野毛の飲み仲間から田舎の土産があると連絡を頂き、いそいそと集合場所へ向かう。場所は吉田町の「Movie Star」。カウンターに座るとまずはビールで喉を潤す。特別な予約をした訳ではないのに、この日のお通しは酒盗にうずらのピータン。ちなみにママはピータンを巨峰だと言って差し出した。言われてみれば形状は近い。しかし当たり前のことだが、似て非なるものであった。待ち人がやって来てビールで乾杯。どうぞ開けてくださいと出された包みを解くと、出てきたのは作(「ざく」と読む)・穂の智(純米)。三重の酒だ。米の香りと甘みを味わう。気持ちよくしみる酒だ。静かに語らいながら気がつけば終電に近い時間になっていた。扉を開けると白いものが待っている。見上げれば雪。襟を立てて帰路についた。
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最終更新日
2006年01月23日 12時41分04秒
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