが、山本鈴美香の「エースをねらえ!」

「巨人の星」の星一徹と飛雄馬、
「サインはV!」の牧コーチと朝丘ユミ、
「アタックナンバーワン」の本郷コーチや猪野熊監督と鮎川こずえよろしく

宗方コーチと岡ひろみの関係は、そのスパルタ指導と絆の深さで私たちを虜にします。

ただ一つ、
これらの漫画と一線を画する出来事は、

「魔球なし」

魔送球・大リーグボールなし、稲妻落とし・X攻撃なし、
木の葉落とし・消える魔球・大ボールスパイクなし。
(ほかにもいろいろあり。
 こうして魔球の名前を並べていくと、
 この3作がいかに影響しあいながら作られているかがわかります)

宗方コーチは「安易に魔球をあみだそうなどと考えるな」と
目くらまし的技巧の一切を排し、
ただ努力の末に到達する王道的技術と精神の完成を岡ひろみに求めます。

そこが「1番になる」「勝負に勝つ」という相対的な目標ではなく
「なりたい自分になる」という求道者的・哲学的美学を生んでいます。

岡ひろみは竜崎麗香(お蝶夫人)という天才に憧れてテニスを始め、
その竜崎のライバルでもある緑川蘭子(実は宗方コーチの異母妹)と競い、
いつしか竜崎麗香とも争い、そして追い越していきます。

今でも時々思い出す言葉。

「私のために・・・」

当時のテニス界に押し寄せるプロ化の波。
これから「世界」で通用するテニスプレイヤーとしては
もはや自分たちのプレイスタイルでは難しいと自覚したお蝶夫人と蘭子は、
世界へ羽ばたこうとする岡ひろみのために、
自分たちのありったけの技術を岡に披露し、すべてを伝えようとします。

「勝つためだけになら、こんなプレイは必要ない。
 私のために、
 私に見せるために・・・」

真剣勝負のコートの中で、
先輩が送るはなむけのボールの意味を、
後輩・岡はしっかりと受け止めるのです。

試合が終わったとき、ネットをはさんで握手をしながら
「ありがとうございます」と涙ぐむ岡に、
「わかってくれたのね」と微笑むお蝶夫人の神々しさ。

超一流の人間にも自分の限界に絶望する瞬間があること、
それを自分の糧にして、
「何をすべきか」道を探る人々の真摯な態度に、胸打たれる。

これが、
「エースをねらえ!」の醍醐味です。

ドSのコーチとドMの女子のよくある恋愛ストーリーと思っているアナタ。
この話は、深いです。
ぜひご一読あれ。
アニメシリーズや実写版などいろいろありますが、
原作コミックを越えるものはないです。


「エースをねらえ!2」は、アニメ版が素晴らしい出来ですよ。
 これについては、また明日書きたいと思います。

(訂正。「新・エースをねらえ!」ではありませんでした。ごめんなさい。)






Last updated  2008.11.03 08:25:08
コメント(2) | コメントを書く
2008.09.06
アニメのプロダクションというと、
今はスタジオジブリが一番有名かもしれませんが、
かつては「虫プロ」と「タツノコプロ」が双璧だったと思います。

「虫プロ」はその名のとおり、手塚治虫のプロダクション。
「鉄腕アトム」「リボンの騎士」「W(ワンダー)3」「悟空の大冒険」
「ジャングル大帝」「どろろ」などを輩出しました。

対して「タツノコプロ」。
「ハクション大魔王」「マッハGoGoGo」「ガッチャマン」「ヤッターマン」などが有名。

こうしてみると、虫プロはやはり手塚治虫が前面に出ていて、
彼の作家性、彼の原作である漫画のストーリーが圧巻。
それに対し、
タツノコプロはキャラが立っていて、アニならではの工夫や楽しさが満載。
その分、さまざまに話が派生することも可能だし、
だからこそリメイクが盛んなのかもしれませんね。

私は手塚アニメももちろん好きですが、
「マッハGoGoGo」の三船剛に恋したり、
「ガッチャマン」にやるせない悲哀を感じたりしながら
少女時代を過ごした一人であります。
そして母親になってからは、
子どもと一緒に見ていた「テッカマンブレード」のDボーイにおネツ。

そんな私から、おススメの美術展を。

今、八王子夢美術館というところで、「タツノコプロの世界」展をやっています。

7月中旬から始まり、9月中旬までなのでもうすぐ終わり。
いろんなアニメの原画などがたくさん飾られているようなので、
お近くの方は、ぜひこの機会に行ってみてください。

関連の催しとして、明日9/7(日)午後2時からは、
笹川ひろしさんの講演もあります。
場所は美術館の近くの八王子学園都市センター
(美術館よりJR八王子駅に近いです)
笹川さんは、タツノコプロを創立時から支え、
現在「ヤッターマン」の総指揮をしています。
タツノコプロを離れていた時期もあるので、
幅広くアニメ製作に関するお話を聞けるのではないでしょうか。

当日券もあるとのことなので、こちらも併せてどうぞ。






Last updated  2008.09.06 11:04:49
コメント(2) | コメントを書く
2008.07.11


鉄人28号 白昼の残月(通常版)(DVD) ◆20%OFF!

ロボットアニメが描く「戦後」

映画:「鉄人28号 白昼の残月」
監督:今川康宏  原作:横山光輝
配給:メディア・スーツ

ストーリー●
太平洋戦争が終結して十年。
首都東京は復興に向け、日々破壊と開発を繰り返していた。
鉄人28号を操縦して不発弾の処理に協力する金田正太郎少年の前に、
義兄・ショウタロウが現れる。
南方から復員してきた彼の目に映る日本は、戦前とはまるで別の国のようだった。
金田博士直伝の操縦技術を持ちながら、
正太郎に鉄人を譲らねばならないショウタロウ。
彼には鉄人を使ってやらねばならぬ重要な任務があった。
(3/31より全国で公開中)


昭和30年代、「鉄人28号」が存在したのは無論テレビの中だけである。
だが21世紀に甦えった鉄人は、
現実の、昭和30年代の東京をまるごと背負って現れた。

戦争の傷跡を消し去りたい一心で、すべてを作り変えようとしていたあの頃。
復員兵たちもまた、平和な日本に新たな存在意義を探さなければならない。
兵器として作られ、戦後は平和利用されている28号は、
彼らの象徴でもある。

かつて科学の未来に少年たちが胸躍らせた「機械」のお話は、
忘れられた者たちへの鎮魂の歌となった。

重厚な音楽は「ゴジラ」の伊福部昭。のしかかるほどに重厚。
だからこそ
ラスト、おなじみ「鉄人28号」(三木鶏郎作曲)の歌の明るさに救われ、
希望の灯がともる。

*Webで読みやすいように、改行など修正してあります。

*ロボットアニメマニアには、いろいろとDVD以外の特典満載のスペシャル版もあります。



鉄人28号 白昼の残月(REVOLTECH SPECIAL EDITION)(数量限定生産)(DVD) ◆20%OFF!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

試写会に行った当時、
子どもたちにこの映画を見た話をしたのですが、
「フクインヘイ」がなんだか、全然わかってもらえませんでした。
「戦争から帰ってきた兵隊さんたちよ」というと、
「それって『帰還兵』のことだね」と息子。

うーん、たしかに意味的には同じだけど、
ちょっとイメージ違うんだよね、って思っちゃうワタシは、
やっぱり古いのか~??






Last updated  2008.07.11 07:23:54
コメント(2) | コメントを書く

全20件 (20件中 1-10件目)

1 2 >


Copyright (c) 1997-2017 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.