横須賀アンサンブルロードによるライブが、吉田町の「Movie Star」で行われた。昨年の11月に引き続き2度目のライブだ。今回は急遽開催が決まり、告知をする時間もなかったので、ゲリラライブ的で実に楽しかった。
20:00。ライブが開催される空気はまったくなく、普段の日と同じように私は夜ご飯を食べていた。ヤマ派さんがいるのだけがライブへの序奏のようだった。20:30。さてそろそろと椅子の移動などをはじめ、ステージの準備作業がはじまった。今回初めて横須賀アンサンブルロードに参加するドラムスがいるのだと聞く。
マネージャーは、また横須賀で夜空を眺めていたらお巡りさんに職務質問されたのだと嘆く。そろそろスイカ畑も充実してくるので、李下に冠をただすのはいかがなものかと思いながら、夜空を見つめていたい気持ちもわかる。横須賀といっても、一歩中心街を離れれば、緑が多く空気も澄んでいて、星空も美しい場所があるのだ。
21:00。ほぼメンバーが揃い、音合わせがはじまった。料理も次々に出てくる。最初に出てきたのが冷やし中華なのには驚いたが、生ハムのピザ、ウインナーの盛り合わせ、焼きそば、ジャコ飯などこれでもかといったボリュームで食べ放題。酒はビール、焼酎、ウイスキー、日本酒など冷蔵庫・カウンターにあるものお構いなしで飲み放題。ライブもついて¥3000だった。
21:30。ステージがはじまった。ベンチャーズを中心に60年代、70年代の曲を次々に奏でていく。ウォークドントラン。雨の御堂筋。二人の銀座。夕日は紅く。朝日のあたる家。ベッサメムーチョ。秘密諜報員。レッツゴー。クルーエルシー。ダイヤモンドヘッド。。。。今回初めてシロちゃんによるバンド唯一のボーカルソング「RUNAWAY」を聴くことができた。圧巻はやはり「津軽じょんから節」。バンマスの指さばきに脱帽である。しかもお客さんからのリクエストもあって2度も聴くことができた。
アンコール、アンコールの連続で11:00。ようやくステージが終わった。客席との距離が近く、音が体の中で響くほど。しばらくは余韻を楽しめるだろう。
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