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バレエ・ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、舞台大好き!

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全106件 (106件中 1-10件目)

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月別・カンゲキのまとめ

2017.09.01
XML
今月の舞台は歌舞伎5、文楽1、演劇3、ミュージカル4(5)、ダンス1で14、
映画は1でした。どの作品も力演で甲乙つけがたい。

【歌舞伎】
八月納涼歌舞伎(第一部)「刺青奇偶」「玉兎/団子売」@歌舞伎座
八月納涼歌舞伎(第二部)「修善寺物語」「東海道中膝栗毛~歌舞伎座捕物帖」@歌舞伎座
八月納涼歌舞伎(第三部)「桜の森の満開の下」@歌舞伎座
双蝶会「土佐将監閑居場」「一條大蔵譚」@国立劇場小劇場
研の会「頓兵衛住家の段」「禿/供奴」@国立劇場小劇場

【文楽】
大阪市立大学上方文化講座「祇園祭礼信仰記」(実演あり)

【演劇】
「プレイヤー」@シアターコクーン
「リミット9」@港区立麻布区民センター
「髑髏城の七人~season鳥」@IHIステージアラウンド東京

【音楽劇・ミュージカル】
「ふるあめりかに袖はぬらさじ」@明治座
「星の王子様」@東京芸術劇場プレイハウス
「ビューティフル」(平原綾香)@帝国劇場(2回)
「ビリー・エリオット」(未来/持田/柚月/益岡/中河内)@赤坂ACTシアター

【ダンス・バレエ】
「マクベス」@渋谷区文化総合センター大和田伝承ホール

【映画】
「東京喰種」@丸の内アカデミー

最優秀作品賞は、「ビリー・エリオット」に。
まさか日本でこれだけのことができるようになるとは、思っていませんでした。
特に、イギリスの炭鉱町の話を九州弁つまり筑豊の炭鉱を重ね合わせる台本にしたのは秀逸。
サッチャー政権をここまで揶揄する政治的な物語もそのままきちんと伝えていることも、すごい。

次点で「ビューティフル」
平原綾香が素晴らしい。私はすぐさまチケット買い増しして二日連続行きました。
描かれているミュージックシーンがドンピシャ自分の青春なんで、主観的なものもあるかと思い、
敢えて次点にしています。

MVPは、「ビリー・エリオット」のウィルキンソン先生役、柚月礼音に。
ダンサーとして大成できなかったちっぽけな人生を恨みながらも、
子どもたちに踊る楽しさを教える心意気、
ビリーを見出す瞬間、
家でやさぐれる様子、
すべてが素晴らしかった。そして華があった。
彼女の代表作になると思います。






Last updated  2017.09.03 19:22:54
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2017.08.01

今月は歌舞伎が6(2回行ったものがあり回数は7)、バレエ1、演劇2で9(10)、映画は試写が3でした。

 

【歌舞伎】

七月大歌舞伎(昼の部)「矢の根/加賀鳶/連獅子」@歌舞伎座

七月大歌舞伎(夜の部)「駄右衛門花御所異聞」@歌舞伎座

七月大歌舞伎(昼の部)「夏祭浪花鑑」@松竹座

七月大歌舞伎(夜の部)「盟三五大切」@松竹座

歌舞伎鑑賞教室「歌舞伎のみかた/一條大蔵譚」@国立劇場小劇場

曳山まつり子ども歌舞伎東京公演「長刀組太刀渡り/伊勢音頭恋寝刃/本朝廿十四孝」@国立劇場小劇場

 

【ダンス・バレエ】
石神井バレエアカデミー「トリプル・ビル」@文京シビック

 

【演劇】

「子午線の祀り」@世田谷パブリックシアター

オーパーツ「天国への階段」@池袋サンシャイン劇場

 

【その他】

歌舞伎座ギャラリー

玉三郎x土屋恵一郎対談「演じるということ」@明治大学駿台キャンパスアカデミーホール

 

【試写】

「関ヶ原」

「米軍がもっとも恐れた男~その名はカメジロー」

「夜明けの祈り」

今月の最優秀作品賞は「子午線の祀り」に。
朗読劇というより、もはや普通の演劇でして、平家物語を文語で朗読する難解さから現代人を救う手立てとしての体の表現がとても素晴らしかったです。「敦」の「名人伝」を彷彿とさせました。
俳優では村田雄治がよかったです。

今月のMVPは石神井バレエアカデミーの「トリプル・ビル」から、「パ・ド・カトル」
吉田都、酒井はな、西田佑子、沖香菜子の4人でパ・ド・カトルですよ。夢のようでした。
この公演では、男性陣も高岸直樹、秋元康臣、浅田良和、池本祥真、細野 生、土橋冬夢という布陣で、特に元Kバレエの3人は久々にパフォーマンスを見られてうれしかったです。

最優秀男優賞には、尾上松也を。
一寸徳兵衛が髭を抜いているところ、惚れ惚れしました。

番外ですが、坂東玉三郎丈の「演じるということ」という講演・対談は充実していて、
質問コーナーでは学生たちの純粋な質問に真摯に答える姿が素晴らしかったです。
本当に勉強になりました。

あと、
今月は、私の大好きな片岡仁左衛門丈の「盟三五大切」がかかったので、大阪まで行ってまいりました。
もちろん素晴らしかったですが、以前観たときほどの衝撃はありませんでした。
以前より、わかりやすく演出を変えたような気がします。その分説明的になってしまったのではないかと。
だからこそ、
無言で暗闇の中押し入り、五人斬りを行う場面が飛びぬけて美しかった。
歌舞伎は理屈じゃない。そう思った次第です。

とはいえ、充実した公演であったことはたしか。息をつめて観ていました。2回も!







Last updated  2017.08.16 08:45:02
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2017.07.01
今月は歌舞伎3、文楽2、演劇1、バレエ・ダンス3で舞台が9、映画が2でした。
平成中村座は、ずっとチケットがとれず、最後に夜だけおさえることができました。
「仇ゆめ」よかったです。

【歌舞伎】
名古屋平成中村座(夜の部)「義経千本桜(川連法眼館)/弁天娘女男白浪/仇ゆめ」@名古屋平成中村座
六月大歌舞伎「名月八幡祭/浮世風呂/弁慶上使」(昼の部)@歌舞伎座
六月大歌舞伎「鎌倉三代記/御所五郎蔵/一本刀土俵入」(夜の部)@歌舞伎座

【文楽】
6月文楽鑑賞教室「二人禿/解説 文楽へようこそ/仮名手本忠臣蔵(三段/四段)」(午前の部)
6月文楽鑑賞教室「二人禿/解説 文楽へようこそ/仮名手本忠臣蔵(三段/四段)」(午後の部)

【演劇】
六月花形新派公演「黒蜥蜴」@三越劇場

【バレエ・ダンス】
Noism1「Lievestod―愛の死」@彩の国さいたま芸術劇場大ホール
横浜バレエフェスティバル2017@神奈川県民ホール
Kバレエ「ジゼル」(荒井/山本/堀内)@東京文化会館

【映画】
「海辺のリア」@スバル座
「20センチュリーウーマン」@丸の内ピカデリー

最優秀作品賞
再演ですが、Kバレエの「ジゼル」にあげたいと思います。
なんといっても荒井祐子のジゼルが素晴らしく、
これが一夜限りというのがなんとも惜しい気がしました。
出てきたその瞬間から、
ジゼルはもう命が燃え尽きそうな運命を背負っている。
楽しそうに笑うその微笑みの中に、悲劇が見える。
なんてすごいんだ、この人! と思ったわけです。

山本雅也のアルブレヒトも
王子としての気品と傲慢がきちんと表現されていて、うっとり。
熊川/ヴィヴィアナのコンビのときは、
ジゼルが死んだ後、家臣を振り切って戻ってくるのですが、
山本アルブレヒトはうろたえて、気持ちはありながらもそのまま去る。
彼にとって、それが自然です。
Kバレエの、そうした柔軟性というか、心理描写の機微が光りました。

ラスト、朝日の中で消えて行くジゼルで初めて泣いた。
アルブレヒトの腕をぐっと握って離さず、この世に気持ちをおいて昇天するジゼルに、
前の晩逝ってしまった真央さん(海老蔵丈の奥様)の「愛してる」が重なって、
泣けて泣けて。

最優秀主演女優賞
そんな荒井祐子をさいおいて、私は中村雀右衛門にあげたい!
(女優じゃなくて女方だけど)
弁慶上使のおわさ、御所の五郎蔵の皐月、鎌倉三代記の時姫、と大車輪だった歌舞伎座、
本当に充実で、
弁慶上使や鎌倉三代記はわかりにくい演目の最右翼だけど、
彼女の仕草や科白がちゃんと浄瑠璃に乗っていたので、物語がそこから紡がれていった。
今回「なるほど」と心情が納得できた部分がたくさんありました。
とくに弁慶上使は、おわさがよかったからこそ吉右衛門の弁慶が引き立ったし、
物語の奥行きがきちんと伝わって素晴らしかったです。

最優秀主演男優賞
新派「黒蜥蜴」の喜多村緑郎に。
私の中ではまだ段治郎さんですが。
声の良さはいうまでもありませんが、
明治の錦絵から浮かび上がったようなお顔!
そして、宝塚の男役か?っていう背広の着こなし。
一枚の絵の中に、憂いをとどめられる役者であることを証明していました。
新派でのますますの活躍を期待します。

敢闘賞
文楽「仮名手本忠臣蔵」の「城明け渡しの段」で
無言でほとんどまわるこの段の雰囲気を壊さず、
最後の一言「はったと睨んで」をしっかり語った
豊竹咲寿大夫に。






Last updated  2017.07.06 12:00:50
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2017.05.29
今月は歌舞伎が4(回数は5)、文楽2、バレエ1、ライブ1、その他1で9(10回)でした。
映画は1回。
歌舞伎は珍しく(笑)5回のうち3階が1階席というぜいたくだったので、
気分的にはものすごく充実していて5回以上見ている気がする。

【歌舞伎】
團菊祭五月大歌舞伎(昼の部)「梶原石切/吉野山/魚屋宗五郎」@歌舞伎座
團菊祭五月大歌舞伎(夜の部)「壽曽我対面/伽羅先代萩/弥生の華浅草祭」@歌舞伎座
五月花形歌舞伎(昼の部)「戻駕色相肩/金幣猿島郡」@松竹座
五月花形歌舞伎(夜の部)「野崎村/怪談榎木乳房」@松竹座

【文楽】
5月文楽公演(昼の部)「寿柱立万歳/口上/菅原伝授手習鑑」@国立劇場小劇場
5月文楽公演(夜の部)「加賀見山旧錦絵」@国立劇場小劇場

【ダンス・バレエ】
Kバレエ「海賊」(矢内/杉野/益子)@オーチャードホール

【ミュージカル・ライブ】
「ソニンライブ―faithー」@Bar Rhodes

【その他】
「氷艶hyoen2017―破沙羅―」@国立第一代々木体育館

【映画】
「美女と野獣」(吹き替え版)@MOVIX柏の葉

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今月のMVPは、やはり「氷艶」でしょう!
世界初のエンターテインメントは、本当に完成度が高く、ワクワクし、
歌舞伎界、フィギュア界、プロジェクションマッピング、TAO、
ワイヤーアクション機材やスパイクシューズというすぐれもの、と
現在の日本がこれだけの宝を持っているからこそできたこと。
染ちゃんの妄想が形になった中でも、これは相当でっかい妄想でしたね~。
「歴史の証人」になってとってもうれしいです。

最優秀主演男優賞は、「怪談乳房榎」の中村勘九郎に。
早替わり、すごかったです。こなれてきました。自分のものになってきましたね。

最優秀主演女優賞は、「海賊」の矢内千夏に。
特別賞に同じく「海賊」の益子倭に。
「海賊」についてはレビューを別に書いています。

敢闘賞は「野崎村」でお染を演じた中村児太郎に。
「野崎村」はいわゆるスピンオフであって、母屋は「お染久松」。
お染のキャラがちゃんと立っていなければ、お光の物語は浮かび上がってきません。
児太郎は、野崎村にたどり着くまでのお染の人生をちゃんと背負って演じていました。






Last updated  2017.05.29 11:53:19
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2017.04.29
4月は歌舞伎6、演劇3、ミュージカル1、バレエ・ダンス2で舞台は計12でした。
映画は試写のみで3。

【歌舞伎】
四月大歌舞伎(昼の部)「醍醐の花見/伊勢音頭恋寝刃/熊谷陣屋」@歌舞伎座
四月大歌舞伎(夜の部)「傾城反魂香/桂川連理柵/奴道成寺」@歌舞伎座
こんぴら歌舞伎大芝居(第一部)「神霊矢口渡(頓兵衛住家の場)/忍夜恋曲者/お祭り」@金丸座
こんぴら歌舞伎大芝居(第二部)「葛の葉/口上/身替座禅」@金丸座
赤坂大歌舞伎「夢幻恋草紙~赤目転生」@赤坂ACTシアター
曳山祭り・山車上の子ども歌舞伎のうち「紅葉狩/花祭長浜城(フィガロの結婚より)」@長浜市

【演劇】
「エレクトラ」@世田谷パブリックシアター
「ハムレット」@東京芸術劇場プレイハウス
「フェードル」@シアターコクーン

【オペラ・ミュージカル】
「王家の紋章」(浦井/濱田/宮澤/平元)@帝国劇場

【バレエ・ダンス】
イゴール&モレノ「イディオット・シンクラシー」@伝承ホール(渋谷区文化総合センター大和田)
セルゲイ・ポルーニン「Take Me to Chrch」@東京芸術大学奏楽堂

【試写】
「アンジェイ・ワイダ~残像」
「ダンサー~世界でもっとも華麗な野獣」
シネマ歌舞伎「東海道中膝栗毛」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今月は盛りだくさんで、MVPを決めるのは本当に難しいですね~。

MVP
曳山祭りの山車上子ども歌舞伎

古典の「紅葉狩」、
システィナ歌舞伎の「フィガロの結婚」をご当地ものに書き換えた「花祭長浜城」、
いずれも子どもたちのパフォーマンスとは思えない出来で、
ただの可愛さや素人であることを差し引いて、私たちに感動をもたらす芸域だった。
春休みからの稽古でここまでもってくる大人たちの努力、
プロ顔負けの浄瑠璃語りや鳴り物の素晴らしさ。いつまでも続いてほしい至芸です。
(ほかにも異なる山車で上演されたものがありますが、
 時間と場所の都合で私が拝見できたのはこの2つのみでした)

最優秀作品賞

「身替座禅」@こんぴら歌舞伎

仁左衛門の山蔭右京と彌十郎の玉ノ井、松緑の太郎冠者のバランスが最高によく、
金丸座という小屋の雰囲気や規模も手伝ってか、
仁左衛門丈の右京がこれまで観た中でもっとも楽しそうにはじけていたように思います。

最優秀主演男優賞
平岳大(イポリット@「フェードル」)

これまでに見たどんなイポリットより清々しく、そして説得力があった!
彼が誰かに語りかけることで、ありとあらゆる背景が浮かび上がってくる。
「フェードル」は大好きで、舞台にかかるたびに観ているが、こんなに物語全体が見えたことはない。
イポリットが置かれた状況こそが、物語の支点であると納得!
できすぎの父親を観て生きるイポリットの葛藤は、彼自身、自分と重なる部分もあったのだろう。
素晴らしい役づくりだった。

最優秀主演女優賞
片岡孝太郎(お舟@「頓兵衛住家の段」)

女優でなくて女方ですが、この枠で。
前半の目がハート娘のコメディエンヌから必死の形相の後半まで、
お舟という女性が自分の恋心にまっすぐ向き合うさまを
至芸で見せてくれました!

5/6(土)、KSB瀬戸内海放送でこんぴら歌舞伎の特集番組が放送予定ですが、
その中で歌舞伎ビギナーのガイド役として辻アナウンサーのお供をさせていただきました。
「頓兵衛~」は辻アナにとって初めての歌舞伎でしたが、それがこの孝太郎さんのお舟だったことは、
本当に幸せだったと思います。舞台全体もよく締まり、見事な舞台でした。

敢闘賞
イゴール&モレノ(「イディオット・シンクラシー」@伝承ホール)

「ダンスで世界を変える!」と銘打ってチャレンジングなダンスをひっさげ初来日の2人。
休みなく続く正確なジャンプは、最初少年の遊びのようでいて、次第に重低音が混ざり、
魂の響きへと連なっていく。
ジャンプのリズムは心臓の鼓動であり、鼓動の高鳴りは魂をシェアできる存在と共鳴し合う。
技術と体力、そして志、いずれも高い二人に。






Last updated  2017.04.30 10:57:02
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2017.03.31
今月は歌舞伎が5、文楽・素浄瑠璃1、演劇1、ミュージカル・コンサート5で舞台が12本、
映画が2本でした。

今月の舞台について、MVPなどは最後に書きますが、
一番衝撃的だったのは文楽シネマでした。
人形の足遣いの確かさ、主遣いの胴串の使い方、今の文楽とくらべものにならない!
この前「冥途の飛脚」を観たばかりだったこともあり、愕然としました。
自分の中のスタンダードが初期化された思いです。

【歌舞伎】
東農歌舞伎中津川保存会吉例歌舞伎大会@東農ふれあいセンター
三月大歌舞伎(昼の部)「名君行状記/渡海屋・大物浦/どんつく」@歌舞伎座
三月大歌舞伎(夜の部)「引窓/けいせい浜真砂/助六」@歌舞伎座
通し狂言「伊賀越道中双六」@国立劇場
俳優祭(昼の部)「二つ巴/石橋/月光恋暫」@歌舞伎座

【文楽・素浄瑠璃】
KAAT駒之助「熊谷陣屋」@KAAT神奈川芸術劇場

【演劇】
NODA・MAP「足跡姫」@東京芸術劇場プレイハウス

【ミュージカル・オペラ・コンサート】
「コメディ・トゥナイト」@新橋演舞場
トニー賞コンサート in TOKYO@東京フォーラムA
北翔海莉コンサート(with島田歌穂)@東京フォーラムC
ディズニーコンサート@東京フォーラムA
越路吹雪トリビュートコンサート@日生劇場


【映画】
「ミスサイゴン25周年記念コンサート」@TOHOシネマズ有楽町
文楽シネマ「冥途の飛脚」@東京写真美術館

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最優秀作品賞
「絵本太功記」「茜の隠れ井」@東農歌舞伎

これほど物語に没入できたことが今までにあったろうか、と思うほど
リアルな感情が揺さぶられた舞台でした。
後で聞けば、彼らはほとんど歌舞伎座の大歌舞伎などをご覧になっておらず、
役作りは誰かの演技を真似るのではなく、本読みによって行われているということです。
だから登場人物の心情がうかびあがってくるのですね。
「道八芸談」を読んでいても真の「本読み」こそが芸の基本とありました。
歌舞伎は人から人へ芸が伝わるものですが、最近はビデオで済ます場合もあり、
そういうお手軽な時代にあって「本読み」を中心に据えた舞台づくりをずっと続けている
こうした地歌舞伎の精神は、きっとこれまでも歌舞伎文化の傍流のようでいて、
常に本流を刺激し、支えてきたのだと感服します。
中津川の芝居小屋での歌舞伎は、三代目市川猿之助(現・猿翁)にも大きな影響を与え、
スーパー歌舞伎を立ち上げる源の一つとなっています。

MVP
中村吉右衛門&中村雀右衛門@「伊賀越道中双六(岡崎)」

雀右衛門のお谷「坊の顔、見てくださいましたか?」
吉右衛門の政右衛門「うん、見た。見た」
これだけで、2人の愛のすべてが理解できた。
この後、その「坊」を奇声を上げて殺す政右衛門の苦しさに、涙を流した。

最優秀主演女優賞
ケリー・オハラ@トニー賞コンサート in Tokyo

文句なし。彼女の歌声そのものが人々に幸をもたらす。
自在の音域、潤いのある声、そして囁いても胸に響く歌詞、表現。
脱帽の3時間でした。

最優秀主演男優賞
井上芳雄@トニー賞コンサート in Tokyo

トニー賞コンサート生放送の成功は彼あってこそ。
軽妙なトークで他の出演者たちをリラックスさせながら自分も
「サークル・オブ・ライフ」熱唱など。
絶対王者のケリー・オハラがいるコンサートで
日本のミュージカル界もやるじゃないかと思わせてくれました。
(追記)
ディズニーコンサートで「ノートルダムの鐘」のカジモドの歌を歌った
海宝直人も素晴らしかったです。

敢闘賞
中村鷹之資@「二つ巴」(「俳優祭」)

まず「二つ巴」という演目自体が素晴らしかった。
仮名手本忠臣蔵の七段目から討入りまでの世界観を舞踊にまとめた作品。
(「二つ巴」とは赤穂藩の紋で、討入りの陣太鼓のマークとしてよく知られる)
一力茶屋の由良之助に密書を届けに来た力弥の役の鷹之資は、
花道に出たその瞬間から客席のジワを発生させる!
端正な所作、かつ花のある大きな踊りは明るい未来を予感させた。






Last updated  2017.04.29 11:39:57
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2017.03.02
二月は歌舞伎4(回数的には5。2度見たものがあります)、文楽3、ミュージカル1で
舞台が8本(9回)、映画は試写を含めて3本でした。

【歌舞伎】
猿若祭二月大歌舞伎(昼の部)「猿若江戸初櫓/大商蛭子島/四千両小判梅葉/扇獅子」@歌舞伎座
猿若祭二月大歌舞伎(夜の部)「門出二人桃太郎/絵本太功記/梅ごよみ」@歌舞伎座
二月花形歌舞伎(午前の部)「義経千本桜(渡海屋・大物浦)/三人形」@松竹座
二月花形歌舞伎(午後の部)「金閣寺/連獅子」@松竹座

【文楽】
近松名作集・第一部「平家女護島(俊寛)」@国立劇場小劇場
近松名作集・第二部「曾根崎心中」@国立劇場小劇場
近松名作集・第三部「冥途の飛脚」@国立劇場小劇場

【ミュージカル・オペラ】
「ロミオ&ジュリエット」(大石/木下)@赤坂ACTシアター

【映画】
「この世界の片隅に」
「未来を花束にして」

【試写】
「トンネル」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
MVP
尾上右近@連獅子(二月花形歌舞伎)

圧倒的な身体能力。六代目菊五郎の芸の高みを目指す気概。
若さとはかくありたい。今月松竹座で、彼の仔獅子に会えた人は幸せである。

最優秀作品賞
「梅ごよみ」

菊之助の仇吉、勘九郎の米八、染五郎の丹次郎、サイコー!
何度でも見たい!
舟遊びのクローズアップから隅田川全景に背景を広げる舞台演出もgood。

最優秀主演男優賞
尾上松緑@大商蛭子島

女好きな幸左衛門実ハ源頼朝という役どころが新鮮かつ軽妙。新境地ではないだろうか。
「寺子屋」のパロディである前半と、頼朝という本性を現わす後半とをきっちり演じ分け、
いずれも役の性根がしっかり見えた。
あまりかからない作品だが面白く観られた立役者の一人である。

最優秀主演女優賞
中村時蔵@大商蛭子島

こちらも同じ演目で、前半は悋気な女房お藤、後半は政子に頼朝を譲る辰姫。
世話物典型の女房だったお藤から後半、
襖が開いて辰姫として出てきた瞬間から立女形として匂い立つ。
「黒髪」の舞踊が素晴らしく、他の女との初夜を過ごす夫を思うやるせなさを全身で表して秀逸。
さすがである。

敢闘賞
木下晴香@「ロミオ&ジュリエット」

私はこのプロダクションをあまりいいと思ったことはなかったが、
今回の公演はとても満足した。
チームワークもよく、大変楽しめる舞台に仕上がっていたと思う。
何が違うのかを考えた結論は、「ジュリエットがよかったから」だ。
他の人物は「若さ」で乗り切れるが、ジュリエットはそれだけではダメ。
幼さも女としての芯の強さも、無謀さも弱さも、
いろいろな面を「歌で」表せる力が木下にはあった。






Last updated  2017.04.29 11:24:57
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2017.03.01
長らく書けてなくて申し訳ありません。
遅ればせながら、1月のカンゲキのまとめをば。
とにかく歌舞伎・歌舞伎・歌舞伎! 
なんでこんなに、っていうほど各地各会場で歌舞伎が行われました。

歌舞伎9、文楽2、バレエ1、お笑い1で13本です。


【歌舞伎】
壽新春大歌舞伎(昼の部)「将軍江戸を去る/大津絵道成寺/沼津」@歌舞伎座
壽新春大歌舞伎(夜の部)「井伊大老/越後獅子・傾城/松浦の太鼓」@歌舞伎座
壽新春大歌舞伎(昼の部)「吉例寿曽我/梶原石切/新口村」@松竹座
壽新春大歌舞伎(夜の部)「鶴亀/口上/勧進帳/雁のたより」@松竹座
壽新春大歌舞伎(昼の部)通し狂言「雙生隅田川」@新橋演舞場
壽新春大歌舞伎(夜の部)「義賢最期/口上/錣引/黒塚」@新橋演舞場
新春浅草歌舞伎(第一部)「傾城反魂香/義経千本桜(吉野山)」@浅草公会堂
新春浅草歌舞伎(第二部)「角力場/鈴ヶ森/棒しばり」@浅草公会堂
新春歌舞伎公演「通し狂言 しらぬい譚」@国立劇場大劇場


【文楽】
新春文楽公演(第一部「寿式三番叟/奥州安達が原/本朝廿十四香」@国立文楽劇場
新春文楽公演(第二部「於染久松・染模様妹背門松」@国立文楽劇場

【バレエ・ダンス】
都民芸術フェスティバル「ラ・バヤデール」@東京文化会館

【その他】
年末年始特別興行@なんば花月

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
MVP
長田佳世@「ラ・バヤデール」のニキヤ

別にレビューを書いていますが、引退するのが惜しまれる長田さんのニキヤでした。
プリマとは、かくありたいものです。

最優秀作品賞

通し狂言「雙生隅田川」(新橋演舞場)

市川右團次襲名披露狂言としては、これが一番右團次のよさが出ていました。
梅若丸/松若丸の二役を演じた幼き新・市川右近が、天才ぶりを発揮。大物です。

最優秀主演男優賞
中村梅玉@「将軍江戸を去る」(歌舞伎座)

一月の歌舞伎座は華やかさに欠ける、と散々言われていましたが、
ふたを開けたら地味の最たるものである、音曲なしの真山青果作品が大当たり。
すべては将軍役の梅玉の、懐の深い、しかしわがままさも炸裂する将軍ぶり怪演の賜物。

最優秀主演女優賞
片岡孝太郎@「新口村」(松竹座)

私ゆえにあなたの息子をこんな目に合わせてしまいました、という申し訳なさと
でも私はあの人の妻、舅のあなたに心から仕えたい、という思いと、
懐紙を出すとき、こよりを作るとき、演技のかたちの中に心がこもる梅川でした。

敢闘賞
坂東巳之助@「傾城反魂香」(浅草公会堂)

表情豊かで何も語らなくても思いの伝わってくる世又平。
壱太郎のおとくのコンビもよく。






Last updated  2017.05.02 06:59:56
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2016.12.03
今月は歌舞伎4、文楽2、演劇3で舞台は9本、映画2、試写2で映画は4本でした。

【歌舞伎】
永楽館歌舞伎「輝虎配膳/口上/春重四海波」@出石永楽館
通し狂言「仮名手本忠臣蔵」(第二部)@国立劇場大劇場
吉例顔見世大歌舞伎(昼の部)「四季三葉草/毛抜/祝勢揃壽連獅子/加賀鳶」@歌舞伎座
吉例顔見世大歌舞伎(夜の部)「元禄忠臣蔵/口上/盛綱陣屋/芝翫奴」@歌舞伎座

【文楽】
錦秋文楽公演(第一部)「花上野誉碑/恋娘昔八丈/日高川入相花王」@大阪国立文楽劇場
錦秋文楽公演(第二部)「増補忠臣蔵/艶容女舞衣/勧進帳」@大阪国立文楽劇場

【演劇】
演劇集団円「景清」@吉祥寺シアター
劇団俳優座「常陸坊海尊」@俳優座稽古場
「メトロポリス」@シアターコクーン

【映画】
第17回東京フィルメックス「マンダレーへの道」@有楽町朝日ホール
シネマ歌舞伎「コクーン歌舞伎・三人吉三」@柏の葉MOVIX

【試写】
「アラビアの女王」
「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅」

【その他】
「空想脅威展」@六本木ヒルズビューラウンジ

今月の最優秀作品は「元禄忠臣蔵」
片岡仁左衛門は今世紀最高の豊綱卿!と、今世紀はまだ16年しか経っていませんが、ぜったいそうだと思えるくらい素晴らしかった! 
新井白石役の左團次がまた、役の性根をしっかりつかみ、富森助右衛門を演じた染五郎も、これまでとは一味違った助右衛門で秀逸。

国立劇場の歌舞伎も充実していて、特に六段目、菊五郎の勘平には恐れ入りました。
若い。若いんですよ。そして巧いんですよ。そして、型どおりやってても人間的なの。

だからMVPには仁左衛門か菊五郎か、って思うけど、人間国宝ばっかりMVPにしても芸がない。
そこで別の人を。

最優秀男優賞「景清」の橋爪功
近松門左衛門の「出世景清」を、本はほぼ忠実に、だが舞台装置や衣裳などに斬新な工夫を凝らして上演した劇団円にも拍手したい。

最優秀女優賞「メトロポリス」の松たか子に。
歌がうまい。声がいい。滑舌がいい。出てきただけで、オーラを放つ。
スターの器、主役の器である。脱帽。

文楽では昼の部、「花上野誉碑」のあまりといえばあまりの展開に度肝を抜かれ、娘が蛇と化す「日高川~」が期待通りの熱演だったにも拘わらず印象が薄くなる感あり。
夜の部の目玉は、文楽では珍しい花道つきの「勧進帳」。だが、その花道から遠い席だったこともあったか、私は「勧進帳」は歌舞伎が一番好きだなあ。次が能の「安宅」。やはりお囃子に問題があるような気がする。太棹の合奏って、世話っぽく聞こえるんだよね。松羽目物の清新さと、三味線の華やかさをうまくミックスできたのは、歌舞伎のほうだと思いました。
もっとも感銘を受けたのは「艶容女舞衣」蓑助が遣った三勝! 上演した段において、三勝は主役ではなく、セリフもほとんどないんだけれど、もう生みの親の悲痛な愛情が人形の体からほとばしる! 見てるだけで泣けてきた。すごすぎるぜ、蓑助師匠!

映画では、
シネマ歌舞伎「三人吉三」の魅力を改めて感じた。
歌舞伎が初めての人にも、舞台でご覧になった人も、満足させられる出来。
「マンダレーへの道」についてはこちらからレビューをどうぞ。






Last updated  2016.12.03 11:45:57
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2016.10.31

今月は、前半が名古屋遠征、後半は東京国際映画祭と盛りだくさん。歌舞伎7、その他の芸能2、演劇1、宝塚1で舞台11、映画が12でした。

【歌舞伎】

十月大歌舞伎(昼の部)「女暫/幡隋長兵衛/他」@歌舞伎座

十月大歌舞伎(夜の部)「外郎売/口上/熊谷陣屋/藤娘」@歌舞伎座

錦秋名古屋顔見世(昼の部)「橋弁慶/壺坂霊験記/ぢいさんばあさん」@日本特殊陶芸市民会館ヴィレッジホール

錦秋名古屋顔見世(夜の部)「寺子屋/英執着獅子/品川心中」@日本特殊陶芸市民会館ヴィレッジホール

仮名手本忠臣蔵(三か月通し狂言・第一部)(大序から判官切腹まで)@国立劇場大劇場

仮名手本忠臣蔵(研修発表会〈二段・三段〉&お楽しみ懇談会)@国立劇場小劇場

高雄歌舞伎「白浪五人男/熊谷陣屋/傾城阿波鳴門(どんどろ)」

【その他の伝統芸能】

邦楽鑑賞会(第二日)「義太夫・神崎揚屋の段」ほか

古典の日記念1「安宅関の山伏問答」(講談/能・金剛流)

【演劇】

「お国と五平/息子よ」@吉祥寺シアター

【オペラ・ミュージカル】

宝塚宙組「エリザベート」(朝夏/実咲)@東京宝塚劇場

【映画】

「底辺から走り出せ」(中国)

「名誉市民」(アルゼンチン)

「天才バレエダンサーの皮肉な運命」(ロシア)*

「復活の日」(日本・リマスター)*

「忠臣蔵」「血闘!高田馬場」(日本・無声映画リマスター)

「聖の青春」(日本)

「種まく旅人」(日本)

「かぞくへ」(日本)  ~以上・東京国際映画祭~

「僕と世界の方程式」

「ブラックファイル」

「ガールズ・オン・ザ・トレイン」

「皆様、ごきげんよう」

力演ぞろいの10月でしたが、

今月のMVPは、高雄歌舞伎「熊谷陣屋」で小学生ながら厳格な所作と義太夫・糸に乗って熊谷直実を立派に演じた吉田剛くんに。とにかく、新芝翫も負けていられない、というあっぱれな名演技でした。

最優秀作品には宝塚宙組「エリザベート」を。朝夏まなとのトート、陰なる存在感が素晴らしかった。実咲凛音のエリザベートも少女から王妃そして老境へと成長過程をしっかり見せ、歌声も安定していた。宝塚らしさを生かしつつ、レベルの高さでも帝国劇場も凌駕したのでは、と思えるほどの出来でした。

期待はずれだったのが佐藤B作と七瀬なつみの「お国と五平」。現代的な視点をもった斬新な演出を期待していたが、扮装から科白から、ほぼ歌舞伎と同じ。歌舞伎と同じなら歌舞伎が勝つのが順当というもの。ひねりがなさすぎた。

私が観た日は観客の反応にも驚愕。武士の家に生まれても剣術を好まず、戦いたくないのにそれを強いられる人の気持ちを吐露するところで皆笑う。声を出して笑う。そこ、私はとっても理解できるのだが。皆は笑うのね。劇がどうのではなく、人間の感情の行方を知ってぞっとするほど落胆した。

映画についてはそれぞれレビューを後ほどアップします。

「復活の日」の素晴らしさには脱帽。

これから封切の映画の中では、「僕と世界の方程式」が手堅い。

一番好きだったのは「底辺から走り出せ」です。







Last updated  2016.11.06 21:33:12
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