桂雀三郎さんの独演会 そごう劇場へ
正月2日に、ヒルトンホテル大阪で行われた桂米朝一門会以来の落語です。今回は、桂雀三郎さんの独演会。大阪心斎橋・そごう劇場です。午後2時開演。主催は大阪新音、そして米朝事務所。雀三郎さんは4年ほど前に、八尾のプリズムホールで「親子酒」を観て以来のファン。あの親子酒を初めて見た時の衝撃は忘れられません。おかしくて涙がずっと出っぱなしでした。今回も、もちろんその親子酒が演目に入っています。 演目 ●兵庫船 雀太 ●親子酒 雀三郎 ●牛ほめ 雀喜 ●崇徳院 雀三郎中入り ●わいの悲劇(小佐田 定雄 作) 雀三郎雀三郎さんの「親子酒」を聴くのは、これが確か4回目くらいですが毎回、はまり役だなと感心してしまうほど、酔っ払いの役がお上手です。トリを飾る「わいの悲劇」は、今回私は初めてでしたが、こちらは日本の伝統芸能に嵌っている家族が大集合の楽しいお話。歌舞伎から能、講談、松竹新喜劇から吉本、そしてタカラヅカまでお話に出てきます。実力のある雀三郎さんならではの一席でした。オチもしっかり聞き洩らさないで下さい。落語が終わって、次の予定まで約2時間ありました。そごうの11階にある丸福珈琲店へ。北浜のお店に入ったことがありますがそごうは初めて。気に入りました。コーヒーと一緒についついオーダーしたくなる甘いメニューも豊富です。