日比野琴ノヒビノコト

　片岡仁左衛門丈が大好きなこあらちゃん☆に誘ってもらって、松竹座の「壽初春大歌舞伎」へ。



その前に、お茶。
土曜日でもゆったりできる心斎橋そごうはいいねえ♪



混ぜる前にすくって食べるつもりだったのに、スプーンを入れたら一瞬で溶けてしまった
ホワイトチョコレート。

地下２階の催事場で、お弁当も買って準備万端。


　<夜の部>
　通し狂言　「霊験亀山鉾」
　中幕　　　「春寿松萬歳」

鶴屋南北原作「霊験亀山鉾」は、ざっくり言うと仇討ちの話。
関西では77年ぶりの上演とか。
片岡仁左衛門丈が演じる悪役の藤田水右衛門が主役で、仇討ちをする側の方がどんどん
殺されてしまう。
仁左衛門丈にいたぶり殺される愛之助丈…いやッ（そこがツボ？）
セリフの多い演目は意識を失いがちだけど、物語がフクザツで眠るヒマもなかった。
まわりのお客さんも人物相関図＆あらすじと首っぴき。


休憩時間のお楽しみ♪

出し巻き卵にひと目惚れ！
やたらとお愛想を言ってくれる店員さんに勧められるまでもなく、買う気卍卍さ！
私はアナゴにしたけど、やっぱりあとでお腹がグルグル…★
（脂にヨワイのか？）

中幕で、坂田藤十郎丈の華やかな吉例の舞。
せっかくなんで、お年の話はしないでね、後ろの人。


　いつになく着物姿多し。
色無地＆袋帯の改まった装いから、大きな髪飾りを付けたアンキモお嬢まで、着物も
いろいろ。
正統派の着こなしでも「お姐」感がにじみ出たり、性格まで表れるし?!
白大島でキメていた、ショートカットでマニッシュな雰囲気のおばさま。
歩き方もマニッシュなので、ミッキーマウスな足元があらわに
（そのココロは白足袋に黒タイツ）
…まあ、そりゃ寒いけどさ。







かくいう私は、お正月になると袖を通したくなる、おもちゃ柄の小紋とアンティークの梅柄帯。
帰りの電車でおばちゃんにギロ見されてソワソワ（汗）

若手オールスター共演の来月も楽しみ!!
こあらちゃん☆よろしくねん♪