実家を建て替えすることに。
私が今住んでいる家から、徒歩10分のところに、生まれ育った実家があります。築60年以上です。最近、傾きが激しいのか、襖やドアなどの開閉が一苦労。地震が来たら家を失うどころか、家族の命まで失いかねないので、この度新築を決意。家を建てるにあたって、建築確認の申請を行いますが、耐震偽装の姉歯の事件以来、審査を経て許可が下りるに、なんと只今3か月ほどかかるそうです。ひえー。10月1日、家族が近所のマンションに仮住まいのためのお引っ越しです。引っ越しの数日前に、ネットから見積もり依頼を出したら、5社から返事がありました。朝一番のお返事は午前8時過ぎの赤帽さん。携帯電話の留守電には感じのいいおじさんの声。赤帽のイメージそのままって感じの声です。そして1時間おきくらいに、次々と引っ越し業者さんからお電話が。見積もりにお伺いしたいというものでした。その日の夕方や夜にお電話があった会社もありましたが、こういうのはやはり時間との戦いですね。すでにこの日の4時頃には引っ越し業者さんをどこにするか決定していたので、夜遅くにお電話があった会社には、今頃になって遅いです・・・と思ってしまいます。連絡が早かった引っ越し業者さん2社に見積もりをしてもらい、その結果、料金も良心的で、アドバイスも的確だったアリさんマークの引越社さんに決めました。見積もりを数社に依頼するのは不可欠です。げんに、他にも見積もりを出していると正直に言うと、お値段が当初提示された金額の60%近くまで下がりました。ちなみにお返事が一番早かったけれど、タイミングの悪さで連絡がつかずに見積もりに来ていただけなかった赤帽さんは、今回の引っ越しの荷物の多さでは、見積もりをしてもらっていたとしてもご縁がなかったようです。ミニ引っ越しにはいいみたいですよ。小さな実家・・・これがどんな風に生まれ変わるんだろう。といっても土地の大きさが猫の額ほどなので、広さは期待できません。私は住まないけれど、ワクワク。3階建ての新しい家に両隣を囲まれた小さな2階建の私の生家。外装は何度も手を加えていますが、中身は還暦を超えているそうです。私の祖母が建てた家です。(祖母は大工ではありません。念のため。祖母が買った家です。) 長い間、ご苦労さまでした。