「Movie Star」に食事に行くと、見覚えのある顔が入ってくるではないか。「夜鳴き爺」のマスターだ。あれあれ、どうもどうもとよくわからない挨拶を交わし、私はテーブル席、彼はカウンター席に着いた。この日の定食はサーモンといくら丼、ヒレカツ定食の2種。丼物を注文。私はあわただしく食事を済ませると、バタバタと帰る。それじゃあまた、はいはいどうもと、またまたよくわからない挨拶を交わしてしてマスターと別れた。それが先週のこと。
今日はランチタイムに間に合うかどうかの瀬戸際で店に駆け込んだ。息があがっている。まさしく運動不足だ。ふと目を上げるとまたもや「夜鳴き爺」のマスターだ。行動パターンが似てきたのだろうか。カウンターからにこにこと声をかけてくる。これからご飯?ええ、そうなんですよ、時間が不規則で。じゃあ、ランチタイムを伸ばしてもらえるように話しておいてあげるから。ありがとうございます。
今日のランチは牛丼とベジタブルカレーともう1品(忘れました。ごめんなさい)。ベジタブルカレーを選んだ。ほうれん草、茄子、トマトの入ったカレーとアスパラガスのサラダ。デザートにフルーツポンチ。私がご飯を残すと思ったのか、メールを打っていて食べるのをおろそかにしていたら、コーヒーをお持ちしましょうか?と声がかかった。ちょっと待って下さいね。自分はご飯は残さない。食べられないと思ったらはじめから減らしてもらう主義だ。米を残すと目が潰れると教わった世代(年がばれる)。きっちりと頂く。
そして食後のコーヒーへ。ここ半月の間に6回「Movie Star」に食べにきているのだが(ランチにおける「Movie Star」の割合40%)、一度として同じメニューはなかった。タイミングもあるのだろうが、何だかうれしくなってしまう。食べ物の美味しさ、居心地の良さ、ブティックということを差し引いても、また来たくなる店だ。
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