ブラジル音楽といえば、サンバやボサノヴァが一般的に有名であり、この企画の話を頂くまで私も実は知らなかった。
ショーロは、19世紀中頃にリオデジャネイロで生まれた音楽。泣くというポルトガル語が語源とされるが、ギターが泣いているようだからその名がついたとも言われている。フルート、ギター2本、カバキーニョを用いたもので、フルートがメロディー、カバキーニョがリズム、ギターが低音部を奏でるインストゥルメンタルである。演奏家をショラォン=泣き虫と呼ぶと聞くと、音がイメージできるだろうか。
2006年ブラジル音楽祭を横浜で行おうと準備委員会が発足された。今回のコンサートはその音楽祭へのステップとして催される。場所は神奈川県民小ホール。お時間がある方はぜひショーロの世界を味わってほしい。
■横浜ブラジル音楽祭プレコンサート「5人のショーロ」
開催日:2005年6月14日(火曜日)
会 場:神奈川県民小ホール
18:00開場 19:00開演
チケット ¥3,500.- 全席自由
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