「Comodo/da Luna Tres」は福富町のダイニングバー。店に入るには、茶室に入る時のように頭を低くしなければならない。低い目線から姿勢を戻すと、剥き出しの梁を晒した店内は驚くほど広く感じられる。カウンター9席。そのうち2席は二人掛けのラブチェアだ。店内は赤を基調にしたモダンなデザインでカウンターはステンレスで磨きがかけられている。カウンターから外を見ると「石庭」と「角海老」の電光色が眩しいのがいかにも福富町らしい。厨房の中には4人のスタッフ。酒は泡盛の主を選びロックで頂くことにした。本日のお通しは三種類の中からチョイス出来るという。鮪の酒盗、ゴーヤチョリソ炒め、やわらかオクラ甘辛味噌。私はゴーヤチョリソ炒めを選んだ。共食いである。最初に出て来たのは大根おろし。消化を助けるという意味だろうか。小さな心遣いがうれしい。この店を紹介してくれた野毛の飲み仲間ガンちゃんからサラダピザを一切れ頂く。クリスピーなピザはとても優しい味だった。6時~25時。金土は朝5時まで営業。日曜定休。