黒猫「体でぶつかれ反骨精神」

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  今日の狗鷲軍団！！　2016　久米島キャンプ　第１クール　１日目

    　天気：雨　気温：17℃　風速：9m/s　観客数：150人　報道数：180人　プロ野球は１日、沖縄、宮崎の両県などでスタートを切った。米アリゾナ州ピオリアで海外キャンプを行う日本ハムは現地時間１日（日本時間２日未明）にキャンプイン。　梨田昌孝新監督を迎え、２年連続の最下位から３年ぶりの日本一を目指す東北楽天は沖縄県久米島町で本格始動。初日は強い風雨のためブルペンと室内練習場が中心の内容になった。　ブルペンではエースの則本昂大が５８球を投げ、順調な滑り出しを印象づけた。昨夏に右肘の手術を受けた美馬学も６０球を投げ、回復ぶりをアピールした。野手陣は、オコエ瑠偉（東京・関東第一高）が打撃練習に臨み、３７球を打って安打性の当たりは９本だった。　１軍は１１日まで久米島野球場で、２軍は２０日まで仲里野球場でキャンプを張る。　３年連続日本一を狙うソフトバンクは、昨夏の右肩手術から復活を目指す松坂大輔が早速ブルペン入りした。　セ・リーグは全６球団の指揮官が４０歳代と若返った。高橋由伸新監督を迎えた巨人では臨時コーチを務める松井秀喜氏が若手の打撃練習を見守り、阪神の金本知憲新監督はブルペンに足を運ぶなど精力的に動いた。新たにＤｅＮＡを率いるラミレス監督は野手に打撃を指導した。　オープン戦は２０日に始まり、公式戦は３月２５日にセ、パ両リーグが同時に開幕する。（河北新報）　今年もいよいよ始まりましたしかし、テンションが今一つなのは、私が歳をとったからなのか？？去年はさっぱり観てなかったので、今年はちゃんとプロ野球を観ようと思いますｗ

  2016年02月01日

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  今日の狗鷲軍団！！　２０１５　契約更改（８）

    　東北楽天は２４日、銀次、聖沢諒、阿部俊人の３選手と来季の契約を結んだ。　銀次は、５月下旬から左足の骨折で約３カ月間離脱したのが響いて８２試合出場にとどまり、９００万円減額での契約。「来年こそ目標としてきた首位打者に輝き、チームとしてもリーグ優勝、日本一になりたい」と巻き返しを誓った。　今季取得した国内フリーエージェント（ＦＡ）権を行使せず残留した聖沢は１５６０万円減でサイン。８６試合出場、打率２割５分２厘と不本意な成績に終わっただけに「来季は１００試合出場、１００安打はしたい」と掲げた。　今季、主に遊撃手として自己最多の６６試合に出場した阿部は５０万円増で契約更新した。（金額は推定）＜銀次「来季は１０本塁打以上を」＞　銀次は、今季１本塁打に終わった長打力が交渉の席で話題となったという。秋季キャンプから既に長打力向上に努めており、来季は「１０本塁打以上打ちたい」と意欲を燃やす。　キャンプでは徹底して下半身の筋力強化に努め、腰回りや太ももを中心に３キロの体重増に成功したという。さらに飛距離を伸ばす打ち方も模索し、「バットにボールを乗せて打つ角度が分かった」といい感触を得ているようだ。　来季は、梨田監督が銀次を攻撃的な２番打者として起用する構想を描いている。銀次は「出塁もできるし、長打もある嫌な打者になりたい。最強の２番打者と言われるように頑張る」と活躍を誓った。（河北新報） 

  2015年11月24日

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  今日の狗鷲軍団！！　２０１５　契約更改（７）

    　東北楽天は２２日、仙台市の球団事務所で契約更改交渉を行い、戸村健次投手と枡田慎太郎外野手が来季の契約を結んだ。　今季６年目の戸村は９００万円増の２５００万円でサインした。自己最多の３７試合に登板し、７勝１１敗、防御率３．８４。先発と中継ぎでフル回転し、「中継ぎを経験し、マウンドに向かう気持ちのつくり方を学んだ。来季は先発枠に入りたい」と意欲を見せた。　枡田は８００万円減。５月の巨人戦で右手を骨折した影響で出場２８試合にとどまり、２割３分２厘、２本塁打、７打点。１１年目の来季に向け「無心、無欲で野球に打ち込み、１年間１軍でやりたい」と巻き返しを誓った。（金額は推定）＜縦の変化球習得誓う＞　９００万円増で更改した戸村は来季のさらなる飛躍に向け、投球の幅を広げるため縦に落ちる変化球の習得を課題に挙げた。　冬場の自主練習では「いろいろな握り方を試したい」と、フォークボールやチェンジアップなど自分に合った球種を探る考え。スプリットボールを武器とする田中（ヤンキース）やフォークボールを駆使する則本の投球を間近で見てきただけに、「打者に嫌がられるボールを覚えたい」と狙いを語る。　今季は１軍で１年間通して力を発揮したが、「来季も同じようにできるとは思っていない。まずはチーム内の競争に勝たないと」と表情を引き締めた。（河北新報） 

  2015年11月22日

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  今日の狗鷲軍団！！　２０１５　契約更改（６）

    　東北楽天は２１日、仙台市の球団事務所で契約更改交渉を行い、７選手が来季の契約を結んだ　今季高卒７年目で自己最多の６２試合に出場し、プロ初を含む５本塁打を放った中川大志内野手は３７０万円アップの１０００万円でサインした。１６試合に先発登板して３勝５敗、防御率３．５６だった塩見貴洋投手は現状維持の３０００万円で更改した。　４４試合の出場にとどまった岩崎達郎内野手は３００万円減。「来季は１軍に１年間いられるよう、春季キャンプでアピールしたい」と意気込んだ。来季高卒７年目となる西田哲朗内野手も３００万円減で更改し「来季は覚悟を持って遊撃の定位置を取りにいく」と力強く語った。　背中のけがなどで打率１割６分８厘と低迷した岡島豪郎外野手は１２００万円減。「チームに迷惑を掛けたので、来季は頑張るだけ」と前を向いた。７００万円減の島内宏明外野手は「来季こそは１軍で規定打席に立ちたい」と目標を掲げた。　チームの日本人投手最年長となる３９歳の川井貴志投手は未勝利に終わり、２００万円減。「来季は一つでも多く勝てるように頑張る。微力ながら若手を引っ張っていきたい」と決意を新たにした。（金額は推定）（河北新報） 

  2015年11月21日

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  今日の狗鷲軍団！！

    　プロ野球東北楽天は２０日、仙台市宮城野区の楽天Ｋｏｂｏスタジアム宮城（コボスタ宮城）の来季に向けた大規模改修計画を正式に発表した。グラウンドの人工芝を天然芝に張り替え、左翼外野席後方に観覧車のある公園を整備する。総工費は約３０億円。　内外野のフェアグラウンドに冬芝「ケンタッキーブルーグラス」を張る。寒冷地対策として、芝の下に温風を吹き込むなどし土壌の温度や水分を管理する「サブエアーシステム」を活用。球団によると、国内の球場への導入は初めてという。天然芝化は球団の三木谷浩史オーナーの強い意向で実施される。　公園は仮設の「楽天山観覧席」などを撤去し、広さ約４０００平方メートルを確保。観客席の一部として約７０００人を収容する。目玉となる観覧車は高さ３６メートルで、４人乗りのゴンドラ１６台が回る。球団は同エリアの命名権を１２月２５日まで募集する。　スタンドは一、三塁側のダッグアウト、カメラマン席の上部に計２１２席を新設。ファウルグラウンドに張り出す「フィールドシート」は計１１６席増やす。バックスクリーンのスコアボード（縦１０メートル、横２５メートル）は全面を発光ダイオード（ＬＥＤ）に改装する。　来年５月の完成を目指す観覧車を除き、工事は来季の開幕前の３月２０日ごろに完了する予定。２万８４５１人の収容人数は３万人を超える見通し。来季は平均２万２０００人の動員を目指す。　球団の立花陽三社長は「天然芝にする球団創設時からの夢が実現する。わくわくしている」と話した。（河北新報）

  2015年11月20日

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  今日の狗鷲軍団！！　２０１５　契約更改（５）

    東北楽天は１９日、仙台市の球団事務所で契約更改交渉を行い、６選手が来季の契約を結んだ。　松井稼頭央外野手は２年契約の２年目となる来季の年俸を現状維持の１億６０００万円でサインした。１４試合に登板し、５勝７敗、防御率４．５８だった辛島航投手は９００万円減の３３００万円で更改した。　４年目でプロ初出場を果たした北川倫太郎外野手は１２０万円アップの７２０万円。「守備を鍛えて、来季はレギュラーを目指す」と意気込んだ。　右肘手術から復帰した釜田佳直投手は現状維持の１２８０万円。「１軍で勝ち星を挙げ、来季へのいい準備ができた」と語った。　１３試合の登板にとどまった西宮悠介投手は５００万円減。「活躍し続ける難しさを痛感した」と話した。現状維持で更改した小関翔太捕手は「先発出場が続いた時期に連敗し、精神的にきつかった」と振り返った。（金額は推定）　＜決意新た「目標は優勝しかない」＞　４０歳の松井稼が日米合わせて２３年目となる来季の契約を結んだ。「目標は優勝しかない。２年連続最下位は、これほど悔しいことはない」と強調した。　今季は外野手に本格転向した。「ライトからベンチが遠いのが一番（つらい）。楽に帰れないかな」とおどけた上で「まだまだひよっこ。練習していくしかない」と力を込める。　打撃ではチームで２位の４８打点を挙げ、日本人トップの１０本塁打を放った。それでも「成績は納得していない。常に一つ上、一つ上を狙う気持ちがないと落ちていく」と気を引き締める。　２０％超のダウンをのんだ辛島は「僕が納得できるかどうかというのではない。ふがいないシーズンだった」と悔しさをにじませた。　昨季１５４回１／３を投げ規定投球回をクリアしたが、今季は７６回２／３と半減した。故障で出遅れ、復帰後も成績が安定しなかった。「焦りもあり、見切り発車で１軍に上がったのが響いた」と反省した。　春季キャンプの声出しで「２桁勝てなかったら野球を辞める」と宣言したが５勝にとどまった。「痛い目を見たので、謙虚になる。ひたむきに頑張るので、そっとしておいてください」ときまりが悪そうだった。　今季支配下選手登録していた今野龍太投手（２０）、片山博視内野手（２８）、榎本葵外野手（２３）と育成契約を結んだと発表した。年俸と背番号は今野が６００万円で０９０、片山が８００万円で００１、榎本が６５０万円で０３６。　宮川将（２５）、高堀和也（２８）の両投手、大坂谷啓生内野手（２３）、島井寛仁（２５）、柿沢貴裕（２１）、八百板卓丸（１８）の３外野手とは育成契約を更新した。背番号に変更はなく、宮川が７５０万円、高堀が５４０万円、大坂谷が２４０万円、島井が７８０万円、柿沢が５５０万円、八百板が２４０万円の年俸。（金額は推定）

  2015年11月19日

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• 今日の狗鷲軍団！！　

  　東北楽天は１５日、岡山県倉敷市のマスカットスタジアムで開催中の秋季キャンプで、２度目となる紅白戦を実施した。七回まで行い、４－３で紅組が勝った。　紅組先発の安楽智大投手は３回を無安打無失点の好投。先発マスクをかぶった下妻貴寛捕手が三回に先制の右犠飛、五回にも左翼線へ走者一掃の３点二塁打と全４打点を挙げた。白組は六回に伊東亮大内野手の右越え３ランで１点差に迫ったが、及ばなかった。　梨田昌孝監督は試合後、テスト生として参加している前広島の栗原健太内野手（日大山形高出）、前ロッテの川本良平捕手、前中日の山内壮馬投手、前ソフトバンクの金無英投手の獲得を明言した。（河北新報）

  2015年11月15日

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  今日の狗鷲軍団！！　２０１５　契約更改（４）

    　東北楽天は１４日、仙台市の球団事務所で契約更改交渉を行い、６選手と来季の契約を結んだ。先発の一角を担った菊池保則投手は７００万円アップの１９００万円でサインした。　中継ぎとして自己最多の６０試合に登板した武藤好貴投手は５５０万円増の１５００万円で更改。「５０試合目以降は防御率が悪くなった。決め球を磨き、バテないようにしたい」とさらなる飛躍を誓った。美馬学投手は２００万円減の３５００万円。８月に右肘を故障するまでに１６試合に登板し、３勝７敗、防御率３．４４だった。「自信を取り戻せた。来季こそは１年間ローテーションを守る」と前向きに語った。　牧田明久外野手は２００万円減の２７００万円。規定打席未満ながら自身初めて打率３割台をマークしただけに「（左太もも裏の）けがで離脱したのは悔いが残る」と渋い表情だった。　金刃憲人、長谷部康平両投手は共に４００万円のダウン提示を受け入れた。金刃は「来季はワンポイントではなく、左右関係なく１イニングを投げたい」と訴えた。３試合の登板にとどまった長谷部は「先発か中継ぎか役割がはっきりせず、中途半端だった」と悔やんだ。（金額は推定）（河北新報） 

  2015年11月14日

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• 今日の狗鷲軍団！！

  　東北楽天は３１日、仙台市のコボスタ宮城で続けてきた秋季練習を終えた。１１月２日から岡山県倉敷市のマスカットスタジアムで秋季キャンプに臨む。　銀次内野手ら参加選手は午前１０時ごろから約２時間半、打撃や守備の練習に取り組んだ。仁村徹ヘッドコーチは「秋季キャンプに向け、いい練習ができた」と話した。キャンプではコボスタ宮城の天然芝化に備え、守備力を強化する方針を示した。　チームは１日に倉敷市入り。梨田昌孝監督の指揮の下、２日から１８日まで秋季キャンプを行う。キャンプに参加しない選手はコボスタ宮城などで練習する。　サンチェス（３２）、ペーニャ（３３）、ムリーロ（３３）の３内野手、クルーズ投手（２９）、育成選手のセゴビア捕手（２５）の外国人５選手と来季の契約を結ばないと発表した。５人は今季限りで退団する。　サンチェスは６６試合に出場し、打率２割２分６厘、７本塁打、１８打点。ペーニャは１２５試合に出場し、打率２割６分８厘、１７本塁打、４０打点。２人とも今季加入し、主軸として期待されたが、勝負どころで目立った活躍ができなかった。　クルーズは昨年６月に入団。今季は中継ぎとして５２試合に登板し、１勝３敗１セーブ、２０ホールドで、防御率３．１２だった。「勝利の方程式」の一角を担い、前半戦は１８試合連続無失点など安定していたが、終盤に失点が増えた。　ムリーロは７月末に入団し、９試合出場で打率３割１分３厘、本塁打なし、１打点だった。　球団関係者によると、レイ投手（４０）、ウィーラー内野手（２８）は来季の契約を結ぶ方向で交渉している。（河北新報）

  2015年10月31日

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• 今日の狗鷲軍団！！

  　東北楽天の嶋基宏捕手（３０）が３０日、今季取得した海外ＦＡ権を行使せず、チームに残留すると表明した。コボスタ宮城（仙台市）で報道陣の取材に答えた。　嶋は秋季練習後、安部井寛チーム統括本部長に残留の意向を伝えた。「梨田（昌孝）監督が就任し、新しい環境でプレーしたい気持ちが強い。星野（仙一）副会長にも恩返しできていない」と理由を説明した。　その上で「きのう（２９日）ソフトバンクが日本一になるシーンを見て、もう一度、東北の方と優勝を味わいたいと思った。来季は２年連続最下位の悔しさを晴らしたい」と強調した。　安部井本部長は「いいニュース。チームの立て直しには、嶋選手のリーダーシップが絶対に必要だと伝えた」と語った。　嶋は今季、６月中旬に左肋骨（ろっこつ）を骨折し、約１カ月離脱したが、正捕手として１１７試合に出場。打率２割１分９厘、４本塁打、１８打点だった。主将も務め、チームを引っ張った。昨季は国内ＦＡ権を行使せず残留した。　青山浩二投手（３２）、聖沢諒外野手（２９）は３０日、ＦＡ権を行使するかどうか態度を明らかにしなかった。　海外ＦＡ権を今季取得した青山は球団と数回交渉を重ねたが、金銭面で折り合いがついていない。権利を行使して残留できるかどうか、球団に確認しているという。「残りたい気持ちは強くなっているが、納得できないところもあり、決めかねている」と話した。　国内ＦＡ権を今季取得した聖沢は「残る方向では考えているが、まだ決められない。権利なので時間を有効に使いたい」と述べた。　ＦＡ権を持つ後藤光尊内野手（３７）、牧田明久外野手（３３）は残留する見通し。藤田一也内野手（３３）、松井稼頭央外野手（４０）は複数年契約を結んでいる。　岡山県倉敷市のマスカットスタジアムで行う秋季キャンプ（１１月２～１８日）に参加する３３選手を発表した。コボスタ宮城で行われている秋季練習は３１日までで、選手、スタッフは１１月１日に移動する。キャンプ中の休養日は５、１０、１４日。　参加選手は次の通り。　投手　塩見、浜矢、小野、森、安楽、釜田、戸村、西宮、大塚、入野、加藤、横山貴、辛島、古川、福山▽捕手　小関、下妻、伊志嶺▽内野手　阿部、三好、内田、銀次、伊東、西田、中川、岩崎▽外野手　聖沢、福田、岡島、枡田、島内、フェルナンド、北川（河北新報）

  2015年10月30日

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  今日の狗鷲軍団！！　２０１５　契約更改（３）

    　東北楽天は２９日、横山貴明投手ら４選手と仙台市の球団事務所で契約更改交渉を行い、現状維持の年俸で来季の契約を結んだ。　横山貴は８１０万円でサイン。開幕先発枠入りしたが定着できず、７試合で０勝２敗、防御率９．７７だった。「球速を上げて、来季は１００イニング以上投げる」と巻き返しを誓った。　森雄大投手は９５０万円で更改した。イースタン・リーグ２位の防御率２．６４の成績を残した。「変化球の精度などが確実にレベルアップした。４年目は結果を出さないといけない時期になる」と力を込めた。　７２０万円で更改した相沢晋投手はプロ初を含む５試合に登板し、防御率９．８２だった。「細かい制球力をつけて、１軍に定着したい」と語った。　古川侑利投手は６００万円。１軍登板はなかったが、２軍で自己最速１５３キロをマークした。「来季は先発枠に入り、５勝を目指す」と３年目の飛躍を期した。（金額は推定） 

  2015年10月29日

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  今日の狗鷲軍団！！　２０１５　契約更改（２）

    　東北楽天は２８日、６選手と仙台市の球団事務所で契約更改交渉を行い、来季の契約を結んだ。福田将儀、フェルナンド両外野手の新人２人が年俸アップを勝ち取り、他の４選手は現状維持だった。　今季６７試合に出場した福田は昨季より８０万円多い年俸１０８０万円で更改。「守備と走塁はある程度できた。１年間戦える体力をつけたい」と来季を見据えた。３９試合出場のフェルナンドは６０万円増の８６０万円。「持ち味のフルスイングやハッスルプレーが評価された」と笑顔を見せた。　下妻貴寛捕手は６００万円でサイン。打撃面を課題に挙げ「打てる捕手を目指す」と語った。今季プロ初登板を果たした大塚尚仁投手は５７０万円。来季は１０試合以上の出場が目標で「戦力になりたい」と意気込んだ。　中継ぎで今季８試合に登板した浜矢広大投手は１０００万円。「来季は１年間、先発ローテーションに入るのが目標」と飛躍を誓った。８１０万円で更改した相原和友投手は、課題の制球難を克服しようとフォームの修正に取り組んでいるといい、「チームの勝利に貢献したい」と述べた。（金額は推定） 

  2015年10月28日

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  今日の狗鷲軍団！！　２０１５　契約更改（１）

    　東北楽天は２７日、仙台市の球団事務所で契約更改交渉を始め、新人の安楽智大投手ら７選手と現状維持の年俸で来季契約を結んだ。　ドラフト１位の安楽は１２００万円でサイン。球団の安部井寛チーム統括本部長は「（入団前に痛めた）肘の問題もなく、体づくりができた。来季は２軍のローテーションを守るのが最低条件になる」と話した。　同２位の小野郁投手は６００万円で更改した。中継ぎで４試合に登板し、最速１５１キロをマーク。「変化球でストライクが取れるようになれば、直球がもっと生きる」と課題を語った。　９月以降、安定した成績を残した同５位の入野貴大投手は７００万円。「一年を通じて１軍の戦力になりたい」と来季を見据えた。　９試合に登板した同６位の加藤正志投手は８００万円。「シンカーを覚えて、左打者を抑えられるようにしたい」と意気込んだ。　同７位の伊東亮大内野手は８００万円。２本塁打を放ち、「打撃が通用すると実感できた。来季は１０本打ちたい」と目標を掲げた。　三好匠内野手は６３０万円。４年目でプロ初打点を挙げたが「もう少し打てた。来季こそレギュラーを取りたい」と力を込めた。　内田靖人内野手は６００万円。秋季教育リーグで５本塁打を放ち、「ボールの下をたたく、いい感覚をつかめた」と収穫を口にした。（金額は推定）＜２年目へ「バージョンアップした体に」＞　現状維持で更改した安楽は「しっかり体づくりができた。最後に１勝できたのは来年につながる」とプロ１年目を振り返った。　シーズンの大半を２軍で過ごし、最終盤に初先発初勝利を飾った。「春先はばらばらだったフォームが安定し、直球が強くなった。下積みした成果が出ている」と成長を感じている。　開幕１軍ローテーション入りをあらためて目標に掲げた。「１５０キロ台を投げられるようにするのが一つの課題。下半身をもう一回り大きくし、バージョンアップした体にする」と２年目に向けた計画を明かした。（河北新報）

  2015年10月27日

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  今日の若鷲軍団！！　みやざきフェニックスリーグ対中日

   ○中日２－３東北楽天（サンマリン）（東北楽天８勝７敗３分）東北楽天　濱矢、加藤、大塚、松井裕－嶋、下妻　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中日　伊藤、山本、岸本、金子 - 赤田、桂　4回表楽天が伊東のタイムリーで先制、5回表には中日先発・伊藤の2つの暴投で2点を追加。6回裏に杉山のタイムリー二塁打、9回裏には高橋周の内野ゴロの間に1点を返し中日も1点差に迫るが、試合は3-2で楽天が勝利した。（公式）

  2015年10月26日

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  今日の若鷲軍団！！　みやざきフェニックスリーグ対広島

   東北楽天２－２広島（天福）（東北楽天７勝７敗３分）広島　戸田、西原、飯田－會澤、中村　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東北楽天　安樂、則本、森－嶋、下妻　広島は1回表、楽天先発安樂から鈴木誠のタイムリー二塁打で先制、広島先発戸田が7回無失点と好投し、8回表には楽天2番手則本から広島は鈴木誠の内野ゴロの間に1点を追加した。9回裏に楽天は広島3番手飯田の暴投、下妻のタイムリー二塁打で同点に追いつき試合は2-2で終了。（公式）

  2015年10月25日

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  今日の若鷲軍団！！　みやざきフェニックスリーグ対斗山

   ○斗山６－７東北楽天（日向）（東北楽天７勝７敗２分）本　キム ジェファン（１　古川） 、イ ウソン（２　古川）、フェルナンド（３　ホン ヨンヒョン）、福田（１　バン ゴンウ）東北楽天　古川、大塚、横山貴、相原、松井裕－嶋、下妻　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　斗山　ホン ヨンヒョン、バン ゴンウ、ジャン ミンイク、カン ドンヨン - パク セヒュク　今リーグ日向での最終戦、1回表三好のタイムリーで楽天が先制、2回裏 金宰煥の本塁打で斗山が追いつくと、3回裏には金民奕のタイムリー、李遇成の3点本塁打で斗山がリードを広げた。4回表フェルナンドの3点本塁打で楽天が1点差に迫ると、八百坂のタイムリー三塁打で同点に追いついた。4回裏 李遇成のタイムリーで斗山が勝ち越したが、6回表福田の本塁打で同点、7回表福田の押し出しで勝ち越した楽天がそのまま7-6で勝利した。（公式）

  2015年10月24日

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  今日の若鷲軍団！！　みやざきフェニックスリーグ対LGツインズ

   ○東北楽天３－２ＬＧツインズ（ひむか）（東北楽天６勝７敗２分）本　柿澤（１　イ　ジュンヒョン）ＬＧツインズ　イ ジュンヒョン、チェ インヨン - チョ ユンジュン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東北楽天　入野、加藤、森－下妻　楽天は3回裏柿澤のランニング本塁打で先制も、6回表に梁碩桓のタイムリー二塁打でLGが追いつくと、8回表には李炯宗のタイムリーで勝ち越した。8回裏に楽天は八百坂のタイムリー三塁打で同点に追いつくと、セゴビアの犠飛で勝ち越した。試合はそのまま楽天が3-2で勝利した。（公式）

  2015年10月22日

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  今日の若鷲軍団！！　みやざきフェニックスリーグ対阪神

   ●阪神７－２東北楽天（ＳＯＫＫＥＮ）（東北楽天５勝７敗２分）本　内田（１　藤原）東北楽天　小野、大塚、森－セゴビア　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　阪神　秋山、藤原－小豆畑　阪神は2回裏、西田のタイムリー、小豆畑の2点タイムリーで3点を奪った。4回表に楽天もセゴビアのタイムリー二塁打で1点を返した。6回裏阪神は相手エラーで1点を追加、7回裏にも横田の内野ゴロ、楽天内田の野選で1点、北條の内野ゴロの間に1点を追加した。8回表に楽天は内田の本塁打で1点を返したが、8回裏にも西田のタイムリーで1点を奪った阪神が7-2で勝利した。（公式）

  2015年10月21日

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  今日の若鷲軍団！！　みやざきフェニックスリーグ対ハンファ

   ○東北楽天１５－０ハンファ（生目第２）（東北楽天５勝６敗２分）本　内田１（満塁　ムン　ジェヒョン） 内田２（１ジョン　グァンウン）ハンファ　ムン ジェヒョン、ジョン グァンウン、ジャン ミンジェ、ジョン デフン、イム ソッキョン - ジョン ボムモ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東北楽天　濱矢、横山貴－下妻、横山徹　3回裏セゴビアの2点タイムリー二塁打で楽天が先制すると福田の押し出し、内田の満塁本塁打でこの回7点を奪う。4回裏にも八百坂の内野ゴロの間に1点、5回裏には内田の二打席連続の本塁打、柿澤・八百坂のタイムリー、セゴビアの2点タイムリー二塁打、伊東のタイムリーで6点を追加し、序盤で試合を決めた。7回にも島井のタイムリーで1点を追加。投げては先発濱矢（8回）・横山（1回）のリレーでハンファ打戦をノーヒットに抑え楽天が15-0で勝利した。（公式）

  2015年10月20日

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  今日の若鷲軍団！！　みやざきフェニックスリーグ対オリックス

   ●東北楽天０－８オリックス（サンマリン）（東北楽天４勝６敗２分）本　伏見（２　安樂）、山本（２　安樂）オリックス　吉田一、齋藤、佐野－若月、伏見　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東北楽天　安樂、相沢、森－下妻　2回表、伏見の2点本塁打でオリックスが先制。4回表に岩崎の犠飛で1点、6回表には山本の2点本塁打で追加点を奪った。オリックスは7回表に奥浪のタイムリーで1点を追加。オリックス先発吉田一は7回無失点と好投、8回表にも若月・小田のタイムリーで2点を追加したオリックスが8-0で勝利した。（公式）

  2015年10月18日

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  今日の若鷲軍団！！　フェニックスリーグ対四国アイランドリーグplus選抜

   四国ＩＬ選抜３－３東北楽天（清武第２）（東北楽天４勝５敗２分）本　小林義（１　古川）東北楽天　古川、加藤、相原－セゴビア、下妻　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　四国ＩＬ選抜　小林憲、正田、東風平、阿部 - 鶴田3回表柿澤の犠飛で楽天が先制、4回表にも内田の犠飛で1点を追加。5回裏小林（徳島）の本塁打で四国ILが1点を返すと、8回裏には増田（徳島）のタイムリーで同点に追いつく。9回表楽天が内田のタイムリーで勝ち越したが、その裏四国ILも四ツ谷（愛媛）のタイムリー二塁打で追いつき試合は3-3の引き分けで終了。（公式） 

  2015年10月17日

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  今日の若鷲軍団！！　みやざきフェニックスリーグ対福岡ソフトバンク

   ●東北楽天０－１福岡ソフトバンク（サンマリン）福岡ソフトバンク　加治屋、柳瀬、山下、伊藤、吉本－斐紹　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東北楽天　入野、大塚、相原、加藤、森－下妻　ソフトバンク先発 加治屋、楽天 入野の投げあいで試合は中盤に。均衡が破れたのは5回表、真砂のタイムリーでソフトバンクが先制。その後も両チーム投手陣の好投で試合はそのまま1-0でソフトバンクが勝利した。（公式）

  2015年10月16日

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  今日の若鷲軍団！！　みやざきフェニックスリーグ対中日

   ●中日８－３東北楽天（サンマリン）（東北楽天４勝４敗１分）本　大坂谷（１　小熊）東北楽天　小野、大塚、相沢－下妻　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中日　小熊、山本－三ツ俣　1回裏 福田のタイムリー、2回裏 藤澤のタイムリー二塁打で中日が2点をリードすると、3回表に楽天は大坂谷の本塁打、八百坂の2点タイムリーで逆転。7回裏中日は友永のタイムリーで追いつくと、福田のタイムリーとエラーで2点、杉山のタイムリーなどでこの回6点を奪い試合を決め、中日が8-3で楽天に勝利した。（公式）

  2015年10月15日

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  今日の若鷲軍団！！　みやざきフェニックスリーグ対LGツインズ

   ●ＬＧツインズ４－３東北楽天（宮崎アイビー）（東北楽天４勝３敗１分）東北楽天　横山貴、濱矢－下妻、横山徹　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＬＧツインズ　イ　ヨンジェ、ジョン　チャンホン、キム　ジヨン、イ　スンヒョン－ジョ　ユンジュン3回裏、楽天先発 横山の暴投でLGが先制、李天雄にもタイムリーが出てリードを広げる。4回表柿澤のホームスチール、6回表八百坂のタイムリーで楽天が追いついたが、7回裏李炯宗のタイムリー２塁打、趙允●のタイムリーでLGが勝ち越した。9回表に楽天も1点を返したが試合は4-3でLGが勝利した。（公式）

  2015年10月13日

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  今日の若鷲軍団！！　みやざきフェニックスリーグ対広島

   ●東北楽天２－７広島（天福）（東北楽天４勝２敗１分）本　内田（１　戸田）広島　戸田、佐藤、藤井、九里－會澤、中村　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東北楽天　安樂、相原、加藤－下妻1回表広島は楽天先発安樂から鈴木誠のタイムリー、會澤のタイムリーで2点を奪った。2回裏楽天も内田の本塁打で1点を返した。3回表広島が楽天守備陣の乱れを突き1点を追加、6回表には庄司のタイムリーで1点を追加、その裏三好のタイムリーで楽天が2点差にしたが9回表に野間の2点タイムリー、鈴木誠のタイムリーで3点を追加した広島が7-2で勝利した。（公式）

  2015年10月12日

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  今日の若鷲軍団！！　みやざきフェニックスリーグ対阪神

   ○阪神０－４東北楽天（生目第２）（東北楽天４勝１敗１分）東北楽天　古川、入野、大塚－セゴビア、下妻　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　阪神　岩貞、藤原、榎田、伊藤－清水　楽天古川、阪神岩貞の投げ合いで試合は進んだ。2番手以降の両チームの投手陣も好投し試合は終盤に。9回表楽天は阪神4番手 伊藤和から伊東・内田の押し出し、福田の内野ゴロの間に1点、清水のパスボールで4点を奪った。9回裏は大塚が無失点で抑え4-0で楽天が勝利した。（公式）

  2015年10月11日

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  今日の若鷲軍団！！　みやざきフェニックスリーグ　対福岡ソフトバンク

   東北楽天０－０福岡ソフトバンク（アイビー）－延長１０回引き分け―（東北楽天３勝１敗１分）福岡ソフトバンク　帆足、柿木、森福、吉本－拓也　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東北楽天　森－下妻　ソフトバンクは先発 帆足が5回無失点、柿木・森福・吉本と継ぐ完封リレー、これに対して楽天先発 森も9回を無失点に抑え0-0で試合は引き分けに終わった。（公式）

  2015年10月10日

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  今日の若鷲軍団！！　みやざきフェニックスリーグ　対阪神

     ○東北楽天１１－２阪神（生目の杜第２）（東北楽天３勝１敗）本　陽川（１　入野）阪神　岩崎、佐村、榎田、藤原－小豆畑、岡崎　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東北楽天　小野、相沢、入野－下妻　楽天先発小野が7回無失点と好投、打撃陣もこれに応え1回裏セゴビア・島内のタイムリー、下妻のタイムリー二塁打などで5点、3回裏にも下妻のタイムリー二塁打で2点を挙げ、序盤でリードを広げると6回裏には柿澤・八百坂・三好・福田のタイムリーで4点を追加。9回表に阪神も陽川の本塁打で2点を返したが11-2で楽天が勝利した。（公式）

  2015年10月08日

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  今日の若鷲軍団！！　みやざきフェニックスリーグ　対斗山ベアーズ

   ○斗山ベアーズ１－１７東北楽天（ＳＯＫＫＥＮ）（東北楽天２勝１敗）本　柿澤、内田東北楽天　濱矢、大塚 - セゴビア、横山　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　斗山ベアーズ　ハン　ジュソン、ジョン　ヨンフン、ジャン　ミンイク、ホン　ヨンヒョンーチェ　ヨンジェ　楽天は1回表 相手エラーで2点、2回表には併殺打の間に1点、4回表には八百板のタイムリー三塁打、セゴビアのタイムリー、榎本のタイムリー二塁打、大坂谷のタイムリーなどで一挙8点を追加すると、5回表にも柿澤の本塁打、6回表内田の本塁打などで7回までに17得点の猛攻をみせた。 投げては先発 濱矢が7回無失点、8回から登板の大塚が申旼宰の併殺打の間に1点を奪われたが試合は17-1で楽天が勝利した。（公式） 

  2015年10月07日

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  今日の若鷲軍団！！　Fリーグ　対オリックス

   ●東北楽天２－４オリックス（ＳＯＫＫＥＮ）（東北楽天１勝１敗）東北楽天　横山、相原、加藤－下妻　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オリックス　山田、佐野、佐藤、大山、高木－若月、伏見　オリックス先発・山田が7回無失点と好投。打戦もこれに応え4回表 相手エラーで1点、6回表 駿太・伏見の連続二塁打で2点を追加、8回表にも伏見の犠飛で1点を挙げた。8回裏楽天も内田のタイムリーで2点を返したが、試合はそのまま4-2でオリックスが勝利した。（公式）

  2015年10月06日

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  今日の狗鷲軍団！！　対千葉ロッテ（最終戦）

   ●東北楽天３－９千葉ロッテ（コボスタ宮城　２１，１３５人）　　　　－延長１１回－　　　　－対戦終了－（千葉ロッテ１３勝１２敗）（勝）涌井（１５勝９敗）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敗）相沢（１敗）千葉ロッテ　涌井、内－田村、吉田　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東北楽天　則本、永井、武藤、入野、福山、小山伸、松井裕、相沢、西宮－嶋　東北楽天は延長の末敗れ、借金２６でシーズンを終えた。３－３の十一回、１死満塁から８番手相沢が押し出しの四球を与え、鈴木の右中間２点打で計３点、９番手の西宮も３点を奪われた。打線は同点の六回にウィーラー、フェルナンドの適時打で勝ち越したが、４番手入野がつかまり追い付かれた。　ロッテ先発涌井は１０回３失点で１５勝目を挙げ、リーグ最多勝利のタイトルを獲得した。　東北楽天の則本が２年連続で最多奪三振のタイトルを手にした。５回を投げて六つ奪い、自己最多のシーズン２１５奪三振。「ことしも取れるとは思っていなかったのでうれしい」。１０勝１１敗と３年目で初めて負け越したシーズンだったが、「１年間投げ抜いたご褒美」と表現するタイトルをがっちりつかんだ。　要所で三振を奪った。三回２死二塁で今江にフォークボールを振らせ、四回１死一、三塁のピンチでは三木、田村（青森・光星学院高出）を連続三振に仕留めた。　今季限りで退団した酒井２軍監督が「ピンチで三振が取れる」ことを好投手の条件に挙げていたように、背番号１４は走者を背負ってからギアを一つ上げる投球で、窮地を脱した。　今季は常に黒星が先行する苦しい戦いだった。「勝ち越さなければ先頭に立っている意味がない」。自らのふがいなさにいら立つこともあったが、自身初の防御率２点台で、年間を通して先発ローテーションを守り抜き「１年間投げられたことは収穫だった」。入団から３年連続２桁勝利に、２年連続での奪三振王。杜の都のエースは進化を続ける。　東北楽天で一時代を築いた２投手が、慣れ親しんだ本拠地のマウンドとファンに別れを告げた。今季限りでの引退を表明していた永井と小山伸。それぞれ９年間と１９年間の現役生活に終止符を打った。◎永井、涙の直球　三振奪う　六回、永井が先発則本の後を継いで登板した。代打で出てきた東洋大の１学年後輩の清田を得意のカーブを交えて追い込み、４球目の１３５キロの直球で空振り三振を奪った。　初勝利時もバッテリーを組んだ同期の嶋と抱き合うと、涙があふれ出た。２００９、１０年に２桁勝利を挙げた、かつての先発の柱は「けがから復活した姿を見せられなかったのが一番の悔い。記録より記憶に残る選手になっていたら、うれしい」とファンに語った。◎小山伸、最後も半袖で力投　３－３の九回という緊迫した場面で、トレードマークのサングラスに半袖姿で登場したのは小山伸。先発涌井の最多勝タイトルが懸かるとあってロッテも真剣勝負。代打高浜に２球目の１３３キロ直球を振り抜かれ、右中間二塁打を浴びた。　ベンチに戻るとタオルで顔を覆って涙した。０８～１２年に５年連続５０試合登板した救援陣のまとめ役は「故障なんかしないと思い、腕を振り続けたが、故障には勝てなかった。強い体に産んでくれてありがとう」と両親に感謝した。（河北新報）　今シーズンもお疲れ様でした今年ほど、試合を観ないシーズンはありませんでしたねｗ

  2015年10月06日

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  今日の若鷲軍団！！　みやざきフェニックスリーグ　対四国アイランドリーグplus選抜

   ○四国ＩＬ選抜２－１４東北楽天（生目第二）（東北楽天１勝）東北楽天　古川、大塚、相原－下妻四国ＩＬ選抜　福永、秋山、橋本隼、平良、原田－赤松、中島、宮下本　セゴビア、小林(IL/徳)　3回表 楽天は三好の内野ゴロの間に1点、セゴビアの3点本塁打で追加点を奪った。その裏、四国ILも小林(徳島)の本塁打で1点を返したが、楽天も4回表にスクイズで1点を追加、その裏四国ILは押し出しで1点を返したが、5回表 島内のタイムリー、6回表 三好の2点タイムリー3塁打、島内のタイムリーで追加点を奪った楽天が、その後も得点を重ね14-2で勝利した。（公式）

  2015年10月05日

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  今日の狗鷲軍団！！　対福岡ソフトバンク（最終戦）

   ○東北楽天６－１福岡ソフトバンク（コボスタ宮城　１４，８１２人）　　　　　　　－対戦終了－（福岡ソフトバンク１６勝８敗１分）（勝）安樂（１勝）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敗）スタンリッジ（１０勝７敗）福岡ソフトバンク　スタンリッジ、中田、嘉弥真－高谷、鶴岡　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東北楽天　　　安樂、武藤、福山、クルーズ－嶋　東北楽天はプロ初登板の先発安楽が６回２安打無失点の好投で初勝利を挙げ、連敗を２で止めた。打線は一回、ウィーラーとフェルナンドの適時打で３点を先取。六回には岩崎の２点適時打などでダメ押しの３点を加えた。　ソフトバンクは先発スタンリッジ、２番手中田の両右腕が安定感を欠き、今季最終戦を飾れなかった。　東北楽天のドラフト１位新人、安楽が高卒新人では球団史上初のプロ初登板初先発で初勝利を果たした。「勝ててほっとしている」。初めてのお立ち台で、１８歳らしい無邪気な笑顔をほころばせた。　四回まで毎回の５四球と制球に苦しみつつも、辛抱強く投げた。二回は単打と２四球で２死満塁を背負ったが、高校日本代表で共にプレーした１学年上の上林（仙台育英高出）を切れのあるフォークボールで空振り三振。６回２安打無得点に抑え、救援陣に託した。　全９４球のうち７４球が直球だった。最速１４６キロながら、球威のある球で打者を詰まらせた。「僕の取りえは直球。球の質を良くしようと１年間取り組んできたのが、成果として出た」と手応えは十分だ。　春季キャンプで開幕１軍を目標に掲げたが、２月中旬から２軍暮らし。同期の活躍を横目に焦燥感を募らせ、「今の姿を見せたくない」と、仙台へ来たがる両親も押しとどめていた。　シーズン最終盤にようやく登板機会を得て、つかみ取った初白星。スタンドには古里の愛媛から駆け付けた母の姿もあった。「少しは成長した姿を見せられたと思う」。両親に、チームメートに、ファンに。右腕はさらなる飛躍を誓った。（河北新報）

  2015年10月05日

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  今日の狗鷲軍団！！　対福岡ソフトバンク（24回戦）

   ●東北楽天４－５福岡ソフトバンク（コボスタ宮城　２６，１４１人）（福岡ソフトバンク１６勝７敗１分）（勝）森（５勝２敗）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（Ｓ）サファテ（５勝１敗４１Ｓ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敗）戸村（７勝１１敗）本　伊東２号（１　バンデンハーク）、長谷川５号（２　戸村）福岡ソフトバンク　バンデンハーク、森、五十嵐、サファテ－細川　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東北楽天　戸村、福山、斎藤、松井裕－嶋　東北楽天は終盤に力尽き、２連敗を喫した。同点の八回２死一、二塁、先発戸村が中村晃に中前適時打を浴びて１点勝ち越しを許し、１１敗目。打線はウィーラーの２本の適時打と伊東の２号ソロで中盤までに３点を奪い、七回は銀次の中前適時打で一時追い付いたが、反撃はここまでだった。　ソフトバンクは連敗を６で止め、９０勝に到達。サファテはパ・リーグ新記録の４１セーブ目。　日米で活躍した速球派は、最後まで真っすぐ勝負だった。　１点ビハインドの九回、東北楽天の斎藤隆が現役最後のマウンドに上がった。アナウンスよりも先に湧き起こるスタンドの「斎藤」コールに後押しされ、ゆっくりとマウンドへ。　打席は細川（青森大出）。１３６キロ、１３７キロの２球で追い込み、最後は１３８キロで空振り三振。全盛期には遠く及ばないものの、２４年分の思いを乗せた３球の直球は、快音を立てて嶋のミットに収まった。　端正な顔立ちは、こみ上げる思いにゆがんでいた。「いつも自分には特別な声援を頂いていると感じていた。本当に幸せな野球人生だった」。グラブで涙をぬぐい、１９歳の松井裕にバトンタッチした。　米大リーグから故郷の仙台に戻って３年。１０３０球を投げ、日本一の栄光も最下位の辛酸も味わった。「打たれても打たれても、頑張れ頑張れと祈りにも似た声援に支えられ、魂を込めて白球にこの身をていしてきました」。試合後のセレモニーでは仲間に胴上げされ、５度宙を舞った。　「熱い声援を私の魂に変えて、このグラウンドとマウンドに置いていきます」。尽きない思いを後輩たちに託し、背番号４４はグラウンドを去った。◎メジャーでも実績＜元横浜（現ＤｅＮＡ）の佐々木主浩氏の話＞　東北高、東北福祉大のかわいい後輩。メジャーにも行ったし、日米で２４年間、よく頑張ったと思う。高校時代は野手で、大学でも途中までは本格的な投手ではなかったが、投手になってから本人が努力したのでしょう。メジャーでも実績を残したし、球界を代表する選手だったと思う。今後のことは聞いてないけれど、まずはゆっくりと休んでほしい。◎指導者にぴったり＜東北福祉大硬式野球部・大塚光二監督の話＞　大学時代は同じ釜の飯を食べ、プロでは１９９８年の日本シリーズで対戦もした。米国でプレーする夢もかなえ、これだけ長く活躍した。本当にお疲れさま。セ、パ両リーグとメジャーの野球を知り、下積みの経験もあるので、指導者にぴったりだろう。球界のために力を尽くしてほしい。　◎永井怜投手（３１）が今季限りで現役を引退すると発表した。５日に仙台市のコボスタ宮城で記者会見を開き、６日の今季最終戦後に引退セレモニーを行う予定。　永井は東洋大から２００７年の大学・社会人ドラフト１巡目で入団。０９、１０年に２年連続２桁勝利を挙げるなど、主に先発投手として活躍したが、今季はここまで１軍登板がなかった。通算成績は１５４試合に登板し、４３勝４３敗、防御率３．６５。　◎片山博視内野手（２８）と来季の支配下選手契約を結ばないと伝えたと発表した。育成選手として再契約する見込み。（河北新報） （河北新報）

  2015年10月04日

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  今日の狗鷲軍団！！　対千葉ロッテ（24回戦）

   ●千葉ロッテ２－０東北楽天（ＱＶＣマリン　２０，１７９人）（千葉ロッテ１３勝１１敗）（勝）大谷（３勝１敗）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（Ｓ）内（１勝１敗５Ｓ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敗）クルーズ（１勝３敗１Ｓ）　東北楽天は連勝が４で止まり、２年連続のパ・リーグ最下位が決まった。０－０の八回、クルーズが鈴木に決勝点となる押し出し四球を与え、味方の失策でさらに１点を失った。打線はロッテ３投手の前に散発４安打。１度も三塁を踏めず、７回無失点と好投した先発森を援護できなかった。　ロッテはクライマックスシリーズ進出まであと１勝。　東北楽天は本拠地での最後の３連戦を待たずに、２年連続でリーグ最下位が決まった。大久保監督は「ゴロならゴロ、フライならフライと、やられ方が毎回同じ。なんでそうなったのか分からないと」と三塁を踏めなかった貧打を嘆いた。　二回、１死から後藤が右中間二塁打で先制機をつくったが、後続が凡退。得点圏に走者を進めたのは、この１度だけだった。　両チームとも継投に入った八回、裏目に出たのが東北楽天だった。クルーズが制球難に陥り、決勝点となる押し出し四球を与えた。　「四球は得点になる」と口酸っぱく言ってきた監督にとって、７回無失点だった森も含め、クルーズとの２人で７四死球と乱れた内容は見過ごせなかった。　「現場を含め、球団が一丸にならないと、Ａクラスには行けない」。新人監督が味わった勝負の厳しさを全員が共有し、来季に生かしてほしい。（河北新報）

  2015年10月03日

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• 今日の狗鷲軍団！！　対千葉ロッテ（23回戦）

  ○千葉ロッテ３－４東北楽天（ＱＶＣマリン　１６，０５８人）（千葉ロッテ１２勝１１敗）（勝）辛島（５勝７敗）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（Ｓ）松井裕（３勝２敗３３Ｓ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敗）イ・デウン（９勝９敗）本　ウィーラー１４号（２　イ・デウン）東北楽天　辛島、入野、福山、松井裕－嶋　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　千葉ロッテ　イ・デウン、藤岡、香月良、大谷－田村、吉田　東北楽天が逃げ切り、今季５度目の４連勝。１－１の三回、ウィーラーの左越え２ランで勝ち越すと、五回はウィーラーの左前適時打で１点を追加した。投手陣は八回、辛島と入野がつかまり、１点差まで詰め寄られたが、福山が要所で踏ん張った。辛島が５勝目。　ロッテは連勝が４で止まった。イ・デウンが五回途中４失点（自責点２）で降板したのが誤算だった。◎ウィーラー大当たり＜４番４打点　４連勝呼ぶ＞　助っ人らしい働きだった。東北楽天の４番ウィーラーが全４打点をたたき出し、４連勝を呼び込んだ。「非常に気持ちのいい試合だった」。福岡からの移動の疲れも見せず、球場を後にする足取りは軽快だった。　初回に幸先良く先制打を放つと、同点の三回は３ボール１ストライクと有利なカウントで狙い球を絞り、甘く入った直球を勝ち越し２ランにつなげた。「打てる球を仕留めることができた」。五回は左前打で決勝点となる１点を奪った。　９月に月間打率３割１分をマークし、１０月に入っても勢いは衰えない。早出練習では平石打撃コーチと「前傾姿勢になり過ぎている」など前日までの修正点を確認し、試合に臨めていることが好調の一因だ。　大久保監督は「日本が好きで、来季も契約してもらいたいという意識が強い。その気持ちが（プレーに）出ている」と主砲の姿に目を細める。　１試合４打点は来日初。「チームの役に立っていると思われたいし、チームを助けたい。一つでもいい順位で終わりたい」。陽気な助っ人の表情は真剣そのものだった。＜上園ら戦力外＞　東北楽天は２日、上園啓史（３１）、梅津智弘（３２）、藤江均（２９）、育成選手の高堀和也（２８）の４投手と来季の契約を結ばないと発表した。　上園は２０１２年に阪神から入団したが、移籍後４年で白星がなく、今季は一度も１軍に昇格できなかった。梅津は今季、育成契約で入団し、７月末に支配下登録された。中継ぎで１試合に登板し３失点。藤江は２試合で防御率６．７５だった。　今後について、藤江は現役続行を希望し、上園と梅津は未定。高堀は１２球団合同トライアウトに参加する意向を明らかにした。（河北新報）

  2015年10月02日

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  今日の狗鷲軍団！！　対福岡ソフトバンク（23回戦）

   ○福岡ソフトバンク２－３東北楽天（ヤフオクドーム　３２，６２５人）（福岡ソフトバンク１５勝７敗１分）（勝）則本（１０勝１１敗）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（Ｓ）松井裕（３勝２敗３２Ｓ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敗）千賀（２勝１敗）東北楽天　則本、福山、クルーズ、松井裕－嶋　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　福岡ソフトバンク　千賀、二保、飯田、森、五十嵐、サファテ－細川、高谷　東北楽天が競り勝ち、今季４度目の同一カード３連勝。先発則本は６回１２奪三振２失点で１０勝目。新人から３年連続の２桁勝利を達成した。七回からは福山、クルーズ、松井裕とつなぎ、逃げ切った。打線は１－１の五回、銀次の中犠飛で勝ち越し。六回は岡島の適時二塁打で加点した。　ソフトバンクは今季初の５連敗。　粘った末に到達した。東北楽天の則本が６回５安打２失点の力投で１０勝目を挙げ、球団史上初となる新人からの３年連続２桁勝利をマーク。「点を取られても取り返してくれ、リリーフ陣も踏ん張ってくれた」とチームメートへの感謝を口にした。　最大の見せ場は３－１の六回。内川の右翼線二塁打で１点差に詰め寄られ、２四球で１死満塁となった。打席には今季限りでソフトバンクを退団する松中。ヤフオクドームのボルテージは最高潮に達した。　「無理に勝負はせず、厳しいところを攻めよう」。冷静にフォークボール２球で追い込み、直球で空振り三振。さらに代打の長谷川（山形・酒田南高－専大出）には１５０キロ台の直球を連発し、見逃し三振に仕留めた。「魂を込めて、一生懸命投げ切った」　この日は計１２三振を奪い、積み重ねた奪三振数は自己最多の２０９に。２年連続のタイトル獲得にも近づいた。　６日の今季最終戦で、もう一度先発する予定。大久保監督は「苦労した一年だったけど、順調に勝つよりいい経験をした。（１０勝１１敗と）まだ一つ借金があるので、借金を返して来年へ向かってほしい」と期待を込めた。（河北新報））

  2015年10月01日

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  今日の狗鷲軍団！！　対福岡ソフトバンク（22回戦）

   ○福岡ソフトバンク２－３東北楽天（ヤフオクドーム　　２８，６９０人）（福岡ソフトバンク１５勝６敗１分）（勝）西宮（１勝１敗）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（Ｓ）松井裕（３勝２敗３１Ｓ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敗）中田（９勝７敗）本　上林２号（２　釜田）、銀次１号（２　中田）東北楽天　釜田、西宮、クルーズ、松井裕－嶋　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　福岡ソフトバンク　中田、五十嵐－高谷　東北楽天はシーソーゲームを制し、１カ月半ぶりの２連勝を飾った。１－２の八回、２死一塁から銀次の今季１号となる右越え２ランで逆転した。先発釜田は１点リードの七回に上林に２ランを浴び、七回途中２失点で降板。２番手西宮が今季初勝利、４番手松井裕が３１セーブ目を挙げた。　ソフトバンクは今季初の４連敗。　勝ち星こそ付かなかったが、来季へ確かな手応えを感じさせる今季最後の登板だった。七回途中２失点と力投した東北楽天の先発釜田。昨年３月の右肘手術から実戦復帰を果たしたシーズンを終え、「無事にマウンドから帰ってこられて、ほっとしている」と率直な思いを口にした。　早めに追い込むと、決め球のフォークボールがさえ渡った。前回まで３度の登板は１個ずつしか取れなかった三振をこの日は９個奪い、１年目の自己最多（８個）を更新した。「腕がしっかり振れていた。直球が良い分、変化球も生きた」と高村投手コーチ。　だが、１－０の七回２死二塁の場面で、１０２球目の「少し内に入った」カットボール。上林に完璧に捉えられ、右越え２ランを喫した。　上林には前の２打席でいずれも直球を二塁打にされていたが、大久保監督は「敬遠していたら勝てる投手になれない。球種の選択にも悔いはないと言っていたので良かった」と納得顔。右腕は悔しさを引きずった表情で「打者に向かっていく姿勢は見せられた。今後につながる投球はできた」と語った。５年目を迎える来季は完全復活の年にする。（河北新報）

  2015年09月30日

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  今日の狗鷲軍団！！　対福岡ソフトバンク（21回戦）

   ○福岡ソフトバンク５－１０東北楽天（ヤフオクドーム　２９，７０５人）（福岡ソフトバンク１５勝５敗１分）（勝）入野（１勝１敗）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敗）寺原（８勝３敗）本　岡島１号（３　寺原）、ウィーラー１３号（２　寺原）、長谷川４号（１　レイ）、松田３５号（２　レイ）東北楽天　　　　　　レイ、入野、福山、クルーズ、松井裕－嶋　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　福岡ソフトバンク　寺原、二保、バリオス、柳瀬、島袋－高谷　東北楽天が今季２度目の２桁得点で大勝し、連敗を６で止めた。三回、岡島の３ランとウィーラーの２ランで５点を先取。四回は代打後藤の２点右前打などで３点を加え、その後も小刻みに加点した。先発レイは四回途中４失点。２番手入野が２回１／３を無得点に抑え、プロ初勝利を飾った。　ソフトバンクは今季３度目の３連敗。東北楽天戦の連勝が４で止まった。　東北楽天の岡島にようやく今季初アーチが飛び出した。　０－０の三回１死一、二塁で、ソフトバンク先発寺原の膝元へのスライダーに反応した。勢いよく振り抜いた打球は右翼テラス席に飛び込む先制３ランに。今季１１９打席目で放った待望の一発は打線を勢いづけ、チームは今季２度目の２桁得点で連敗を脱した。　「たまたまです」。謙遜しながらも、表情には安堵（あんど）感がにじんだ。「ヒットもなかなか出ていない中で使ってもらっていることに感謝しないといけない。こういう形で打てたことは、あす以降の試合にもつながる」　昨季１４２試合に出場し、打率２割８分３厘、７本塁打の好成績を残した男が今季は苦しみ抜いた。打率１割台と不振にあえぎ、故障もあって５月から４カ月半にわたって２軍暮らしを強いられた。　アーリーワーク（早出練習）から指導する平石打撃コーチは「（本塁打は）見事なスイングだった。いい時のイメージができてきている」と確かな復調を感じ取っている。　シーズンは残り７試合。背番号２７は「もっともっと結果を出していかないと」と気持ちを引き締めた。（河北新報）

  2015年09月29日

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  今日の狗鷲軍団！！　対オリックス（25回戦）

   ●オリックス１０－４東北楽天（京セラドーム大阪　１１，５１５人）（オリックス１４勝９敗２分）（勝）岸田（４勝３敗）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敗）クルーズ（１勝２敗１Ｓ）東北楽天　戸村、クルーズ、福山、武藤、西宮－嶋　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オリックス　山田、白仁田、海田、岸田、佐藤達－若月、伊藤　東北楽天は終盤に一挙１０失点し、逆転負けし６連敗。４－０の八回、２番手クルーズが４四球と乱れ、５失点。代わった福山、武藤、西宮も火に油を注ぎ、チーム今季ワーストの１回１０失点を喫した。先発戸村は７回無失点と好投した。　オリックスは八回、打者１４人を送る猛攻で試合をひっくり返した。　４－０の八回、東北楽天ファンが目を覆いたくなるような惨劇が待っていた。救援陣が総崩れし、打者１４人に６四球５長短打を集められ、大量１０失点。２０１１年６月のヤクルト戦以来となる１イニング２桁失点に、ナインはぼうぜん自失の表情で球場を後にした。　この回、マウンドに上がった２番手クルーズが大誤算。３四球で１死満塁を招き、小谷野に左中間へ２点二塁打を許した。力めば力むほどに制球はばらついた。中島にも四球を与えて再び満塁とし降板。２６日の西武戦で満塁本塁打を喫した右腕が、またもベンチの期待に応えられなかった。　後を受けた福山ものみ込まれた。小島、原拓と強打者とは言えない２人にまで連続で押し出し四球を与え、同点に。「いつも通りの気持ちでいけたと思ったが、急にストライクが入らなくなった」。武藤は伊藤に２点左前打を浴び、万事休す。西宮も打ち込まれた。　「戸村が代わった瞬間、相手ベンチが『いける』という雰囲気になった」と振り返った大久保監督。「クルーズは前半戦に無理させたことで疲れが出ている。使った以上、監督の責任」と強調した。チームは昨季に続いて８０敗の大台に達した。（河北新報）

  2015年09月28日

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  今日の狗鷲軍団！！　対埼玉西武（最終戦）

   ●埼玉西武５－１東北楽天（西武プリンスドーム　２３，０１３人）　　　ー対戦終了ー（埼玉西武１８勝７敗）（勝）十亀（１１勝７敗）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敗）森（２敗）本　炭谷４号（１　森）、伊東１号（１　十亀）東北楽天　森、相沢ー伊志嶺　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　埼玉西武　十亀、増田ー炭谷　東北楽天は終盤に突き放されて５連敗。先発森は三回、炭谷の左越えソロと渡辺の中前適時打で２点を先取され、五回にも山川の適時打で追加点を許した。自己最長の７回を投げて３失点で、２敗目を喫した。打線は五回、伊東のプロ初安打となる右越えソロによる１点のみにとどまった。　西武は５連勝で、２週間ぶりの貯金１。　将来を担うエース候補が成長した姿を見せた。東北楽天の先発森が自己最長の７回を投げて、西武打線を３点に抑えた。出口の見えない５連敗となったが「上等だね」と大久保監督。３年目左腕が最下位に沈むチームに、明るい話題をもたらした。　一回、一球もストライクが入らずに先頭の秋山（八戸大出）を歩かせたが、浮足立つことはなかった。イースタン・リーグで２位の防御率２．６４を誇り、「ファームと同じように投げよう」と開き直る。後続を打ち取り、１０勝をマークする十亀との投手戦に持ち込んだ。　与えた四球は秋山への二つだけで、「ストライクゾーンで勝負する」と４カ月半ぶりの１軍マウンドで強気の姿勢を崩さなかった。　直球とスライダーに頼っていた５月のオリックス戦の反省を生かし、中盤からは「磨きを掛けてきた」というカーブが好投を支える。緩急で投球の幅が広がり、自己最多の７奪三振。浅村、中村、メヒアの中軸３人を完璧に抑えた。　１１１球の力投を「自信になった」と振り返った。「もっとスライダーを低めに集め、初回からカーブを使いたかった」。今季中にもう１度先発登板する予定で、それまでに少しだけ宿題が残った。　プロ初先発出場を果たした東北楽天の伊東が五回、右越えに初本塁打となるソロを放った。自身３打席目で飛び出した初安打が記念すべき一発となり「自分でもびっくり」と喜んだ。　フルカウントから狙っていた直球を見事にさばいた。「弾道が低かったが、歓声が聞こえて入ったと思った」。気持ち良くダイヤモンドを一周した。　プロ初打席の凡打から３カ月。「また上（１軍）で打ちたい」という気持ちを切らさず、最高の結果に結び付けた。「何かしらの結果を残したかった」という１年目は残り９試合。「自分ができることをしっかりやる」と気を引き締めた。（河北新報）

  2015年09月27日

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  今日の狗鷲軍団！！　対埼玉西武（24回戦）

   ●埼玉西武５－１東北楽天（西武プリンスドーム　２１，０３２人）（埼玉西武１７勝７敗）（勝）牧田（８勝１１敗３Ｓ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敗）青山（４勝５敗）本　森１６号（１　則本）、浅村１３号（満塁　クルーズ）東北楽天　則本、青山、クルーズ、入野－嶋　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　埼玉西武　高橋光、牧田、増田－炭谷　東北楽天は一発攻勢に屈し、今季８度目の４連敗。借金は今季ワーストの２６に増えた。１－１の八回、３番手クルーズが１死満塁のピンチで浅村に痛恨の被弾。先発則本は二回、森に先制の１６号ソロを浴びた。打線は八回、ウィーラーの左前適時打で追い付いたが、反撃はここまでだった。　西武は４連勝。４位ロッテとの差を１．５に広げた。　継投が裏目に出た。東北楽天は終盤に救援陣が崩れて４連敗を喫した。「相手は負けられない試合。モチベーションの差があった」と大久保監督。クライマックスシリーズ進出の可能性を残す相手に、地力の差を見せつけられた。　「ビハインドならもう１回則本、同点なら青山だった」と監督が明かすように、味方が追い付いた直後の八回、ベンチは予定通り継投に出た。青山は先頭渡辺に中前打を許し、犠打と敬遠で１死一、二塁を招く。　守備固めで入った鬼崎を打席に迎えた場面で、今度はクルーズをマウンドに送り込んだ。「鬼崎は当てるのがうまい。力勝負で三振を期待した」（大久保監督）というが、誤算だった。　１５２キロの直球をミートされて塁が埋まると、続く浅村に１５３キロの直球を完璧に捉えられ、決勝の満塁弾を浴びた。今季は４５試合で１被弾だけと力勝負には強かったが「相手がうまかった」とクルーズ。悔しさを打ち消すように振り返った。　「少し球が軽かったかな」とは吉田投手コーチ。必勝パターンの両右腕がつかまっても「たまたま」と冷静に受け止めたが、大久保楽天の歯車は完全に狂ってきた。＜則本、好投も勝敗付かず＞　３年連続２桁勝利に王手をかけている東北楽天の先発則本は７回１失点と好投したが、勝ち負けは付かなかった。森に浴びた二回の先制弾を振り返り「コースが良ければフライや見逃しだったのに…。彼のバットが入りやすい所に投げてしまった」と悔やんだ。　リーグトップの奪三振数はこの日６増えて１９７とし、２位の日本ハム・大谷（岩手・花巻東高出）に１３差をつけた。タイトル奪取を狙い、中４日での登板も検討されているが、「（次回登板は）あしたの体の反応を見てから」と話すにとどめた。（河北新報）

  2015年09月26日

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  今日の狗鷲軍団！！　対千葉ロッテ（22回戦）

   ●千葉ロッテ１－０東北楽天（ＱＶＣマリン　２１，６３０人）（１１勝１１敗）（勝）益田（３勝２敗）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（Ｓ）西野（１勝２敗３４Ｓ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敗）レイ（５勝７敗）東北楽天　レイ、クルーズ、青山－嶋　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　千葉ロッテ　チェン・グァンユウ、益田、松永、内－田村　東北楽天は今季１２度目の零敗で同一カード３連敗。借金は２５となった。　０－０の六回、２死二塁から井口の遊撃への内野安打で二走が生還し、決勝点を奪われた。先発レイは６回１失点の好投も、援護がなく７敗目。打線は先頭打者が４度出塁し好機をつくったが、あと一本が出なかった。　ロッテは約１カ月ぶりの同一カード３連勝。　イヌワシ軍団は拙守に拙攻で、先発レイの好投に報いられなかった。前日、辞任を表明した大久保監督は「レイがかわいそうでしょうがない。首を懸けている外国人選手の必死さを見習わないと」と怒りに震えた。　０－０の六回２死二塁。井口の二遊間の打球に遊撃西田が追い付き、一塁に送球したが間一髪セーフ。一塁銀次が判定に気を取られている間に、二走清田に本塁を陥れられた。これが決勝点となった。　「普通の遊ゴロ。決められた練習以外で、どれだけ準備しているのか」。大久保監督は西田を厳しく責めた。本塁に転送しても間に合わなかったとの見方を示した上で「次のプレーを考えていない」と、隙を見せた銀次にも不満を漏らした。西田は「１歩前に出て捕る勇気がなかった。技術不足」と顔をゆがめた。　攻撃も六回までに４度、先頭打者を出しながら得点できない。四回１死一、二塁から、二ゴロ併殺に倒れた牧田は「なかなかうまくいかない」。六回２死一、二塁は、牧田の代打・後藤が遊ゴロに倒れた。　クライマックスシリーズ進出の目標と同時に、覇気まで失ったような敗戦。「最後まで全力でやるところを見せたい」。牧田の言葉を信じたい。＜レイ、運なく７敗目＞　東北楽天のレイは６回１失点と好投したが、味方の援護に恵まれず、７敗目を喫した。「直球とチェンジアップが良かった。きょうの投球には納得している」と落ち着いた表情で振り返った。　前日、前々日と２桁安打を放ったロッテ打線に対し、制球良くコーナーを突いた。三、四回は三者凡退に仕留めるなど、散発４安打に抑えた。　先発の役割は十分果たしたが、六回、守備の乱れもあって不運な形で失点。「ボールが手を離れた瞬間から、自分では制御できないことなので仕方がない」と冷静に話した。（河北新報）

  2015年09月23日

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• 今日の狗鷲軍団！！　対千葉ロッテ（21回戦）

  ●千葉ロッテ８－２東北楽天（ＱＶＣマリン　２７，６０３人）（東北楽天１１勝１０敗）（勝）石川（１１勝１２敗）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敗）釜田（１勝１敗）本　井口６号（３　釜田）、鈴木６号（２　横山貴）東北楽天　釜田、横山貴、入野、戸村－伊志嶺　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　千葉ロッテ　石川、大谷、香月良－田村　東北楽天は序盤の大量失点が響き連敗。今季の４位以下が確定し、クライマックスシリーズ進出の可能性が消えた。先発釜田は一回に井口に３ランを浴びるなど乱調で、三回途中５失点で降板。七回は横山貴が３失点した。打線は１０安打を放ちながら逸機の連続。八回無死満塁から、２本の内野ゴロで２点を返すのがやっとだった。　ロッテ先発石川は７回無失点で自己最多の１１勝目。　東北楽天のクライマックスシリーズ（ＣＳ）進出の可能性が消滅した。昨季、ＣＳ進出が断たれたのは９月２９日。今季は１週間早いあっけない幕切れだった。　先発釜田は立ち上がりから球が高めに浮いた。一回、連打を許しての２死一、二塁から井口に被弾。三回も先頭から四球を挟んで３長短打。２点を失い降板した。「球が高かったのが全て。相手に力強いスイングをされてしまった」。右肘手術からの復帰３戦目で初黒星を喫し、反省を口にした。　だが、悲観はしていない。「課題ははっきりしている。次投げる機会があれば、来季につながるように頑張りたい」と前を向く。　チームも同様だ。試合後に今季限りでの辞任を表明した大久保監督は「諦めたら全て終わり。５位、４位を目指して全力で戦う」ときっぱり。残り１２試合を必死に駆け抜けることが、今季の経験を来季へ生かすことになる。＜横山ロングリリーフで３失点＞　２番手でマウンドに上がった東北楽天の横山貴が４回をロングリリーフし３失点。最後は力尽きたが、「途中までしっかりゼロに抑え、試合をリセットできた」と納得顔だった。　０－５の三回１死一塁の場面で登板し、後続を仕留め、ピンチを防いだ。四～六回はコーナーを丁寧に突いて無得点に抑えた。　七回、鈴木に２ランを浴び、なお１死一、三塁と攻められて降板。「球数が増えてボールが弱くなった。技術もまだまだ」と反省を忘れなかった。　大久保博元監督（４８）が２２日、今季限りで辞任することを正式に表明した。同日、千葉市のＱＶＣマリンフィールドであったロッテ２１回戦で敗れ、クライマックスシリーズ（ＣＳ）進出の可能性が消滅した。試合後、報道陣に「ユニホームを脱ぐ。（成績不振の）責任をものすごく感じている」と語った。残り１２試合の指揮は執るという。　球団は慰留したが、大久保監督の意思が固かった。「もうちょっと頑張れないかという話をもらったが、自分で決めた。１年契約は１年で結果を残さないといけない」と説明した。　大久保監督は２０１２年、東北楽天入りし１軍打撃コーチに就任。２軍監督を経て、昨季オフに第５代１軍監督に就いた。今季は主力選手にけがが相次いだほか、外国人野手の不振などが響き、序盤からＢクラスに低迷。６月下旬以降は一度も勝率を５割に戻せなかった。　２２日現在、５２勝７６敗３分けで最下位に沈んでいる。自力でのＣＳ進出の可能性が消えた８月末、辞意を固めていた。　後任監督は未定。球団が星野仙一副会長と相談しながら人選を進める。１年での監督交代は初代の田尾安志氏、第３代のマーティー・ブラウン氏に続き３人目。（河北新報）

  2015年09月22日

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  今日の狗鷲軍団！！　対千葉ロッテ（20回戦）

   ●千葉ロッテ１０－４東北楽天（ＱＶＣマリン　２２，８２３人）（東北楽天１１勝９敗）（勝）阿部（１勝１敗）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敗）戸村（７勝１０敗）本　ウィーラー１２号（２　阿部）東北楽天　戸村、相沢、武藤、福山、入野、横山貴－嶋、伊志嶺　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　千葉ロッテ　古谷、阿部、益田、内、松永、藤岡　東北楽天は投手陣が崩れた。先発戸村は１－０の一回に３安打を浴びて逆転を許すなど、２回４失点（自責点１）で降板し１０敗目。六回は武藤、福山がつかまり４失点し、八回は横山貴が２点を失った。打線は初回、銀次の中前打で先制。五回にウィーラーの左越え２ランで１点差に追い上げたが、及ばなかった。　ロッテは１７安打１０得点の猛攻。２番手阿部が２年ぶりの白星を挙げた。　今季成長を遂げた両右腕が背信投球を繰り広げた。東北楽天の先発戸村は２回４失点（自責点１）でＫＯされ、３番手武藤は勝負どころで踏ん張れなかった。　戸村は制球に苦しんだ。１－０の一回、３長短打であっさりと逆転を許す。二回も流れを変えられず２失点。捕逸や味方の失策でペースが乱れた面はあるが「守備にはいつも助けられている。抑えられなかった自分の責任」とうつむいた。　３－４と終盤の反撃態勢を整えた六回は、武藤が誤算。１死一、二塁から、鈴木に右中間２点三塁打、荻野に左前適時打を喫した。球種は違うが、いずれも外角球を「踏み込んで打たれた。工夫が足りなかった」と力なく語った。　ここまで自己最多の７勝をマークした戸村は、４勝をロッテから挙げる相性の良さを見せていたが、９月は自身３連敗と失速。目標の５０試合登板を果たした武藤も、９月は防御率１２点台と精彩を欠いている。　戸村に対し「守備にミスが出た時、ギアを上げられるかどうかが課題」と話す大久保監督。武藤には「打たれるパターンが決まっている。でも、いい経験をしている」。今季７度目の２桁失点での大敗すら前向きに捉え、一層の成長を求めた。＜２番手の相沢は好投＞　東北楽天の相沢が２番手で登板し、三～五回を無得点に抑える好投を見せた。得意のシュートとスライダーで攻め、「低めに集め、振らせることができた」と充実の表情だった。　「準備はできていた」と３点ビハインドで上がった三回のマウンド。先頭を四球で歩かせたが、続く主砲クルーズを併殺打に仕留めた。五回は２死一、三塁で井口を左飛に打ち取るなど、毎回走者を背負いながらも要所を締めた。　初めて１回無失点とした１９日のオリックス戦に続き、プロ３試合目で３回を抑えた。大久保監督は「徹底してシュートを投げていた」と評価した。　ウィーラー内野手（五回、一時１点差に迫る２ランを放つ）「（好調の要因は）いろいろな投手を見て慣れてきたのは大きい。このままいい形でシーズンを終えられればと思う。来季、もちろん（東北楽天で）プレーしたい気持ちはある」（河北新報）

  2015年09月21日

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  今日の狗鷲軍団！！　対オリックス（24回戦）

   ○東北楽天２－０オリックス（コボスタ宮城　２６，３６８人）（オリックス１３勝９敗２分）（勝）則本（９勝１１敗）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（Ｓ）松井裕（３勝２敗３０Ｓ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敗）山崎福（３勝５敗）本　西田１号（１　山崎福）オリックス　山崎福、吉田一、白仁田、海田、小松―伊藤　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東北楽天　則本、松井裕－嶋　東北楽天は無失点リレーで、連敗を３で止めた。先発則本がストライク先行で８三振を奪う好投。８回を１安打２四球で無得点に抑え、９勝目を挙げた。松井裕が３０セーブ目。打線は一回、先頭西田が先制の左越え１号ソロを放ち、なお無死一、三塁、ウィーラーの中犠飛で２点目を加えた。　オリックスは先発山崎福が自己最短の２／３回で降板し５敗目。　エースの名にふさわしい投球だった。東北楽天の先発則本が８回１安打無失点の快投で９勝目を挙げ、プロ入りから３年連続の２桁勝利に王手をかけた。　五回まで一人の走者も許さないパーフェクトピッチング。直球でも変化球でも面白いように空振りが取れ、「感覚的には、やるならきょうかなという感じだった」。完全試合の達成すら予感させた。　六回、先頭の川端に左中間三塁打を浴びたが、そこから真骨頂を発揮した。無死三塁のピンチにも気持ちを切らさず、後続を打ち取って無失点で切り抜けた。　「１年取り組んできたことが、ようやく実になっている」と確かな手応えをつかんだ様子。高村投手コーチも「よく投げた。無死三塁からしっかり抑えて帰ってくるのがノリらしい」と賛辞を惜しまない。　８三振を奪い、奪三振数は１９１。日本ハムの大谷（岩手・花巻東高出）の１８４を抜いて再びリーグトップに立った。「取れるタイトルは一生懸命狙っていきたい」と言いつつ、「それよりチームが勝てるように、一つでも多く勝ち星を拾いたい」と背番号１４。シーズンはまだ終わっていない。　松井裕が九回を三者凡退で終え、「目標にしていた」という３０セーブ目に到達した。１０代ではプロ野球史上初の快挙に「なるべく早いうちに、と思っていた。ほっとしている」と安堵（あんど）の表情を浮かべた。　簡単に２死を取った後、最近使い始めたカットボールでＴ－岡田を見逃し三振に仕留め、試合を締めた。「まだ相手に（カットボールを使うイメージが）定着していない。うまく使えた」と満足そうに振り返った。　中継ぎ転向を命じられた今季開幕前、２０日に現役引退を表明した小山伸に食事に誘われ、「チームのために切り替えてやっていこう」と励まされた。今では「この年齢で任せてもらってうれしく思う」と抑えの仕事を意気に感じている。守護神の醍醐味（だいごみ）を問われると「風船を膨らます音を聞きながら、ゲームセットの瞬間を味わえる」。視野の広い強心臓の１９歳にはもってこいの役目なのだろう。＜西田、プロ初の先頭打者弾＞　西田がプロ初の先頭打者本塁打を放ち、チームを勢いづけた。左越えへの今季１号。「やっと出た。逆方向を意識し、体がうまく反応した」と手応え十分の様子だった。　大久保監督からしっかりバットを振るよう指導を受けていたと明かし、「最近取り組んでいることを実践できた」と納得顔。「ことしは出遅れたが、長打が持ち味なので、次につながる」と笑顔を見せた。＜岡島豪郎外野手（４カ月半ぶりの１軍復帰）＞「良かったが、ここが目標ではない。少ない残り試合で結果を出すだけ。（八回の好捕は）たまたまです」　小山伸一郎投手（３７）が２０日、仙台市のコボスタ宮城で記者会見し、「思っていたボールが投げられずストレスがたまっていた。（身を引く）タイミングが大事だと思った」と述べ、今季限りでの現役引退を正式に表明した。今季最終戦となる１０月６日のロッテ戦（コボスタ宮城）終了後に引退セレモニーが行われる予定。　球団から数日前に来季の構想外と通告され、「自分の中で腹は決めていた。もういいかなと思った」と説明。プロ通算５００試合登板まで２０試合と迫っていたことから「僕の野球人生は何も自慢するものがなかったので、記録が残ればと思っていたが…。限界でした」と無念さも口にした。　「ここ２年は肩の状態が上がらなかった」と言い、ことし４月に右肩手術を受けた。「必ず１軍の力になる」とリハビリに励み、８月の２軍戦で実戦復帰。来季の現役続行を見据えていただけに「もう少し早く手術をしていれば、（状況が）変わったんじゃないかな」と悔しさをにじませた。　２００４年オフ、無償トレードで中日から新規参入した東北楽天へ。球団創設時から在籍するただ一人の現役投手だった。米大リーグに移籍した岩隈久志投手（マリナーズ）や田中将大投手（ヤンキース）らの名前を挙げ、「最高の仲間と出会えた」と振り返った。　プロ入り当時の中日監督で、東北楽天の星野仙一球団副会長にも報告したと言い、「『よく頑張った』と言ってくれ、ほっとした。ユニホームを脱ぐなら星野さんの下で、と思っていた」と、晴れやかな表情で心境を明かした。　投手陣のリーダー格として信頼された右腕は、親しみやすい人柄でファンからも愛された。「これで安心して楽天の試合が見られると思う。チームを応援し盛り上げてほしい」と、冗談交じりにファンへの感謝の思いを語った。引退後については「何かの形で恩返しできれば」と話し、球団に残る意向を示した。（河北新報）

  2015年09月20日

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  今日の狗鷲軍団！！　対オリックス（23回戦）

   ●東北楽天１－９オリックス（コボスタ宮城　２４，３６３人）（オリックス１３勝８敗２分）（勝）西（８勝６敗）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敗）菊池（４勝５敗）オリックス　西、マエストリ、海田－山崎勝　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東北楽天　菊池、濱矢、相沢、横山貴－嶋　東北楽天は３連敗で、今季ワーストの借金２３となった。先発菊池が５回９安打で今季自己最悪の６失点と試合をつくれず、５敗目を喫した。打線は０－３の一回、ウィーラーの右前適時打で１点を返しただけだった。　オリックスは１４安打と打線が爆発した。先発西が７回１失点と好投し、８勝目を挙げた。　前日の疲労感を引きずったような試合だった。東北楽天は５位オリックスを相手に完敗。ファンからは怒号に近い声も上がった。　「きょうが人生最後だ、と思って投げたようには見えなかった。ファンに絶対見せてはいけない姿」　大久保監督がやり玉に挙げたのは先発菊池だ。この日を「がんばろう東北デー」と銘打ち、被災地の子どもたちを招待したことを念頭に、右腕の投球を切り捨てた。　初回から乱れた。単打と四球の１死一、二塁からＴ－岡田に先制の右翼線二塁打を浴び、小谷野にも中堅手聖沢と右翼手松井稼が「お見合い」をする不運な２点二塁打を打たれた。　三回も２死から２単打と四球で満塁を招き、押し出し死球でダメ押し点を献上。５回を投げて今季自己ワーストの６失点を喫し「何も言葉が見つかりません」と絞り出すように話した。　前日に初回４失点から一時追い付いた野手陣もこの日は力なく、一回の１点止まり。見せ場がないまま、ゲームセットを迎えた。　２０日にも２年連続のＢクラスが確定する。大久保監督は「こんな温かい声援はないよ。手を抜かず、諦めず野球をしないと」とナインへ奮起を促した。＜相沢、３番手で１回無失点＞　１軍に昇格したばかりの東北楽天の相沢が八回に３番手で登板し、１回を三者凡退に仕留めた。プロ２試合目で初めて無失点でマウンドを降り、「自信になった」と手応えを得た様子だった。　試合前、報道陣の前で大久保監督に四死球を出さないよう約束して臨んだ２カ月ぶりのマウンド。打者の手元で動く変化球を効果的に使い、全て内野ゴロで３アウトを重ねた。「次も冷静に投げたい」と誓った。（河北新報）

  2015年09月19日

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  今日の狗鷲軍団！！ 対オリックス（22回戦）

   ●東北楽天５－７オリックス（コボスタ宮城　１７，１３４人）　　　　　－延長１０回－（オリックス１２勝８敗２分）（勝）佐藤達（２勝７敗１１Ｓ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（Ｓ）小松（１Ｓ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敗）武藤（４勝４敗１分）本　ペーニャ１７号（３　バリントン）、小谷野４号（１　青山）オリックス　バリントン、白仁田、吉田一、岸田、佐藤達、小松―伊藤　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東北楽天　塩見、入野、福山、クルーズ、青山、松井裕、武藤－嶋　東北楽天は延長戦の末に敗れ、オリックス戦の２季連続負け越しが決まった。借金は今季ワーストの２２に増えた。５－５の十回、武藤が駿太の中越え二塁打と縞田の内野安打で決勝の２点を失った。打線は六回、ペーニャの左越え３ランで同点とし、七回は藤田の右前適時打で一時勝ち越したが、ここまでだった。　オリックスは小松がプロ９年目で初セーブ。＜粘り見せるも決定打欠く＞　東北楽天打線は後半に粘りを見せたが、決定打を欠いた。　１－４の六回１死一、二塁、ペーニャがバリントンのスライダーを完璧に捉え、弾丸ライナーで左翼席に突き刺した。「狙い球をしっかり仕留めることができた」。今季初の３ランで同点とし、興奮気味だった。　七回は藤田が右前適時打を放ち一時勝ち越しに成功。１５打席ぶりの快音に「大きかった」と振り返るが、九回２死二、三塁のサヨナラ機に凡退。「あそこでいかないと」と、試合を決められなかった打席を悔やんだ。　降ったりやんだりの雨が、勝負のあやを生んだ。５－５の延長十回、東北楽天の７番手武藤が１死一、二塁のピンチを迎えた。審判にぬかるんだマウンドの整備を要求したところ、そのまま中断に入った。　微妙な間が凶と出た。１９分後に再開し、その２球目。ファーストストライクの外角直球を、駿太に捉えられた。中越え二塁打で勝ち越しを許す。２死後、縞田には適時内野安打を喫した。ぬれた人工芝の影響で球足はいつもより速く、遊撃のムリーロは追い付くのが精いっぱいだった。　武藤は「中断の影響？　ないです。気持ちも切らさないようにしていた」と言い訳しなかった。ただ、吉田投手コーチは「延長戦のプレッシャーがかかっている上に、走者がたまっている状態での中断。誰が行っても難しい」。この日に限っては天気は東北楽天の味方にならなかった。　「チームでやっているから、最後の人間だけが責任をかぶるのは違う」と武藤をかばったのは大久保監督。「ダメ押し点が取れず、もう一本というのが、たくさんある。どうしても延長戦で勝ちを拾えない」と好機に一打を欠く打線を嘆いた。延長戦は実に１９度目で、結果は５勝１１敗３分け。今季を象徴する敗戦となった。（河北新報）

  2015年09月18日

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  今日の狗鷲軍団！！　対北海道日ハム（25回戦）

   ●北海道日ハム６－３東北楽天（札幌ドーム　１９，７５５人）（北海道日ハム１４勝１１敗）（勝）吉川（１１勝７敗）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（Ｓ）増井（１敗３５Ｓ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敗）戸村（７勝９敗）本　レアード２９号（１　戸村）、ペーニャ１６号（１　吉川）、ウィーラー１１号（１　白村）東北楽天　戸村、入野、福山、武藤－嶋　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　北海道日ハム　吉川、谷元、宮西、白村、増井－大野　東北楽天は序盤の大量失点が響いた。先発戸村は三回途中６失点（自責点５）で降板し、９敗目を喫した。打線は四回、ペーニャの右中間ソロとフェルナンドの中前適時打で２点を返し、八回にはウィーラーが左越えソロを放ったが、及ばなかった。　日本ハムは二、三回、レアードの先制ソロなど計６安打を集めて６得点。５投手の継投で逃げ切った。　早々に大勢が決した。東北楽天の戸村が序盤に６点を失い、先発では今季最短の２回１／３でＫＯされた。「試合をつくれず申し訳ない」と肩を落とした。　１球をきっかけに、好調に見えた投球が一変した。二回２死からレアードに投じた変化球を捉えられ、先制の左越えソロを喫した。動揺したのか、そこから２連打に自身のけん制悪送球も絡んで１点を失った。　三回はさらなる悪循環に陥った。先頭の陽岱鋼に四球を与え、さらに四球と単打などで１死満塁。近藤には２ボールからストライクを取ろうとした直球を左中間に運ばれ、走者一掃の二塁打で３点を追加された。　「陽岱鋼さんへの四球が一番もったいなかった。ストライクを投げてヒットだった方が、状況は変わっていたと思う」。９敗目を喫した右腕は言葉少なに振り返った。　四球からの自滅は、今季何度も繰り返された光景だ。高村投手コーチは「本塁打を打たれて、それまでのいい部分が急に変わってしまった。ああいう所は絶対に切り替えないといけない」と反省を求める。　「則本を超えられる逸材。もったいない投手になってほしくない」。大久保監督はそう言って、戸村の成長に願いを込めた。＜フェルナンド外野手（四回２死一、二塁、７月２０日以来の適時打を中前へ放つ）＞「初球から振ろうと決めていた。２死からつないだチャンスだったので、絶対に（走者を）かえしたいと思った」（河北新報）

  2015年09月15日

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  今日の狗鷲軍団！！　対埼玉西武（23回戦）

   ○東北楽天３－０埼玉西武（コボスタ宮城　１５，０３２人）（埼玉西武１６勝７敗）（勝）則本（８勝１１敗）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（Ｓ）松井裕（３勝２敗２９Ｓ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敗）岸（５勝６敗）本　ウィーラー１０号（２　岸）埼玉西武　岸－炭谷、岡田　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東北楽天　則本、青山、松井裕－嶋　東北楽天は投打がかみ合い、連敗を２で止めた。先発則本は七回まで毎回の１１奪三振で無失点と好投し、８勝目を挙げた。３番手松井裕が２９セーブ目。打線は四回、ウィーラーが左越えに先制の１０号２ランを放った。八回は聖沢の中犠飛で１点を加えた。　西武はクライマックスシリーズ（ＣＳ）への自力進出がなくなった。先発岸は８回３失点で６敗目。　２－０の七回２死二塁、東北楽天の則本はフォークボールで、栗山を空振り三振に仕留めると、右の拳でグラブを２度強くたたいた。「制球が定まらず球数が増えた。最後の力を振り絞って投げた」。肌寒さを感じ始めるコボスタ宮城で、ファンを熱くする１３５球を投じ８勝目を挙げた。　西武・岸とのエース対決は今季３度目。８月１８日の前回は自らの暴投で決勝点を献上し、０－１で敗れた。「何とかやり返したい」。その思いをボールに込めた。最速１５０キロの直球と落差のあるフォークボールを駆使し、立ち上がりは４者連続空振り三振を奪った。四回無死二塁も、３者連続三振で切り抜けた。　無失点でマウンドを降りたのは６月１４日、中日を完封して以来２度目。昨季７完封の右腕も今季は一球に泣く登板が多かった。「もう少し早くこういう投球をしたかった。けど、良かった」。強力打線に三塁を踏ませず、試合後はほっとした表情を見せた。　奪三振数を１８３まで伸ばし、２位の日本ハム大谷（岩手・花巻東高出）に１０の差をつけた。「彼、いっぱい三振取るんで、また頑張ります」。お立ち台で、奪三振王の座を守り抜く決意を示した。＜聖沢諒外野手（３試合ぶりに先発出場。八回にダメ押しの中犠飛）＞　「（岸は）球の切れがいい投手なので、ファウルで追い込まれないよう気を付けた。早いカウントで仕留められた」＜高村祐投手コーチ（則本の投球に）＞　「三振も取れて、踏ん張れて、しっかり投げ切れた。危なかったのも（左飛になった）メヒアへの１球ぐらいだった」（河北新報）

  2015年09月14日

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