お風呂に入りたくな~い
ドクダミ軍団 posted by
(C)花の旅
わたしきれいだから
お風呂入らないよ
今日は しんどいから 入らないよ
入りたくないから入らないよ
・・・・・
その都度ちゃんと理屈はある。
でも放置しておくと
いつのまにか
垂れ下がったお乳の下が赤くなったり
足の付け根が赤くなったり
だぼついて二重になった お腹の裏側が赤くなったりする。
普通は すぐに痒く感じたり
痛く感じたりするものだろうに
なかなか 苦痛感が無い様子。
ドクダミの白は 写真がボケていても白いけれど posted by
(C)花の旅
入浴介助が100倍スムーズになった介護者の○○とは
介護施設で働いているとよく介護者の声がけを素直に受け入れられない方を目にします。そんな方が特に多いのは、お風呂へ誘導する場面。介護の現場では時に「拒否がある」と呼ばれるお年寄りの方々へ、介護者はどう関わっていくべきでしょうか。実際に介護現場で働く中で、思うことがあります。
目次 [非表示]
1 「めんどくさい」が口癖のAさん
2 温泉卵とおまんじゅう、どちらが好きですか?
3 ハイタッチでお風呂に向かってくれたAさん
4 言葉が通じなくても、好きな歌には反応する
5 歌はなんでもOK。介護者自身が心から楽しむことが大切!
6 さいごに
排泄や入浴の声かけには「めんどくさい」と一蹴される
ソファに横たわってテレビや新聞をみることを好まれる
「お食事ですよ」や「おやつですよ」には素直に応じてくださる
Aさんは全てを拒否しているのではなく、“気乗りしないこと”を拒否しているだけ。だとしたら、Aさんが自ら動きたくなる声のかけ方があるのではないか?そう思い至った私は、少し声のかけ方を変えてみました。
言葉が通じなくても、好きな歌には反応する
この方法が通じたのは、Aさんだけではありません。
「帰らなきゃ」スイッチが入ってしまうと言葉が通じなくなるBさんがいました。
「帰らなきゃ」「でもわかんない」と歩き回るBさん。「こんにちは」と声をかけても、返事はなく「帰らなきゃ」とそわそわしており、私の顔を見ようとしません。そこで、小さく手を振りながら小さな声でBさんの好きなお座敷小唄を唄いだしてみました。すると、つられるように小さく歌い始められるのです。言葉の指示が入らなくても、好きな歌には反応が見られています。
歌はなんでもOK。介護者自身が心から楽しむことが大切!
強制するのではなく、自然な様子で促すこと
歌いかけてだめならすぐに引くことも大切
とにかく一緒に楽しみ、体験を共有すること
介護者自身も心から楽しむこと
「歌いましょう」とあえて声をかけず、好きな曲をただ提示することが大切
前回の記事(「症状」と一括りにしていませんか?真実は症状の「理由」にある!)にも書かせて頂いたように、ご本人の気持ちに寄り添うことが必要です。
楽しい時間を共有した相手には、心を許しやすくなります。ぜひ、皆様も困ったことがあれば試してみて下さいね
日増しにドクダミの花は開いていくけれど posted by
(C)花の旅
歌う事が苦手な私には ちょっと困ったアドバイスでもあるけれど
とにかく一緒に楽しみ、体験を共有することを 心がけていきたいと思います