偉大な牛

ある漫画について。


京極夏彦の対談か何かで、その存在を知った『北神伝綺』　。

柳田国男に破門された弟子、日本の先住民である山人と大和民族のハーフ、兵頭北神が主人公。

柳田が研究を放棄した山人論、闇の民俗学を追い求める北神。
時代背景の設定もリアルだし、
宮沢賢治、北一輝、竹久夢二、甘粕正彦、出口王仁三郎など有名人も多数登場。
画もキレイだとは思う。。。


が、なぜかのめりこめない。
なんでだろう。
興味を惹くもの満載なのに。

画がどうも好きになれないのかも。
なんかストーリーがちょっとばたばたしてるといったら、言いすぎ？
落ち着いて読めない。
もうちょっと説明が欲しいっていうか、話のテンポがどうも自分とはあわない。

こういう評価って、公正さをやや欠いているようにも思われるので、
きわめて私的かつ非論理的な批評です。

何はともあれ、民俗学については、もっと知りたい。

以上。

水曜日 
甲戌
六輝＝先勝　九星＝二黒土星　中段十二直＝満　二十八宿＝参　旧暦六月二十六日