NOと言える三多摩～言泉「やまと」後悔日誌

結局のところ、今年は映画館で計94作品を見た。これは自己記録更新である。
もっとも、上には上がいるはずであり、この程度の記録ではまだまだであろう。

ということで、今日は、2006年に見た映画を振り返ってみたい。
まず、参考までに、昨年および一昨年に見た映画のうち、私が個人的に気に入っている作品を並べてみよう。そのリストをご覧いただければ、私の好みをご理解いただけるものと思う。

2004年（計71作品のうち）
1位　『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』
2位　『トロイ』
3位　『スパイダーマン2』
4位　『ヴァン・ヘルシング』
次点（公開日順）　『タイムライン』、『バレットモンク』、『マスター・アンド・コマンダー』、『イノセンス』、『恋愛適齢期』、『天国の本屋～恋火』、『ブラザーフッド』、『インファナル・アフェア 無間序曲』

2005年（計58作品のうち）
1位　『スター・ウォーズ エピソード3／シスの復讐』
2位　『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
3位　『バットマン ビギンズ』
4位　『交渉人　真下正義』
次点（公開日順）　『ネバーランド』、『オペラ座の怪人』、『ナショナル・トレジャー』、『阿修羅城の瞳』、『Shall we Dance？』、『ザスーラ』

それでは、本題の、2006年のお気に入り映画であるが・・・
実は、今年はずば抜けてお気に入りという作品がほとんどなく、小粒ながら個人的好感度の高いものが多かった。それゆえに、順位を付けるのではなく、お気に入りの映画をA+、A、A-の3段階に分類した。A+とAの差、および、AとA-の差は、微々たるものである。ただし、A+とA-の差は、かなり開いているとみていい。
また、必ずしもお気に入りとは限らないものの、重要度の高いテーマ性を帯びていて、見ることをおすすめしたい作品を「推薦」として列挙した。
なお、配列はいずれも公開日の順である。

2006年（計94作品のうち）
A+
01月14日公開　『プライドと偏見』
04月22日公開　『Vフォー・ヴェンデッタ』
04月29日公開　『RENT（レント）』
07月15日公開　『時をかける少女』
08月12日公開　『ユナイテッド93』
09月23日公開　『イルマーレ』
09月23日公開　『フラガール』
11月18日公開　『プラダを着た悪魔』
12月01日公開　『007 カジノ・ロワイヤル』
12月01日公開　『武士の一分』

A
04月22日公開　『ニュー・ワールド』
04月29日公開　『キャッチ ア ウェーブ』
06月10日公開　『インサイド・マン』
07月22日公開　『ハチミツとクローバー』
08月19日公開　『スーパーマン リターンズ』
09月09日公開　『X-MEN：ファイナル ディシジョン』
10月14日公開　『16ブロック』
10月21日公開　『トリスタンとイゾルデ』
11月03日公開　『7月24日通りのクリスマス』
12月09日公開　『王の男』

A-
01月14日公開　『THE 有頂天ホテル』
01月21日公開　『レジェンド・オブ・ゾロ』
02月11日公開　『PROMISE』
02月25日公開　『好きだ、』
05月27日公開　『デイジー』
07月15日公開　『ラブ★コン』
09月02日公開　『グエムル 漢江（ハンガン）の怪物』
09月30日公開　『夜のピクニック』
11月25日公開　『パプリカ』
12月09日公開　『敬愛なるベートーヴェン』

推薦
01月14日公開　『ホテル・ルワンダ』
02月04日公開　『ミュンヘン』
02月11日公開　『クラッシュ』
05月13日公開　『ナイロビの蜂』
06月17日公開　『不撓不屈』
09月30日公開　『カポーティ』
10月28日公開　『上海の伯爵夫人』
10月28日公開　『父親たちの星条旗』
11月18日公開　『麦の穂をゆらす風』
12月09日公開　『硫黄島からの手紙』

上のリストに出ていないものは、見たけれどもさほど好感度の高くなかった作品か、あるいはまだ見ていない作品である。特に『ゆれる』は、一般に高く評価されている作品ながら、まだ見ていないのが心残りと言える。来年2月に多摩センターで上映される機会に見ておきたいと思っている。