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カテゴリ:初田悦子
去る2月5日日曜日の昼下がり。
ワタクシ東ヰンドはステキな時間を過ごしておりました。 そう。 類稀なる鍛錬の結果、会得した秘伝の忍法【しんかんせーん】で 行って参りました!通算6度目の大阪!! 今回のライブに向けてのパーソナルマインドセットは、「冷静に」。 そろそろ冷静になって然るべき年齢かと わずかながらに思いま・・・おっと、もう幕が空く時間のようです。 2012年初!初田悦子ライブレポートのはじまりはじまり~! ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 2012/02/05 初田悦子ワンマンライブ ~Soc3周年、悦子は33周年(今日まで32歳だけどね)~ セットリスト Place: 大阪心斎橋 Soap Opera Classics 1 stage (13:06-15:10) 1. Kissのうた 2. 天使のめがね 3. パパにラブレター 4. きみのママより 5. 恋 6. 忘れてね 7. なんとなくバイバイ 8. 浜辺の歌 9. 上を向いて歩こう 10. Downtown 11. Find my love 12. Se Voc? Pensa 13. My heart will go on 14. パパとあなたの影ぼうし 15. 空に 16. なんでだ? 17. 光 アンコール (15:11-15:30) 1. きみのママより 2. 僕らのラララ ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 今回のライブ会場は、 大阪では初田さんのホームとも言うべき、心斎橋 Soap Opera Classics。 どうやら2月某日で3周年を迎えるにあたり、 1ヶ月間に渡ってアーティストのワンマンライブを中心にライブ日程を組む 記念イベントが始まるようで、初田悦子がそのトップバッターだという。 秘伝忍法【しんかんせーん】は、京都近辺の残雪に拭く手を阻まれ 若干の遅れを被ったが、(秘伝の割になんとふがいないことか) 予知夢によってあらかじめその事態を見破っていたワタクシは、 難なく開場時間には現地に到着。 ・・・するや否や、天然デンネンズのボーカル勝見智子さんに 「あなたがいないと!」と声をかけられた。 そして、後述するあるモノにメッセージを書くように促され、 初田さんに対して普段から抱く真情をサクッと綴る。 今回、意外に手こずったのは、門番の衛兵。 ワタクシ「東ヰンドです。」 門番「はい、東野さんですね・・・」 おい! ワタクシは歌スタ!!の司会ではない。 けしからん。これを読んでよく覚えよ。 http://plaza.rakuten.co.jp/higashiindo/diary/201109260000/ 構っている余裕はあまり無かったので、やむを得ずこの男を滅却し、 中へと入ると、すでに70人近くの観客で大半の席は埋め尽くされていた。 適当たる場所に座し、待つことわずか。 ステージにこの日のサポートメンバーのみなさんが現れ、間もなく暗転。 聴いたことのないRockなイメージの力強いイントロが始まる・・・ 果たして一体これは何から始まるのか・・・と思ったら、 初田さんの登場とともに『kissのうた』に曲が変わり、 鮮やかにワンマンライブがスタート! 笑顔満面で『kissのうた』を歌い切ると、続いては『天使のめがね』で ウヒョウ! 残念ながら1番のサビで1箇所だけがあり、 合ってるver.ではなかったが、ジェスチャー・表情・歌とすべてで 可愛らしく表現して楽しそうだった。ワタクシもすごく楽しかった。 ↑ワンピース姿の初田さん。 「みなさんありがとう!改めまして今日はようこそ来て下さいました!初田悦子です!!」 実に大阪らしく、大盛り上がりの始まり! ↑左ベースはがっちゃん。 左から2番目ピアノは初田さんのプロデューサーで究極のエンターテイナー鎌田雅人さん。 右ギターは関西で大活躍中のギタリストわたなべゆうさん。 (アングルの関係で写真には写っていないが、パーカッション池田安友子さんも。) 「みなさんの表情を見ていると、緊張というよりも涙が出てきそう!」 と、この日の初田さんは感情がとても高まっていたよう。 メンバー紹介と『パパにラブレター』をはさんで、 今回のライブでは、4曲目に『きみのママより』がきた。 1番~2番~大サビまで、演奏はピアノだけ。 ラストで他の楽器も加わって一気にクライマックスにもっていくという流れで 1曲が進行していったが、すごく良かった。 やっぱりストレートに伝わってくるものがある。 ちなみに、この後のトークで、 「みなさんは太陽。光って、輝きをくれる存在。私はそれを受けて輝いている月。」と 初田さんならではの印象的な言葉をおっしゃっていた。 ふむ。 ファンの立場からすれば、 初田さんがステージ上からとても強い光とオーラを放って 同じ空間にいるワタクシたちがそれを感じとっているという 意識でいるわけだけれども・・・ だからこそ、初田さんからその言葉が発せられた時に、とても印象に残る。 きっと初田悦子という歌い手と観客が お互いに思いやパワーを与え、お互いに感じとりながら ひとつひとつの歌が歌われていくからこそ 会場全体にとても一体感のある、それでいて壮大なステージが 出来上がっていく、ってことなんだろうな。 そしてここからは、最近よくセットリストに組み込まれる“恋の歌三部作”に。 まずは、初田さんの音楽仲間であり、大阪で活躍する天然デンネンズの 王道バラード『恋』から。 サビ冒頭の ♪恋は~ の部分の気持ちのこもった 脳まで覚めるような声量と描かれる情景の大きさがPretty Good。 次は、「お酒も美味しいし恋も美味しい。そんな鎌田さんと私だからできた恋の唄」という 『忘れてね』。しっとりと歌い上げた。 ↑会場のシックな雰囲気や赤基調の照明に合う。 三部作の3曲目は、いよいよ待ってました新曲! すべて鎌田さんの作詞による『なんとなくバイバイ』(仮題※)! ※初田さんブログ『ぼんじゅーるぼんのう。』では『(仮)新しい恋をするために』と なっているが、ライブの最中にはこのように曲紹介された ずっと好きなのに咲かない恋もある。 そんな女性目線でのもどかしさだったり、切り換えて次に向かう気持ちだったりを 表したこの曲。 爽やかな聴後感! 鎌田さんはどうしてこのような純朴な歌詞が書けるんだろうか?(笑) これからどうやって進化を遂げていくのか、楽しみだ。 恋の三部作が終わると、鎌田さんが楽器をマンドリンに持ち替えて 『浜辺の歌』へと移っていく。 池田さんが出す波の音に加え わたなべゆうさんのギターと、そのマンドリンとでつむぎ出される 悲しみや切なさを感じさせる旋律が、非常に心地よく心に響く。 ↑『浜辺の歌』演奏中の様子。鎌田さんのマンドリンが見えるだろうか? 「もう1曲昭和の歌を」と言って披露されたのは、 1stアルバム『I hug you』の1曲目に入っていながら、 ライブでは初という『上を向いて歩こう』。 ちょっとコミカル・・・だけど、力強い歌。 シンガー初田悦子が音楽史に残るこの歌を表現するとこういう風になるんだ。 ↑池田さんが“ウドゥー”と呼ばれる壷を持っていたことが 『上を向いて歩こう』をセットリストに入れようと思ったきっかけだと語っていた。 ここからは洋楽のカバー曲がズラリ。一気にレビューしていくと・・・ 『Downtown』というHolly Coleの曲のカバーでは 演奏も歌もひっくるめて、一言で言ってカッコいい!というインプレッション。 Fairground Attractionの『Find my love』は、 陽気でクリアーなサウンドを響かせてくれた。 このライブの洋楽ハイライトは、『Se Voc? Pensa』! 見慣れない綴りだが、なんとポルトガル語の曲。 絶した!(笑) 実はライブ前から、ブログやらツイッターやらで「ポルトガル語の曲をやります!」と 随分と前フリがされていて、満を持しての披露だった。 何をも凌駕する勢い。これぞTHEラテン。 こういうパフォーマンスが見られることがライブの醍醐味! ポルトガル語だから何を言っているのかは分からないわけだが そんなことは関係ないということだ。 初田さんの歌の迫力とスピード感もさることながら サポートメンバーのみなさんの鬼気迫る演奏もとにかくスゴい! ↑これが初田悦子+ラテンなんだ! こうやって、まだ見ぬ音楽の世界への挑戦を続けていく初田さんを応援したい。 (後編へ続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.02.12 17:15:34
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